パイは難しいけどコツさえつかめば大丈夫!
アップルパイが大好きなんだけど…
パイってすごく作るのが難しいイメージがあるよね。
そうなのよ!サクサクにするのって大変よね!
今回は、パイで失敗しないためのポイントを紹介するわね。
こんにちは。トレトレです。
スイーツの中でも作るのが難しいのがパイですよね!
私の中では、一番難しいのがマカロン、次いでパイだと思っています。
そんなパイですが、コツさえつかめば失敗もかなり防げるんです!
ということで、今回はパイで失敗しないためのコツをご紹介しますね!^^
パイ生地で失敗しないために…
パイって難しいイメージがありますが、実は温度管理さえしっかりとすれば、失敗しにくいスイーツでもあります。
以下にポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント①打ち粉の量は?
画像引用元:https://www.motherearthnews.jp/perfect-pie-crust/
パイ生地を伸ばすときには打ち粉が必須ですが、打ち粉が多すぎると生地に吸収されて固くなります。
また逆に、打ち粉が少なすぎると、台や麺棒などにくっついてしまいます。
多すぎず少なすぎない打ち粉は、失敗しないためのポイントでもあるんです!
とくに生地を折りたたむときには、少し打ち粉の量も多めになりますが、もし余分な粉を吸収してほしくないときには、余分な打ち粉を刷毛で払ってから伸ばすようにしてみてください!^^
ポイント②生地を叩いてゆるめる
画像引用元:息子達に残すレシピノート
パイ生地は温度差が大切なので、バターが溶けないようにと途中で何度か冷蔵庫で生地を寝かせます。
なぜ寝かせる作業が必要かといえば、バターを冷やすのはもちろんなんですが、生地のグルテンを弱めるために必要なんですね。
生地を寝かせたすぐ後は、バターが冷えて生地も伸ばしづらくなります。
そこで麺棒で軽く叩く、もしくは麺棒を生地に押し付けるようにして、生地をゆるめてみてください。
もし生地が固くなりすぎたときには、少し強めに叩いても大丈夫なので、伸ばしやすくなるように叩くか押し付けるなどして、しっかりと均一の厚みに伸ばしてくださいね。^^
ポイント③生地がだれてしまったら?
生地を伸ばしている最中に、生地が台にくっつくようなら、すぐに折りたたんでラップで包み、冷蔵庫に入れるのもポイントです!
無理をするよりも一旦冷やした方が生地も伸ばしやすくなり、その後の作業も簡単になります。
パイ生地作りをするときには、割と頻繁に冷蔵庫に出し入れするので、冷蔵庫のスペースを取っておいてください。
夏場はとくに生地がだれやすいので、ボールに氷水を用意しておき、その上にラップを当てて、手をしっかりと冷やしてから、作業を行ってくださいね。
ポイント④生地を冷やすときには乾燥に注意!
画像引用元:100均 Sweetsレシピ
生地を冷やすときには冷蔵庫に入れますが、実は冷蔵庫の中って乾燥しているんです!
生地をラップなどに包まずに冷やすと、乾燥して、生地にムラができる原因になります。
なので、生地を冷やすときには必ずラップで包んでから、冷蔵庫に入れましょう!
もし1時間以上寝かせる時には、固く絞った濡れ布巾で包んでから、ビニール袋にいれておけばOKです。
ただ、水分が多すぎる場合も生地がねちゃっとするので、布巾は必ずきつめに絞ってください。
またビニール袋に入れておけば、作業中断時もスムーズに移行できますよー。
ポイント⑤成形後は冷蔵庫で冷やす
画像引用元:通信教育部ブログ
生地を型に敷いたり寸法に合わせて切っている間も、生地の温度は上がっていきます。
手際よく作業すれば、そのまま焼いても大丈夫です。
ただ慣れないうちは、成形後も一旦冷蔵庫で冷やしてから焼いた方が失敗は少ないです。
焼き縮みも防げるので、とくに初心者の方は一旦冷蔵庫で冷やしてから焼いてください。
型抜き生地やタルト型に敷く、板状に伸ばす場合も、それぞれ成形後に冷蔵庫で冷やすのがポイントです!^^
ポイント⑥冷やした生地は高温で焼く
画像引用元:My best
そもそもパイ生地が膨らむのは、バターが一気に溶けて高温になり、周囲の粉をフライ状に加熱するからなんです。
焼くときの温度が低いと、バターが溶けるスピードが遅くなり、生地がべたっとしてサクサクのパイにはなりません。
オーブンの種類にもよるんですが、パイを焼くときの温度の目安は、200~220度です。
オーブンはしっかりと予熱する必要もありますし、フィリングを入れるとどうしても高熱は必要になります。
もし生地を空焼きするなら、型に敷きこんでからオーブンをセットし、温まるまでの間、生地を冷蔵庫で冷やしておけば、ロスタイムも少なくなり一石二鳥です!
ポイント⑦空気穴が必要なパイも…
パイ生地でリンゴやカボチャなどのフィリングを包むときには、空気穴が必須です!
パイ生地自体が膨らみすぎるのを防ぐだけじゃなく、フィリングの蒸気を逃がすためにも、空気穴は必要なんですね。
もし空気穴を入れないで焼くと、生地の合わせ目が外れたり、パイが破裂して怖い思いをします。
ナイフの先で切り込みを入れる、フォークで穴を開ける(ピケ)などパイの形によっても空気穴のあけ方は違います。
ただどちらにしても、中のフィリングに届くまで、深めの空気穴を入れるようにしてください。
パイ生地のポイントを押さえてサクサクの生地に!
それでは、パイ生地で失敗しないためのポイントをいくつかご紹介してみました。
パイ生地は作るのが難しいとされる分、成功した時の喜びは大きいです!
ぜひサクサクの生地で、美味しいアップルパイなど作ってみてくださいね。
それでは記事が参考になりましたら、嬉しいです!^^