じゃがいもに火を通してもシャキシャキなのは逆に危ないって本当? | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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じゃがいもに火を通してもシャキシャキなのは逆に危ないって本当?

じゃがいもに火を通してもシャキシャキのまま? 料理・スイーツ

時々、じゃがいもが火を通してるのにシャキシャキになるんだよね。

これって、大丈夫なのかな?

普通なら火を通せば柔らかくなるはずだけど…。

今回は、じゃがいもに火を通してもシャキシャキになる原因を紹介するわ!

じゃがいもは一般的には加熱して食されることが多いですが、加熱後もシャキシャキという経験をお持ちの方も少なくないでしょう。

今回は、じゃがいもが加熱してもシャキシャキである理由、その対策方法、そして確実に火を通すための加熱テクニックをご紹介いたします。

加熱してもじゃがいもがシャキシャキな理由

加熱してもじゃがいもが硬い理由にはいくつかの可能性が考えられます。

種類によっては硬いじゃがいももある

じゃがいもにはさまざまな種類があり、その中には元から硬いものも存在します。

また、成長過程で十分なでんぷんを生成できなかったじゃがいもは硬くなりがちです。

このような個体差は外見からは判別しにくいため、実際に加熱してみるまで分かりません。

保存期間が長すぎた

じゃがいもは比較的長期間保存が可能な野菜ですが、適切に保存されていない、または保存期間が長すぎると硬くなることがあります。

特に乾燥が進みすぎると、じゃがいもの水分が失われ、加熱してもシャキシャキのままになりやすいです。

十分に加熱されていない

じゃがいもは根菜類に分類され、その他の野菜と比較して火の通りが悪いです。

そのため、中まで十分に火が通っていない状態で加熱を終えてしまうと、シャキシャキのままになることがあります。

味付けのタイミング

煮物を作る際など、じゃがいもがまだ硬い状態で調味料を加えてしまうと、浸透圧の関係でじゃがいもの水分が抜け、結果的にシャキシャキになります。

特に電子レンジを使用する際には注意が必要です。

これらの原因を理解し、適切な対策を講じることで、加熱しても硬いじゃがいもに悩まされることなく、美味しい料理を楽しむことができます。

シャキシャキのじゃがいもは食べられる?

じゃがいもを加熱した際、まだ固いと感じることがありますが、これは実際に食べることができるのでしょうか?

その対策についてご説明いたします。

加熱してもなおシャキシャキのじゃがいもを口にした時、そのまま食べても安全かどうか疑問に思うことでしょう。

じゃがいもを加熱した後、シャキシャキの状態でも食べられるかどうかを解説します。

安心して食べられる

多くの野菜と同様、じゃがいもも煮る、炒めるなどの調理を施して食べることが一般的ですが、実は生のままでも食べることができます。

シャキシャキの状態で食べても問題はありません。

じゃがいもが生食不適とされる理由は、ソラニンやチャコニンといった天然の毒素を含んでいるからです。

これらの毒素は日光にさらされることで生成されます。

市販されているじゃがいもは、収穫後日光から守られて保管されており、毒素が健康に影響を及ぼす量は含まれていません。

なので、生のじゃがいもを食べても健康に大きな問題は生じません。

ただし、ソラニンやチャコニンは加熱しても分解されないので、これらの物質が多く含まれているじゃがいもを食べる際は、生食であれ調理後であれ注意が必要です。

消化不良のリスク

前述のとおり、じゃがいもは生で食べることができますが、大量に食べると消化不良を引き起こし、腹痛を引き起こすことがあります。

じゃがいもに多く含まれるデンプンは生の状態でβ−デンプンであり、消化が難しい特性を持っています。

このβ−デンプンは加熱すると消化しやすいα−デンプンに変わります。

β−デンプンは片栗粉にも使用されており、これを過剰摂取すると胃腸の不調を引き起こす原因となります。

加えて、じゃがいもには食物繊維も豊富に含まれています。

加熱しても食物繊維の量は減少しませんが、摂りすぎると便秘、下痢、腹痛、吐き気を引き起こすことがあります。

消化器官が未発達な幼児や高齢者、胃腸が弱い人はじゃがいもをしっかり加熱して食べることをお勧めします。

再加熱で改善

加熱してもシャキシャキ状態のじゃがいもは、食べられるとはいえ美味しくないと感じることがあります。

そんな時は、加熱不足を考えて再加熱してみましょう。

例えば、煮物の場合は、そのまま15分ほど再加熱します。

炒め物など直接加熱すると焦げてしまう場合は、耐熱皿に乗せて水を少々振りかけ、ラップをして600wで1分ほど加熱してください。

ただし、加熱しすぎると水分がなくなり、逆に固くなってしまうので、加熱時間を見ながら調節してください。

じゃがいもを上手に加熱するコツ

じゃがいもをしっかりと加熱するためのポイントを以下にまとめました。

新鮮なじゃがいもを選ぶ

新鮮なじゃがいもを選ぶことが大切です。

時間が経過すると水分が抜け、固くなってしまうことがあります。

柔らかく美味しいじゃがいもを食べたいなら、新鮮なものを選んでください。

新鮮なじゃがいもの特徴

●凸凹が少なく滑らかな形
●重みがあり、丸みを帯びている

購入時には判断しにくいですが、切ったときにみずみずしく、中に筋がないものが新鮮です。

乾燥しているものは、加熱しても柔らかくなりにくいので注意してください。

レンジでの加熱に注意

じゃがいもを加熱する方法は様々ですが、特にレンジで加熱する際は注意が必要です。

じゃがいもは水分量が少ないため、レンジで加熱すると固くなりがちです。

じゃがいもをレンジで加熱する際は、ラップをして水分を閉じ込めるか、蒸し器を使用するとよいでしょう。

同じサイズにカット

じゃがいもを加熱する際、大きさにばらつきがあると加熱ムラが生じます。

全てのじゃがいもが均等に加熱されるよう、なるべく同じサイズにカットしてください。

十分な加熱時間を確保

じゃがいもの硬さは加熱時間によって異なります。

一般的には中火で15分から20分程度が目安ですが、じゃがいもの大きさや調理器具によって加熱時間は変わります。

しっかりと加熱するために、十分な加熱時間を確保してください。

じゃがいもがシャキシャキな原因を知ろう! まとめ

じゃがいもはシャキシャキの状態でも食べられますが、美味しくするためにもしっかりと加熱することをおすすめします。

加熱時間や方法に注意し、美味しいじゃがいも料理を楽しんでください。

最後までお読みいただきありがとうございました!