
12月28日は身体検査の日だね!
何でも昔と今では、検査方法が大分違うって聞いたけど…。

そうなのよ!明治時代は検査項目が今と全然違うの。
今回は、12月28日が身体検査の日になった由来など解説するわ!
今日は12月28日、実は「身体検査の日」なんです。
私、この話を知った時、思わず「えっ?」と声が出てしまいました。
12月28日は身体検査の日

というのも、明治時代の学校での身体検査で測っていた項目が、現代とはかなり違っていたんです。
今日は、その驚きの内容についてお話ししたいと思います。
- 1888年(明治21年)12月28日に文部省が定めた身体検査
- 今とは全く違う、明治時代の検査項目
- お尻周りまで測定していた意外な理由
- 両手を広げて計測する不思議な検査
- 時代と共に大きく変化した身体検査の歴史
現代の学校の身体検査といえば、身長・体重・視力などが一般的ですよね。
でも、明治時代に始まった頃の検査項目を見ると「えっ、そんなところまで?」と驚くものばかりなんです。
臀囲(でんい)とは
驚きの検査項目の1つ目が「臀囲(でんい)」です。
これはなんと、お尻の周りを測るという検査です。
今の時代なら「ちょっと待って!」となりそうですよね。
指極(しきょく)とは
次に面白いのが「指極(しきょく)」という検査。
これは両手を水平に伸ばした時の長さを測るものなんです。
私、この話を聞いた時「なんでそんなことを?」と不思議に思いましたが、体の発達度合いを調べる大切な指標だったんですって。
肺量とは
そして「肺量」という検査も行われていました。
現代でいう肺活量測定のようなものですね。
でも、当時はまだ精密な測定器具がなかったはず。
どうやって測っていたのか、すごく気になります。
握力検査
ちなみに、握力検査も行われていました。
これは今も変わらず続いている数少ない検査項目の一つですね。
体力測定の定番として、100年以上も前から重要視されていたんです。
1年に1回4月に行われる検査

面白いのが、これらの検査が1年に1回、しかも4月に行われると決められていたこと。
「なんで4月?」と思いましたが、新学期が始まる時期に合わせていたんですね。
今考えると、なるほどと納得です。
でも、このような詳しい検査項目は、約10年で大きく変更されることになります。
1897年(明治30年)になると、「学生生徒身体検査規程」という新しい規則が作られ、検査内容がずいぶんとシンプルになったそうです。
検査内容が変更された理由
なぜ変更されたかというと、あまりに検査項目が多すぎて、学校現場が大変だったからだとか。
確かに、お尻周りを測ったり、両手を広げて長さを測ったり、かなり手間のかかる作業だったと想像できます。
今では笑い話のように聞こえる明治時代の身体検査。
でも、当時としては最先端の科学的な取り組みだったんですね。
時代別の健康管理の形
私たち親世代が受けてきた身体検査と、子どもたちが今受けている身体検査。
そして、その元となった明治時代の身体検査。
時代と共に変化してきた検査内容を見ていると、その時代に必要とされる健康管理の形が見えてきますね。
昔の学校の様子を知ると、今の学校生活がどれだけ快適になったのか、つくづく実感します。
皆さんのお子さんやお孫さんに、こんな昔話をしてみるのも面白いかもしれませんね。
身体検査の日はいつもドキドキ まとめ
身体検査の歴史を振り返ると、教育における健康管理の大切さを改めて感じます。
これからも時代と共に変化していくのでしょうが、子どもたちの健やかな成長を見守る仕組みとして、ずっと続いていってほしいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!