ナスは油をよく吸うって本当?
ナスって夏に美味しい野菜だけど…。料理する時にすごく油を吸っちゃうんだよね。これって普通なのかな?
確かに…ナスは油をよく吸うわね。
でもね、実は油少な目で作るコツがあるの。
今回はナスがよく油を吸う理由と油少な目で作るコツを紹介するわね!
こんにちは。トレトレです。
なすと言えば、夏と秋が旬ですが、料理の際に油を吸ってしまって、脂っこくなるという経験はありませんか?
実は、ナスが良く油を吸うの自体は、別に不思議なことではなく、自然な現象なんです。
今回は、ナスが油を吸う原因と、油少な目で調理するポイントなどご紹介しますね!
なぜナスは油をよく吸うのか?
ナスを調理する時に、油を沢山吸うので、これ大丈夫かな?と思った経験はありませんか?
我が家でも夏になると茄子の料理が多くなりますが、炒めるだけでも、かなりの油を吸うので、せっかくのヘルシー食材が…と油の量が気になります。
では、なぜナスは油をよく吸うのか?といえば、ナスの水分量が関係しています。
水分量が多いナスは、炒める時に水分が外に出ますが、その水分の代わりに油を吸ってしまうんですね。
逆に水分量が少ない食材は、水分の代わりに油を吸うことも少なくなります。
水分が外に出る分、その代わりに油を吸ってしまうからこそ、水分量の多いナスが油を吸う原因になってるんです。
水分量が多い野菜と言えば、他にきゅうりもありますが、ナスもそれに劣らず水分量が多く、ナスの全体の9割ほどは水分で出来ています。
だからこそ、大量の油を吸ってしまいます。
では、ナスが油を吸わないようにするにはどうしたら良いかですが、調理前にナスの水分を外に出してやる方法があります。
簡単な方法として、まずナスをカットし、その断面に塩を振りかけます。
10分ほど置けば水分が染み出てくるので、それをキッチンペーパーで拭き取れば、水気も取れますし、あく抜きもできると一石二鳥の方法です。
ナスの油少な目で料理するコツ
ナスが油を吸う量を少なくするコツは、上記でもご紹介しましたが、まず水分を外に出すという方法の他に、レンジで調理するのもおすすめです。
まず、ナスの全体に油を適量絡め、ラップをしてレンチンします。
こうすることで、ナスもくたっとせず、かつ色も変色しないで美味しく出来上がります。
以下に、レンジで調理するナスのレシピもご紹介しますね。
★レンジで完結!めんつゆ仕立てのなすのレンジ蒸し♪
【材料:4人分】
なす…4本 | 万能ねぎ…2~3本 | 天かす…大2 |
サラダ油…大4 | めんつゆ…大3~4 |
【作り方】
- なすはヘタを取り、皮目に斜めに格子状に切れ目を入れてから、食べやすい大きさに切ります。
- 耐熱容器(今回はイワキのケーキ型20cm角を使いました。)になすを並べ、サラダ油を回しかけます。
- 続いて、めんつゆも回しかけましょう。
(濃いめの味付けになるので、気になる方はここで加減してみてください。) - 天かすを振り入れます。(お好みで)
- 万能ねぎは小口切りにします。
- 耐熱容器にラップをふんわりとかけ、レンジで6~8分加熱しましょう。
- なすがしんなりしたらOKです。
- 器に盛りつけ、ネギを散らしたら出来上がり!
こちらのレシピは、ナスに油を回しかけて、レンジでチンする方法です。
ナスを4つ使いますが、ナス一個に対して、それぞれ大1の油の量で済みます。
炒める時の油の量を考えると、かなり油の量が減らせます。
もし油の種類を変えるなら、オリーブオイルに変更しても良いですね。
ナスの量が少なければ、大2ほどの油で済むので、ヘルシーに仕上がります。
天かすは入れた方が美味しいですが、油の量を減らしたいなら、省いてもOKです!
ある程度の油があった方がナスが色よく仕上がるので、もし綺麗な紫色にしたいなら、油の量を減らしすぎないように注意してみてください。
油で揚げた揚げびたしも美味しいですが、より手軽にしかも油を減らして調理ができるので、レンジでチンは有効だと思います。
耐熱皿もバットみたいな感じのがあれば(今回はガラス製のケーキ型を使ってます)、レンジで調理も簡単です。
ぜひ、レンジで調理して、油少な目でナスを調理してみてください。
ナスの油の量は減らせる!
ナスは栄養価が高いので、食べ過ぎると下痢になることもあります。
それくらい栄養価が高いため「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉が生まれたとの説もあるくらいで、夏バテを防ぐ意味でも、ぜひ食べたい食材ですね!
ナスの油の量を減らすことができれば、よりヘルシーな料理も作れるので、ぜひ、レンジでチンなどの料理法や水分を減らす方法を使ってみてください。