
ねぇねぇ、こんにゃくって生でも食べられるのかな?
刺身コンニャクがあるくらいだから、平気だよね?

それが…普通のコンニャクは無理みたい。
今回は、こんにゃくが生で食べられない理由を紹介するわ!
みなさんも食卓でおなじみのこんにゃく。
実は私、先日とんでもない勘違いをしてしまったんです。
こんにゃくを生で食べて失敗した話

その経験から学んだことを、今日はみなさんにお伝えしていきたいと思います。
まずは、今回お伝えしたいポイントをまとめてみました。
- こんにゃくは生で食べられると思っていたけど、実はNG
- 手作りこんにゃくでも下処理は必須だった
- アク抜きをしないと意外な結果に
- 意外と知られていない正しい下処理の方法
- 手作りこんにゃくのメリットとは
実は先日、父が畑仲間からもらってきた生のこんにゃく芋を使って、初めて手作りこんにゃくに挑戦することになったんです。
74歳の父は「昔は家でよく作っていた」と言うのですが、私にとっては初めての経験。
こんにゃくは生で食べられると思っていた
そこで、せっかくの新鮮な生芋なのだから、手作りこんにゃくなら生でも食べられるのでは?と考えたんです。
でも、これが大きな間違いでした。
実は、こんにゃくは手作りであっても、生で食べるのは避けた方が良いんです。
その理由について、私の失敗談と一緒にお話ししていきますね。
手作りこんにゃくの特徴
まず、手作りこんにゃくの特徴から説明させてください。
生のこんにゃく芋から作るこんにゃくは、実はスーパーで売っているものとはちょっと違うんです。
市販のこんにゃくのほとんどは、こんにゃく芋の粉末から作られています。
それに比べて生芋から作るこんにゃくは、風味が豊かで食感も独特。
これは私も実際に作ってみて驚きました。
ただし、ここで重要なポイントがあります。
必ずアク抜きが必要
それは、生芋から作ったこんにゃくでも、必ずアク抜きが必要だということ。
私は最初、手作りだから生でも大丈夫だろうと思って、できたてのこんにゃくを口に入れてみたんです。
すると…強烈な生臭さと、なんとも言えない不快な味が広がりました。
この時の衝撃は今でも忘れられません。
母が「だから言ったでしょ」と笑っていたのを覚えています。
特有の生臭さの原因
実は、こんにゃく芋には「トリメチルアミン」や「ジメチルアミン」という成分が含まれているんです。
これらは魚にも含まれている成分で、あの特有の生臭さの原因になっています。
さらに面白いことに、これらの成分はアルカリ性の環境で臭いが強くなる性質があるそうです。
ですから、手作りこんにゃくであっても、アク抜きは絶対に必要なんです。
私の場合、この失敗をして初めて、母や父が昔から当たり前のように行っていた下処理の重要性を理解できました。
正しいアク抜きの方法

では、正しいアク抜きの方法をご紹介しますね。
これは父から教えてもらった方法で、確実に臭みを取ることができます。
- まず、こんにゃくを食べやすい大きさに切ります
- 全体に塩をまぶして、優しく揉み込みます
- 塩を水でよく洗い流します
- お湯を沸かして2~3分茹でます
- ザルに上げて水気を切ります
- 粗熱を取って完成です
この工程を丁寧に行うと、こんにゃく本来の美味しさを存分に味わうことができます。
私も実際にやってみて、市販のこんにゃくとは全く違う美味しさに感動しました。
こんにゃくを手作りするメリット
実は、こんにゃくを手作りすることには、意外なメリットもあるんです。
まず、材料が安く手に入れば、かなりの量のこんにゃくが作れます。
私の場合、父が無料でこんにゃく芋をもらってきてくれたので、材料費は水酸化カルシウムだけ。
これは薬局で数百円で購入できました。
また、手作りこんにゃくは市販のものと比べて、こんにゃく芋本来の風味や味わいを楽しめます。
食感もプリプリして、サクッとした歯ごたえがあるんです。
手作りこんにゃくの注意点
ただし、注意点もあります。
こんにゃく芋のアクは手荒れの原因になることがあるので、必ずゴム手袋を着用してください。
これは弟が手袋なしで手伝ってくれた時に、痛い目を見て学びました。
そして最後に、保存方法についても触れておきますね。
手作りこんにゃくは、ゆで汁と一緒にタッパーに入れて冷蔵庫で保管します。
私の場合、1週間程度は美味しく食べることができました。
手づくりこんにゃくは生で食べるのNG まとめ
みなさん、いかがでしたか?
私の失敗談から学んだ「こんにゃく」の意外な真実、参考になりましたでしょうか。
手作りこんにゃくは確かに手間はかかりますが、その分、味わい深い美味しさがあります。
アク抜きさえちゃんとすれば、スーパーのこんにゃくとは一味違う贅沢な食材を楽しむことができますよ。
みなさんも、機会があればぜひチャレンジしてみてください。
でも、くれぐれも私のように生で食べようとしないでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!