チョコブラウニーは初心者向け?
バレンタインの手作りスイーツと言えば、チョコブラウニーが人気だよね!
僕もチョコブラウニーなら作れるかと思ったんだけど、焼き加減が難しいんだよね。
型の大きさによっても、焼き時間は変わるみたいだし。
そうね。オーブンの種類や型の種類、大きさなどによっても焼き加減は変わって来るわ。
でも、基本さえ押さえれば、失敗が少ないのがブラウニーの良い所よ?
今回は、ブラウニーの焼き加減の目安と生焼けになる原因を紹介するわね!
こんにちは。トレトレです。
日本のバレンタインと言えば、男性にチョコを渡す風習がありますが、女性の中にはできれば手作りのチョコスイーツをと考える方も多いと思います。
そんな時にぴったりなのが、チョコブラウニー。
スポンジケーキなどより簡単に作れるので人気がありますが、問題は焼き加減です。
今回は、バレンタインの時期に作りたい、チョコブラウニーの焼き加減の目安や、失敗する原因などご紹介しますね!^^
ブラウニーの焼き加減が足りない時は?
ブラウニーを焼いていると良くある失敗は、中が生焼けでどろどろしてしまうこと。
私も以前ケーキ型を新調した時に、中がなぜか生焼けになって困りました。
ケーキを焼いて型から外そうと、シートを持ち上げたら、中央の生地が割れるというか凹んでしまい、その時に「あー!生焼けだったー!」と焦ったものです。
ブラウニーは焼き加減が難しい部分があり、生焼けにしないようにと焼き時間を長くすると、今度は表面が焦げてしまうなんてことも多々あります。
一見初心者向けに見えるチョコレートブラウニーですが、焼き加減に関して言えば、ちょっと上級者向けなんですね。
チョコレートブラウニーがちゃんと中まで焼けているか調べる方法として、一番簡単なのは竹串を中央の生地に刺してみることです。
焼けていれば、竹串に生地がくっつかないので、目安になります。
もし竹串を刺してみて、生地がくっつくようなら、更に5~8分ほど焼き足してみてください。
焼いた後取り出す時には、もしもの場合(焼けていない場合)を考えて、しっかりとオーブンの温度が冷めないように、扉を閉めておいてください。
オーブンが冷めていなければ、もう一度加熱して、もし焦げが心配なら、上にアルミホイルを軽くかぶせてから、5~8分焼き足せばOKです。
チョコレートブラウニーは焼き加減が命なので、まずは一度作って練習してから、自分の持っているオーブンでの最適な焼き時間を見つけてみてくださいね。^^
ブラウニーの焼き加減で失敗する原因は?
チョコレートブラウニーの焼き加減で失敗する原因は、主に4種類ありますので、以下にご紹介しますね。
どれか一つ、もしくは複数当てはまった時は、原因から焼き加減が足りないか多すぎるかの確認をしてみてください。
原因①オーブンの設定温度が高すぎるから
チョコレートブラウニーを焼いた時に、表面は焦げる寸前まで焼けているのに、中はまだドロドロの焼き加減だった場合は、オーブンの設定温度が高すぎる可能性があります。
実はオーブンはどれも同じではなく「性能」「季節」「生地の温度」「オーブン自体のクセ」「材料の配合」「気温」などで設定温度が前後することも。
またネットで出回っているレシピの中には、高温になりやすいガスオーブンのレシピの場合もあるので、レシピの温度はあくまで目安と考えて、まずは一度作ってオーブンの最適の焼き加減を見つけてください。
原因②予熱をかけていなかったから
生地の下部分がちゃんと焼けていても、上部分が生焼けと言う場合は、きちんとオーブンの予熱を書けていない可能性があります。
予熱をちゃんとかけていないと、生地が庫内に入った状態になるので、じわじわと設定温度まで温度が上がっていきます。
するとどうなるかと言うと、オーブンのヒーターに近い場所から焼けていき、遠い場所はなかなか焼けないなどの焼きムラができるんです。
焼きムラができることで、一部分だけ焼き加減がおかしくなり、生焼けになることもあるんですね。
原因③オーブンの設定温度が低すぎるから
原因①の時と逆パターンですが、オーブンの設定温度が低すぎても、中まで焼けずに生焼けになることがあります。
ちょうど良い焼き加減にするには、設定温度が高すぎても低すぎてもダメです。
参考にしたレシピ通りに焼いても、必ず最適の焼き加減になるとは限らないので、あくまで目安と考えましょう!
原因④生地の厚みがありすぎるから
チョコレートブラウニーを焼く時には、色々なケーキ型が使えます。
一般的なスクエア型もあれば、パウンドケーキ型でも焼けるのがチョコブラウニーの素敵な所。
ただ、レシピを参考に作る時には、どのサイズで焼かれているかを確認する必要があります。
参考にしたレシピのケーキ型が20cmだったのに、18cmで作ったなどの場合は、そのまま焼くと生地に厚みが出てしまい、中まで焼けないという失敗が多いです。
冷やしてもチョコブラウニーは固まらない?
チョコレートブラウニーの焼き加減に失敗してしまった時、チョコレート菓子なのだから、冷やせば固まるのでは?と思ったことはありませんか?
でもこれは不正解で、チョコレートブラウニーの焼き加減が足りなくて生焼けになった場合は、冷やしても固まることはありません。
なぜなら、冷蔵庫などで冷やして固まるのは材料に生クリームが入っている、トリュフや生チョコだけだからです。
なので、もしチョコレートブラウニーが固まらない時には、ほぼ生焼けが原因ですので、ホイルをかぶせて5~8分程焼き足すようにしてください。
ケーキ型のサイズが違う時にはどうする?
もしレシピ通りのサイズのケーキ型がない場合は、分量を計算しなおして生地作りから変更するようにしましょう。
ちなみに、サイズ比による分量の計算方法は、こんな感じです。
【卵を使っているレシピの場合】
「材料の分量 × 変更したいサイズの卵の数 ÷ レシピに載っている卵の数 = 作りたいサイズに必要な分量」
もし卵を使うケーキなら、20cmから18cmに直す場合、型を一回り小さくする場合の計算式が使えます。
具体的には、サイズが一回り小さくなる場合は、卵を1個ほど減らせばOKです。
ただ、計算式はおおよその値なので、必ずしもうまく焼けるとは限りません。
なければ仕方のないことでもあるんですが、できれば、自分の持っているケーキ型のサイズに合ったレシピを参考にしてみてください。
【卵を使ってないレシピの場合】
卵を使っていないレシピの場合は、ケーキ型のサイズによって、材料全ての分量を減らしたり増やしたりしないといけません。
例えば、直径20cmのスクエア型のレシピで、直径18cmのスクエア型を使う場合は、こんな計算式になります。
「20cmの型の材料の分量 × 0.6 = 18cmの型の材料の分量」
ただ、この計算式は、基本的に目安ですし、デコケーキ型(丸型)を参考にした計算式なので、必ずしも正解とは限りません。
卵を使わないレシピの場合でも、やはり自分の持っているサイズのケーキ型のレシピを参考にしてください。
ブラウニーの最適の焼き加減を知るために!
それでは、チョコブラウニーを作る時の焼き加減の目安や焼き加減を知る方法、失敗する原因などご紹介してみました。
チョコレートブラウニーは、どっしりと濃厚な味わいが人気のスイーツですが、チョコが入る分焼き加減が微妙に変わるなど、色々な理由で生焼けになることもあります。
もし焼き加減が足りないなと思った時には、アルミホイルをかぶせて5~8分焼き足せば、しっかりと焼けることも多いです。
またケーキ型のサイズが違っても、焼き加減や材料の配合具合も変わってきます。
もし自分の持っているケーキ型のサイズが合わない場合の計算方法もご紹介していますので、あくまでも目安ではありますが、参考にしてみてください。
バレンタインのブラウニーの作り方として、記事が参考になりましたら嬉しいです!^^