レシピを見つけたけどサイズが合わない?!
この前レシピを探してたんだけど…
レシピのケーキ型とサイズが合わなくてさ。
諦めるしかないのかなぁ。
大丈夫よ!
ケーキ型のサイズがわかれば、計算でどうとでもなるわ!
今回は、ケーキ型のサイズが違うレシピでの計算方法など紹介するわね!
こんにちは。トレトレです。
先日ある缶詰のレシピを探していて、これは!と思うものを見つけたんですが、私の持っていたケーキ型のサイズは、それよりも小さい…
そこで、計算してみて、レシピの分量を割り出しました。
せっかくレシピを見つけても、ケーキ型のサイズが合わないことって多々あると思います。
今回は、ケーキ型のサイズが違う場合のレシピの分量を量る計算式などご紹介しますね!
デコレーションケーキ型の計算式は?
それでは、まずデコレーションケーキ型のサイズ変換式をご紹介しますね。
ちなみに、私は15cmと18cm、21cmのデコケーキ型、丸型ですね。
そちらを持っているので、割とレシピは探しやすいんです。
ただ、よく使うのは21cmの方なので、計算式がわからないと分量もわからない事態に。
そんなときには、こちらの計算式を使ってみましょう!
丸型(デコケーキ型)の計算式は、(使いたい型の半径)2÷(レシピの型の半径)2=Xです。
18cmの丸型から15cmに変換!
実際に計算してみるとわかりますが、たとえば、18cm用のレシピの分量で15cmのケーキを焼きたい場合、計算式を使うと、0.7ほどになります。
つまり、分量を0.7倍すれば、分量がわかるんですね。
18cmの型の場合 | 15cmの型の場合 |
卵:150g | 卵:100g |
グラニュー糖:90g | グラニュー糖:63g |
薄力粉:75g | 薄力粉:52.5g |
バター:30g | バター:20g |
みたいな計算式になります。
ただ、卵って重さがわかりづらい面がありますよね?
もし卵の重さを計るのが面倒なら、卵1個(L玉)が60g、卵1個(M玉)が50g程度と覚えておくと便利です。
微妙な差はありますが、全卵の大体の重さを覚えておきましょう!^^
15cmの丸型から18cmに変換!
では、逆に15cmから18cmの大きな型で焼きたい場合…
計算式は、92÷7.52=81÷56.25=1.44となります。
およそ1.4倍の分量で焼けばOKなんですね。
ただ、1.4倍だと計算がちょっと複雑になるので、精密さを求めないなら、1.5倍で計算してもOKです。
ちなみに、私はいつも1.5倍で計算します。
この計算方法を使えば、18cmから21cmや、21cmから24cmに変換する時も、1.4~1.5
倍すれば大体の分量が出ますよー。
スクエア(角形)型の計算式は?
次に、スクエア(角形)型の計算式をご紹介しますね。
計算式は、(使いたい型の底面積)÷(レシピの型の底面積)=答え です。
私は20cm角のケーキ型しか持っていないので、今回は20cmから18cmに変換する方法をご紹介します。
18cmの角型から20cmに変換!
18cmから20cmの角型に変更するなら、計算式は、(20×20)÷(18×18)=400÷324
=1.23となります。
この場合、レシピの分量を1.2倍すると、20cmのケーキ型にぴったりになります。
この場合も、卵の量がわかりにくいと思うので、卵1個(L玉)が60g、卵1個(M玉)が50gとの目安も忘れないでくださいね。
20cmの角型から18cmに変換!
逆に20cmの角型から18cmに変更するなら、計算式は、(18×18)÷(20×20)=324÷400
=0.81となります。
若干小さくしたいなら、0.8倍すればよいわけです。
角形を使うのは、ブラウニーなどのチョコケーキも多いので、計算式を知るだけでも、いろいろとレパートリーが広がりますよー。
パイ皿なども変換できる?
先日私が迷ったケーキですが、パイ皿の場合は、24cmの型から21cmに変換するときに、1.5で割りました。
正しくは、0.6倍みたいですが、普通に2/3サイズでもうまく焼けたので、後は卵の量とか粉の量がどの程度かで決めてみてください。
型を大きくするなら、1.5倍にすべきですが、小さくするなら0.6倍。
つまり、使いたい型が21cmで、レシピの分量が24cmタイプなら、1.5で割ると0.6倍と同じ意味になります。
パイ皿の場合は、丸型に近いので、計算もしやすいですね。
ぜひ、パイ皿で作るときの分量変換も覚えてみてください。
角型から丸型に変換!
同じタイプのサイズ変換はわかりましたが、私も感じたんですが、丸型から角型や、逆に角型から丸型の変換ってできないものでしょうか?
実は、こちらにも計算式があります。
もし角型のレシピで、同じサイズの丸型で焼きたい場合の計算式は、(丸型の底面積)÷(スクエア型の底面積)=答えとなります。
たとえば、18cmの角型のレシピを使って、同じ18cmの丸型で焼きたいなら、(9×9×3.14)÷(18×18)=0.785となり、およそ0.8倍すればぴったりのサイズが焼ける計算です。
丸型から角形に変換
では、逆に丸型から角形に変換する計算式ですが、(スクエア型の底面積)÷(丸型の底面積)=答えとなります。
先ほどの例で行くと、18cmの丸型から18cmの角型に変換すると、計算式は、(18×18)÷(9×9×3.14)=1.27となるので、およそ1.3倍すればOKです。
もしいちいち計算するのが面倒なら、一覧表も参考にしてみてください。
【分量の変換一覧表】
サイズ変更例 | 倍率 |
18cm→15cmにサイズ変更 | 分量×0.7倍 |
15cm→18cmにサイズ変更 | 分量×1.4倍 |
スクエア型→丸型変更(同サイズ) | 分量×0.8倍 |
丸型→スクエア型変更(同サイズ) | 分量×1.3倍 |
これを覚えれば、レシピのサイズが変わっても慌てずにすみます。
ぜひ、分量計算の参考にしてみてください。
サイズの計算は割と簡単?
それでは、ケーキ型のサイズが合わないときの分量計算の方法をご紹介してみました。
自分の持ってるケーキ型のサイズが合わなくても、計算方法を知っていれば、ちょうどいい分量が見つかります。
ただ、分量を変えると、オーブンでの焼き時間も変わってきちゃうので、そこはご自分の持っているオーブンで微調整してみてください。
ちなみに、私は型の大きさによって、5~8分くらいの感覚で焼き色を見ています。
生地が参考になりましたら、嬉しいです!^^