お米を1合用意した時、炊飯器なら目盛りがあるけど…。
鍋などで炊く場合、目安の量がわからないとうまく炊けないよね?
そうね!もしかしたら、計るカップがない可能性もあるし。
今回は、お米1合に必要な水の量の目安やカップがない時の計り方など紹介するわ!
炊飯器なら目盛りがありますが、鍋などで炊く時には水の量がわからないとうまく炊けませんよね?
今回は、お米1合に必要な水の量の目安やカップがなくても計れる方法などご紹介します!
お米1合に必要な水の量は?
お米1合に必要な水の量の目安は、200ccとされています。
もちろん、中には柔らかめのご飯が好きな方や固めのご飯が好きな方もいらっしゃるとは思いますが、目安としてあるのが200ccなんですね。
お米1合の重さは150g(米の種類によって変動します)なので、米の分量の1.1~1.2倍が適切な水の量と言われているからです。
ただ、新米の場合は、古米と比べて水分量が多いので、若干少な目の水で炊くのが良いとされます。
ご飯の硬さによる水の目安
炊飯器の場合は、1合の所に目盛りがあるのでわかりやすいですが、鍋で炊く時やキャンプで飯盒を使う時など、水の量の目安を知っておくと便利です。
基本の水量 | 1合:200cc 2合:400cc 3合:600cc |
柔らかめに炊く場合 | 1合:230cc 2合:465cc 3合:700cc |
硬めに炊く場合 | 1合:180cc 2合:360cc 3合:540cc |
上記の水量が目安となりますが、もし無洗米の場合は、若干水を多めにすると良いとも言われています。
カップがない時の水や米の計り方
もし、計量カップがご自宅にない場合は、デジタルスケールなどの計りで米の重さを計る方法もあります。
米1合の重さは、約150gなので、水を計る時にも、計りで200gを計ればちょうどいい量が計れます。
水の場合は、1ccと1gはほぼ同じ重さなので、計りを使った場合も割と計りやすいんですね。
また、キャンプなどでお米の重さだけ計って、水の量がわからないと言う時には、昔から伝わる方法でおおざっぱに計れます。
指や手のひらで計る方法
お米の量は計れたけど、肝心の水の量が計量カップがなくて計れないと言う場合は、昔から伝わる方法があるので、ご紹介しますね。
お米の種類による水加減の違い
一口にお米と言っても、玄米や雑穀米などがありますし、白米にも無洗米や新米、古米などで若干水加減は変わってきます。
以下に、白米にフォーカスして、無洗米や新米、古米のそれぞれの水加減の違いなどご紹介します。
新米の場合の水加減
新米は収穫すぐで、水量が多く含まれているため、炊く時の水の量は若干控えめにするのがポイントです。
新米の水加減の目安としては、お米1合に対して、水が180ccとやや固めに仕上げるとうまく炊けます。
ただ、好みにもよると思いますので、基本の水量も参考にして、硬めに仕上げるか柔らかめに仕上げるかで計算してみてください。
古米の場合の水加減
古米は新米と比べると、収穫後時間が経っているので、水分はかなり減っています。
なので、古米の水加減の目安としては、お米1合に対して、水が250cc程度で美味しく炊けるでしょう。
普通のお米よりも水の量を増やし、基本の1.2倍の水量ではなく、米に対して、1.3~1.4倍ほどが目安です。
ただ、古米と言っても、一年経過している、3年以上経過しているなどでも違いが出るので、あくまでも目安としてみてください。
無洗米の場合の水加減
無洗米は、基本の水量よりやや多めにする必要があります。
というのも、無洗米は研ぐ工程がないため、作業の間に水を吸収できないからです。
なので、無洗米の水加減の目安としては、お米1合に対して、230ccと若干多めに水を加えてください。
ただ、無洗米の種類にもよるのであくまで目安とし、もしパッケージに水量が書かれている場合はそちらを参考にしてみてください。
お米1合の水量は1.2倍が基本 まとめ
それでは、お米1合にはどれくらいの水量が基本となるのかや、米の種類による水加減の違いなどご紹介してみました。
お米1合は、専用のカップがあれば簡単に計れますが、計量カップしかない場合やデジタルスケールなどの計りしかない場合は、重さも知っておくと便利です。
美味しいお米を炊くためにも、通常は水量の目安が1.2倍になると考え、それを基本にして、お好みの硬さを見つけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!