もやしって安いから衝動買いすることも多いけど。
なんで、あんなにも傷みやすいのかな?
もやしなら食費も大助かりだけど、確かに傷みやすいわよね。
今回は、もやしが傷みやすい3つの理由など紹介するわ!
最近になって、物価高の影響でもやしの価格も上がりましたが、それでも安い野菜の代名詞でもあるもやしは食費の手助けになりますよね。
今回は、もやしがなぜ傷みやすいのか理由などご紹介します!
もやしが傷みやすい3つの理由とは?
もやしが傷みやすいと言われる理由には、以下の3つが考えられます。
- 水分が多いから
- 成長途中だから
- 細菌が繁殖しやすい環境だから
などの理由がありますが、それぞれの原因などを詳しく見ていきましょう。
理由①水分が多いから
もやしが傷みやすい一番の理由は、もやしが大変水分の多い野菜だからです。
他の野菜と水分量を比較してみると、もやしは水分が多いことがわかります。
- もやし:95.9g
- みょうが:97.1g
- チンゲン菜:96.0g
- 生姜:96.3g
- レタス:95.9g
どの野菜も傷みやすいものばかりですが、もやしはあれだけシンプルに量も小さいのに、かなりの水分を含んでいるんですね。
野菜が腐る理由は、微生物の繁殖に水分が必須だからで、その意味でも水分量の多いもやしは傷みやすいと言われます。
理由②成長途中だから
もやしは、水耕栽培されることが多いですが、実は豆の発芽部分であることを知らない方も多いと思います。
この酵素の働きもまた、もやしを傷みやすくしている原因でもあります。
理由③細菌が繁殖しやすい環境だから
もやしは成長途中だと書きましたが、成長させる時に、熱や薬品で除菌してしまうと、肝心の発芽が見込めません。
そのため、強い殺菌力のある薬品などは、豆の発芽力が落ちるため使えなくなっています。
現在の所、もやしの栽培環境は業者も頭を悩ませている部分です。
なので、できるだけもやしを長持ちさせたいなら、微生物の繁殖を抑えるため、低温で保存することが大切なんです。
もやしを長持ちさせる方法とは?
もやしを長持ちさせるなら、多くの人が取っている対策は冷蔵庫で保存することですよね。
ただ、単に冷蔵庫で保存するのではなく、あるひと手間を加えるだけでも、さらにもやしが長持ちします。
「水を多くしたら傷みやすくなるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、この1工程で、もやしのシャキシャキ感が長持ちするので、ぜひやってみてください。
以下に、冷蔵庫保存と冷凍庫保存のコツも合わせてみていきましょう。
冷蔵庫保存のコツ
もやしの冷蔵庫保存のコツは、上記でも軽くご紹介しましたが、水を注いだ容器に入れるのがポイントです。
ただ、2日に一度は水を入れ替える必要があり、新しい水でないと細菌の温床になるので気を付けましょう。
また、水に浸したままの状態を長く続けると、ビタミンCなど水溶性の栄養成分が流れ出ていってしまいます。
なので、しばらく使わないという場合は、冷蔵ではなく冷凍保存にするのがポイントです。
冷凍庫保存のコツ
もやしを長期保存したいなら、冷凍庫で保存すると、保存状態が良ければ、1か月は長持ちすると言われています。
こちらも具体的な保存方法をご紹介すると、購入した袋のままで冷凍庫に入れるだけです。
冷凍庫保存は、案外使える方法なので、すぐに食べる予定がないなら、ぜひ試してみてください。
もやしが傷みやすいのは水分量などが影響 まとめ
それでは、もやしが傷みやすい3つの理由やもやしを長持ちさせる方法などご紹介してみました。
もやしは、水分量が多く、また栽培環境によって細菌が繁殖しやすいなどの理由から、他の野菜よりも傷みやすいと言われています。
もやしを長持ちさせたいなら、冷蔵庫保存や冷凍庫保存などの方法もありますので、参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!