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レモンのシフォンケーキで底上げ?失敗原因と対策など解説!

レモンシフォンケーキで底上げした時は? お菓子失敗あるある

レモンを使ったシフォンケーキって割と底上げの失敗が多いみたいだね。

どうやら、乳化不足っぽいんだけど、対策はあるのかな?

レモンは酸性度が高いせいかもしれないわね。

今回は、レモンシフォンを作る時に底上げする原因や対策など紹介するわ!

シフォンケーキでよくある失敗に「底上げ」がありますが、とくにレモンシフォンケーキを作る時に失敗が多いみたいです。

今回は、シフォンケーキで底上げの失敗が起こる原因や対策などご紹介します!

レモンシフォンケーキで底上げ?

画像引用元:シフォンケーキ研究所

レモンシフォンケーキでは、底上げの失敗は乳化不足、レモンの酸性度によって分離して底上げしている可能性もあります。

乳化とは、簡単に言うと「水と油などの本来混ざり合わないもの同士が、均一に混ざっている状態」を指すので、シフォンケーキで言えば、卵黄と砂糖を混ぜた後に、レモン汁や油を入れた時にしっかりと混ざっていないと、乳化不足で底上げが起きやすいそうです。

シフォンケーキが目が細かくふんわりとする理由は、卵白は弱アルカリ性ですが、それが中性に近づくほど、きめ細やかなしっかりとしたメレンゲが作れるからです。

やっぱり、乳化がちゃんと行えていると、メレンゲをしっかりと支えてくれるのかな?と思います。

もし、底上げで失敗されている方は、以下のポイントもぜひ参考にしてみてください。

シフォンケーキの底上げの原因と対策

画像引用元:Cotta

シフォンケーキの底上げの失敗の原因は、乳化不足以外にも考えられるので、以下にそれぞれの原因と対策を見ていきましょう。

原因と対策①乳化不足の可能性

卵黄生地を混ぜる時に、油を入れて混ぜて乳化させますが、ここが不十分だと底上げの失敗が起きやすくなります。

私がシフォンケーキを作る時にも、ここで乳化できるようにと、油を一気に入れず、少しずつ入れて乳化が完了してから、その後粉を混ぜます。

卵黄と油がちゃんと乳化していないと、混ざりきらなくて残った油分がメレンゲの泡をつぶしてしまい、結果、底の部分に空洞(底上げ)ができるみたいです。

もし、しっかりと乳化させたいなら、卵黄と砂糖を混ぜる時にも、白っぽくトロ―っと落ちるくらいまでは混ぜておいた方が失敗は少ないです。

ちなみに、私が以前作ったレモンのシフォンケーキがありますが、底上げしないレシピだと思いますので、参考にしてみてください。

甘酸っぱい!レモンカードとクリーム乗せシフォンのレシピ | トレーズの大家族レシピ
<所要時間:1時間以上 / 17cmシフォンケーキ型・底取>今回のレシピの内容レモンがあったので、しっとり系のシフォンケーキにしてみました。

もしくは、卵黄の生地だけを50度くらいの湯せんにかける方法もありますが、湯せんにかけたままだと、卵が固まってしまうので、私のように初心者なら、先に卵黄をふわっとするまで、もっと言えば、とろーっとするまで混ぜる方法が簡単だと思います。

原因と対策②レモン汁の入れ過ぎの可能性

レモンシフォンケーキでは、レモン果汁を入れて作りますが、レモン果汁が多ければ多いほど、気泡が大きくなりがちです。

私の場合、レモン汁は多めに入れる方ですが、酸性を和らげるため、ベーキングパウダーなどを使ってできるだけ酸性度を低くしています。

なので、メレンゲだけで膨らませる場合は、レモン汁の量を控えめにしないと、底上げなどの失敗に繋がりやすくなるのかもしれません。

ベーキングパウダーは、17cmのシフォン型なら、小1/2ほど入れれば十分なので、レモンシフォンに限って言えば、メレンゲだけでなく、ベーキングパウダーを活用して、失敗を防いでみてください。

原因と対策③メレンゲがうまく作れていない可能性

卵白を泡立てて作るメレンゲですが、こちらもうまくできていないと、底上げや膨らみが足りないなどの失敗が起きやすいです。

メレンゲをうまく作りたいなら、対策としては「卵白を冷蔵庫で冷やしておく」「卵白に少量のレモンか酢を加える」「砂糖を一気に加えない」などがあります。

卵白は実は温度が高い方が泡立ちやすいんですが、きめの細かいメレンゲを作りたいなら、使うまで卵白だけ冷蔵庫で冷やしておくのも1つの方法です。

後は、卵白に少量の酢やレモンを加える方法もありますし、中には泡立てるボールの表面にレモン汁を塗るという方もいます。

卵白はアルカリ性なので、酸性のレモンなどを加えて中性に近づけることで、泡立ちやすくなります。

また、砂糖を2回か3回に分けて加えると、卵白の粘土が徐々に高くなるので、角が立った固めのメレンゲが作れるので、砂糖を一気に加えないのもポイントです。

原因と対策④焼く温度が適切ではない可能性

シフォンケーキは、焼く時の温度が高すぎても低すぎても底上げしてしまうことがあります。

たとえば、温度が低い状態で焼くと、底がしっかりと焼けていないので、冷ましている間に落ちてくぼんでしまう可能性、逆に温度が高い状態で焼くと、水蒸気の逃げ場がなくなり空洞になる可能性などが考えられます。

また、シフォンケーキに限ったことではないですが、オーブンの予熱が終わってからでないと、ケーキに十分に火が通らないので底上げなどの失敗が起きやすいです。

ケーキを焼く時には、必ず指定した温度まで庫内が温まってから、ケーキ型を入れるようにしてみてください。

レモンシフォンケーキで底上げしないために まとめ

それでは、レモンシフォンケーキを作る時に、なぜ底上げなどの失敗が起こるのか、原因やそれぞれの対策などご紹介してみました。

私はレモンシフォンケーキが好きでよく作るのですが、幸いにも今まで底上げしたことはありません。

底上げの原因は、ケーキ型の種類にもよりますが、まず乳化が不十分ではないか、またメレンゲはしっかりと角が立っているか、レモン汁を入れ過ぎていないかなどチェックしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!