シュークリームは焼いた後すぐに取り出す方がいいのかな?
中には、オーブンに入れたままが良いって人もいるけど。
それはレシピにもよるらしいわ。
今回は、シュークリームを焼いた後、オーブンの扉を開けるべきなのかや萎む理由など紹介するわね!
シュークリームは、焼いた後オーブンからすぐに取り出した方が良いというレシピもあれば、オーブンで放置と言うレシピもあり、どちらが正しいのかと迷うこともありますよね。
今回は、シュークリームが萎む原因から、どちらが正しいのかを見ていきましょう!
シュークリームは焼いた後すぐに取り出すべき?
シュークリームは焼いた後もすぐに取り出してはいけないと書かれているレシピがありますが、こちらは半分正解で半分間違っています。
最初からしっかりと焼けたシューなら、オーブンからすぐに出しても萎むことはありません。
ただ、蒸気を逃がすために、底に穴を開けることはあります。
穴からクリームを絞るために、穴をあけるのは問題ないですし、蒸気を逃がせば、シュー生地もカラっと仕上がります。
中には、オーブンの予熱で乾燥させるというレシピもありますが、放置して置いたら、逆にしぼむという可能性もあります。
オーブンの温度を段階的に下げる方法
個人の意見としては、オーブンで段階的に温度を下げつつ、最後の低温で乾燥させる焼き方がおすすめです。
もちろん、オーブンの種類によっても違うのですが、私の使っている電気オーブンでは、
ガスオーブンだと焼きすぎになるかもしれないので、状態を見ながらになりますが、焼いている最中には絶対にオーブンの扉は開けてはいけないのは同じです。
参考までに、私が作ったレシピもどうぞ。
私の場合は、こちらのレシピで、オーブンからすぐに取り出しても、シューがしぼんだことはありません。
他にも、シューがしぼむ原因はいくつかあるので、以下にご紹介します。
シュー生地がしぼむ原因はオーブンだけじゃない?
シュー生地はオーブンの温度管理が適切でないと萎むことが多いですが、他のシチュエーションで失敗している可能性もあります。
以下に、オーブンでの失敗以外に考えられる原因を見ていきましょう。
失敗原因①膨らまない理由
卵の量が多すぎると、生地が柔らかくなり絞り出しやすいのですが、とろーっと落ちるくらいまで卵を加えてしまうと、最初はぷくっと膨らみますが、すぐにしぼんでしまう原因になります。
また、生地を絞り出すときには、出来るだけ温かい状態で絞り出すのもポイントで、絞りやすくなるのはもちろんですが、生地が冷たすぎても生地が膨らまないなどの失敗が起きやすいです。
失敗原因②萎んでしまう理由
シュー生地を焼いている間にオーブンの扉を開けてしまうと、まだシュー生地の中に水分が残っている状態なので、しぼんでしまいます。
表面の割れ目が茶色く色づくまでは、絶対に途中でオーブンの扉を開けず、また扉を開けないままで徐々に温度を下げて、乾燥させながら焼くのがおすすめです。
失敗原因③ぺったんこになる理由
シュー生地は鍋に水とバターを入れて、完全に沸騰してから粉を加えますが、このときに火にかけながら粉を混ぜるとダマにもなりやすく、生地が分離してしまうこともあります。
すぐに火を消して、粉をしっかりと混ぜて、表面がつるんとしてから、その後再び弱火にかけて水分を飛ばすことはあります。
ただ、レシピにもよりますが、最初の段階で水分が飛んでいれば、再加熱の必要はなく、また卵を加える前にはある程度生地が冷めてからでないと、卵が固まることがあるので注意してください。
失敗原因④中に空洞ができない理由
上記で、粉を混ぜる時に火にかけすぎるのはダメと書きましたが、逆にしっかりと火が通っていないと、中に空洞ができない可能性もあります。
生地を火にかけている時には、底に薄い膜が張るのが目安なので、状況に応じて、弱火で再加熱も必要なケースがあります。
失敗原因⑤カチカチの皮になる理由
もしシュー生地が小さくてカチカチになってしまったら、卵の量が少なすぎる可能性大です。
シュー生地は卵の力で膨らむので、卵の量が多いのも問題ですが、少なすぎても膨らみません。
生地を木べらで持ち上げてみて、ゆっくりと逆三角形に落ちるくらいの濃度が目安です。
シューをオーブンからすぐに出しても問題なし まとめ
それでは、シュー生地をオーブンからすぐに出してもOKなのかや、しぼむ原因にはオーブンの他にも何があるのかなどご紹介してみました。
レシピにもよりますが、しっかりと焼けたシューは、焼いた後すぐにオーブンから取り出しても萎むことはありません。
もしオーブンから出してすぐにしぼんでしまった場合は、他の部分に原因があるかもしれないので、まずはレシピを再度確認してみましょう。
オーブンでは段階を踏んで徐々に温度を下げていくと、乾燥も兼ねるので失敗は少なくなります。
もし上手に焼けたと思っても、中に蒸気がこもることもあるので、その場合は、クリームを絞りだすための穴を開けるのもおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました!