クリームパンは英語ではない?
クリームパンって、英語に見えて実はそうじゃないんだってね。
シュークリームみたいなものかな?
和製英語って多いものね。
英語でクリームパンって言っても通じないとしたら、それも困るしね。
今回は、クリームパンなどの菓子パンを英語でいうとどうなるのかを紹介するわ!
こんにちは。トレトレです。
日本にはいわゆる和製英語って多いですよね。
代表的なのにシュークリームがありますが、あれも本来英語ならクリームパフになりますし。
今回は、意外と知らないクリームパンなどの菓子パンを英語でいうとどうなるのかをご紹介しますね。^^
クリームパンを英語でいうと?
クリームパンって、一見英語に見えますが、実は和製英語で正しい英語ではないって知ってましたか?
では、クリームパンを英語でいうとどうなるかですが、英語では「cream bun」と言います。
ここでちょっと英語に詳しい方なら、クリームパンなら「cream bread」じゃないの?と思われるかもしれません。
ただ、クリームパンなどの菓子パンを総称すると「sweet bun」となり「Sweet Bread」にはなりません。
なぜパンと言う言葉が生まれたかと言えば、パン自体はポルトガル語の「pão」から来ています。
でもこちらは、パンとは発音しません。
諸説あるのではっきりしないのですが、パンを総称するBUN(バン)が「パン」に聞こえたから、クリームの入ったBUN(バン)=クリームパンと呼ぶようになったのでは?という説があります。
また、クリームパンなどの菓子パンの呼び方は他にもあって、パイに似た菓子パンについては「Danish pastry」、甘い小型のロールパンは「sweet roll」と呼ぶこともあります。
結論から言えば、クリームパンという名前は英語ではなく、特別にクリームパンをクリームパンと呼ぶことはなく、菓子パンを総合して「sweet bun」と呼ぶのが一般的かなと思います。
なぜ英語にクリームパンなどが無いかと言えば、そもそも菓子パン自体が日本独自のものなので、それにあたる食べ物が海外にはないからです。
例えば、寿司や天ぷらなどは、英語でも「SUSHI(すーしー)」「TENPURA(てんぷーら)」などとそのまま伝わっているように、クリームパンが海外には元々ないものなので、後付けで「sweet bun」などが伝わったとされます。
あんぱんや麦茶は英語でなんて言うの?
日本語が和製英語になったものには、他にもあんぱんや麦茶などがあります。
あんぱんを英語でいうと「bean-jam bun」もしくは「bun with bean-jam inside」「Red Bean Bread」などと呼ばれます。
ちなみに、麦茶は「barley tea」となります。
どちらも海外には元々ない食べ物なので、無理やり英語を当てはめた感があります。
日本独自の食べ物は、英語にしづらい面もあるので、もし英語に困ったら、そのまま日本語の方が今の社会では逆に通じるかもしれませんね。
パン屋で働くなら覚えておきたい英語の例文
今はパン屋さんもグローバル化しているので、特に都心のパン屋さんなら、外国人のお客さんに向けて、説明をするパターンもあると思います。
そんな時に、ぜひ覚えておきたい英語例文などをいくつかご紹介しますね。
日本語 | 英語 |
ただいま、あんぱんが焼きたてです。 | We’ve just finished baking a batch of sweet bean paste buns. |
パンの焼き上がりに合わせてお時間の取り置きもできます。 | Feel free to ask us to set aside some fresh-baked bread. |
今日は、ベーグルがお買い得ですよ。 | We are having a discount on bagels today. |
クリームパンは、お1人様5つまででお願いします。 | No more than five custard buns per person, please. |
パンが焼き上がるのは11時です。 | Our melon buns will be ready at about eleven o’clock. |
こんな感じに、クリームパンなどが英語で訳すとどうなるのかなど知っておけば、外国人の多い町でパン屋のアルバイトをしていても平気ですね。
他にも、こんな文章も覚えておくと便利です。
外国人:What kind of bread is this?(これはどんなパンですか?)
応える:This is a custard bun.(これはクリームパンです。)
応える:This is a sweet bean paste bun.(これはあんぱんです。)
などと答えることもできます。
外国人:What is in the filling of this bun?(パンの中には何が入っていますか?)
応える:This bun has a custard filling.(中にはカスタードクリームが入ってますよ。)
などと答えることもできますね。
上記はほんの一例ですが、英語でクリームパンを表現したいなら、色々な表現方法があるのだと知っておくと便利かな?と思います。
クリームパンは英語じゃなかった
それでは、クリームパンを英語でいうとどうなるのかなど、例文などと共にご紹介してみました。
なぜそんな英訳になるのだろう?と思ったら、元々パン自体の語源がポルトガル語にあることも知っておくと、納得がいくと思います。
英文例もご紹介しましたので、もしパン屋さんで質問されたら、上記の例文を覚えて、ばっちり受け答えすると格好いいかもしれないです。
記事が参考になりましたら嬉しいです!^^