皮が固いナスってどうやって食べたらいいんだろ?
やっぱり皮をむくしかないのかな?
ナスは皮に栄養が多いから、むいてしまうのはもったいないわよね。
今回は、皮の固いナスの美味しい調理法など紹介するわ!
茄子の皮が硬いときは、適切な下処理で解決できます。
特に茄子の皮には栄養が豊富なため、皮を剥くのはもったいないことがあります。
今回は、茄子の硬い皮を柔らかくするための方法をご紹介します!
皮の固いナスの食べ方のポイント
皮の固いナスは、全ての皮をむく方法もありますが、皮にも栄養があるナスは、以下の方法で柔らかくなります。
しま模様に皮をむく
茄子のヘタを取り、ピーラーで皮をしま模様に剥きます。
これにより、皮を全部剥かずに済みますし、食べる際に皮が口に残りにくくなります。
かくし包丁を入れる
ヘタを取り除いた後、茄子を半分に切り、皮目に斜めに切れ目を入れます。
格子状になるように両方向に切れ目を入れることで、調理時に茄子に味が染みやすくなります。
いずれの方法も、茄子を適当な大きさに切った後に水に10分ほどさらしてアク抜きをするのがおすすめです。
水から上げた後は、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ってください。
揚げナスの皮が固い場合
揚げナスの皮が固い場合も、格子状の切れ目を入れることで固さが和らぎます。
既に漬物になっているナスはリカバリーが難しいですが、漬ける段階では砂糖を普段より多めに使うと皮が柔らかくなるとされています。
レンジで下茹でする
ヘタに切り込みを入れて、丸ごとラップに包み、600Wのレンジで茄子1本につき約2分加熱します。
加熱時間は茄子の大きさやレンジのワット数に応じて調整します。
塩をふる
茄子をカットした断面に塩を振ります。
塩を振ってしばらく置くと、水分が抜けて茄子が柔らかくなります。
塩味がつくので、調味料の量に注意が必要です。
切り方を工夫する
茄子を輪切り、半月切り、乱切りにすることで、繊維を断ち、柔らかく仕上げることができます。
輪切りや半月切りは火の通りが早く、乱切りは味が染み込みやすいです。
焼き方を工夫する
- 油を多めに使う
油を多めに使うと茄子が柔らかくなりますが、油の吸いすぎに注意が必要です。 - オーブンやグリルで焼く
じっくりと焼くことで、茄子が柔らかくなります。
香ばしさもプラスされ、カロリーも抑えられます。 - 蒸し焼きにする
フライパンで蒸してから焼くと、茄子が柔らかくなり、煮物にも向いています。
これらの方法を試すことで、硬い茄子でも美味しく調理することが可能です。
特にレンジを使用する方法は手軽で、忙しい日の調理にも便利です。
また、茄子の切り方や焼き方を工夫することで、料理の幅も広がります。
ナスの皮が固くなる原因
茄子の皮が硬くなる主な原因としては、生育中の水分や肥料の不足が考えられます。
家庭菜園で茄子を育てる場合、特に注意が必要です。
以下に固い茄子の特徴を紹介します。
皮がマットでツヤがない
水分を90%以上含む茄子は、水分が不足すると皮が固くなり、ツヤが失われます。
新鮮で柔らかい茄子は皮にハリがあり、ツヤツヤしていますので、購入時には皮の状態をチェックしましょう。
皮が茶色に変色している
茄子の表面に茶色い傷がある場合、これは栽培中の擦れ傷や、出荷時のダメージが原因です。
茶色くなった部分では皮が固くなっています。
これらの茄子は腐敗しているわけではないので食べられますが、購入を避けるか、皮を剥いて調理するのが良いでしょう。
通常よりも大きいサイズ
茄子が通常より大きい場合、収穫が遅れたことが原因で皮が固くなっている可能性があります。
大きい茄子は可食部が多いように感じますが、食べると皮の固さが気になることが多いです。
購入時には、他の茄子と比較して異常に大きいものは選ばない方が良いでしょう。
これらの特徴を踏まえて、茄子の選び方に気を付けることで、食感の良い、柔らかい茄子を楽しむことができます。
皮の固いナスも調理法によって柔らかくなる! まとめ
茄子はその淡白な味わいから、さまざまな料理に合わせやすく、非常に使い勝手の良い野菜です。
加えて、栄養価も高く、健康的な食材としても注目されています。
ただし、茄子は鮮度が命ですので、購入後はなるべく早めに調理してお召し上がりになることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!