お茶やコーヒー飲料を買うと、注意書きがあるよね。
よく振ってからってどれくらい振ったら良いのかな?
飲み物の種類にもよるけど、おすすめの振り方もメーカーから紹介されてるわ。
今回は、正しい振り方を紹介するわね!
ペットボトルや缶に入ったお茶やコーヒー飲料には、「よく振ってからお飲みください」という指示が記載されているものが見られます。
このような表示がある商品をどのようにして振ればいいのか疑問に思った経験はありませんか?
正しい振り方について知っていますか?
よく振ってからお飲みくださいの正しい振り方
成分が均等に混ざらない場合があるため、単純に上下に振る方法は推奨されません。
まず、どのような飲み物を開ける前に振ると良いのでしょうか?
担当者によれば、コーヒーやお茶、果汁、ミルクなど沈殿しやすい成分を含む飲料に『飲む前によく振ってください』とアドバイスしています。
例えば、伊右衛門には、石臼で細かく挽いた抹茶を豊富に使用しており、時間が経つにつれて抹茶が固まりやすくなります。
正しい振り方は?
担当者によると、顧客がしばしば行う上下に振る動作では、成分が偏りがちになります。
開封時には、最初は味が薄く感じられ、後半になると成分が濃くなるなど、味にムラが出やすいです。
そのため、以下のような方法が推奨されていると言います。
■小容量ペットボトルの場合
- ボトルの中心を握る。
- ボトルを横にして、キャップを左右に軽く振る。
■大容量ペットボトルの場合
- 中央を持ち、ボトルを横にして、キャップが半円を描くように振る。
■缶飲料の場合
「上下を逆さまにして数回振る」という方法で、中身が均一に混ざるようにします。
振らずに飲んでくださいとの違い
なお、缶飲料にも「よく振ってから飲んでください」と指示している商品と、「振らずに飲んでください」と指示している商品がありますが、これらには何が違うのでしょうか?
充填方法によっては、開封時に内容物が噴出する恐れがあるため、炭酸飲料のように内圧が高い商品では注意が必要です。
また、茶葉や果汁が沈殿しないよう、“軽く振ってください”と指示されている商品もあります。
缶の種類によっても、陽圧を利用したものや陰圧を利用したものがあり、これにより推奨される振り方が異なりますと説明しています。
再利用してはいけないペットボトル
ペットボトルの再利用がなぜ危険なのか、具体的なリスクを考えてみましょう。
水筒としての再利用は健康を害する恐れがあります。
ペットボトルとして再利用は食中毒の危険性あり
ペットボトルを再利用して水筒のように使うことは避けるべきです。
直接口を付ける行為により、細菌の繁殖地となり、食中毒の原因になることがあります。
口をつけずとも、ボトルの底部に残留する水分によって細菌が繁殖する場合があります。
さらに、殺菌のために熱湯を使用すると、ペットボトルの形状が損なわれる恐れもあります。
洗剤や薬品を入れた保管は避けるべき
洗剤や薬品など、飲料以外のものをペットボトルに入れて保管することは大変危険です。
これらの内容物を誤って摂取すると、重大な健康被害を引き起こし、最悪の場合は命に関わる事態も発生します。
たとえ少量であっても、健康への影響は甚大ですので、飲料以外を入れることは絶対に避けましょう。
凍結による容器の変形
ペットボトルに入れた液体を凍らせると、容器が膨張し形が変わる恐れがあります。
また、凍結した液体が解凍する過程で、細菌が繁殖しやすくなりますので、凍らせた後の飲用は危険です。
ペットボトルを使い終わった後の適切な処理方法
使用済みのペットボトルは、次のような方法で適切に処理しましょう。
- クラフトやガーデニングでの再活用
- 子供のおもちゃや水やり用の道具として活用
- リサイクルのために適切に分別して廃棄
ペットボトルに水を入れ再利用する行為自体は問題ありませんが、飲用を避け、工作や植物の水やりなど別の用途で利用しましょう。
再利用の際には安全に留意して、多彩な方法での活用が推奨されます。
自治体の指示に従い、切断したペットボトルも正しく処理することが大切です。
よく振ってからお飲みくださいは左右にも振るのがコツ まとめ
以上が、ペットボトルや缶飲料で「よく振ってからお飲みください」と書かれていた場合の正しい振り方でした。
逆に「振らないでお飲みください」とのタイプもありますが、これは缶の質であったり、炭酸飲料などが噴き出す恐れがあったりするからです。
また、ペットボトルは再利用がNGな商品でもあるので、振り方だけでなく、正しい扱い方を覚えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!