3月18日は点字ブロックの日だね。
横断歩道とかでも点字が表示されてるけど、ないと困るだろうなぁ。
私も弱視だから、少しは気持ちがわかるかも。
今回は、3月18日が点字ブロックの日になった由来など紹介するわね!
3月18日は点字ブロックの日ですが、点字を使っている方はないと本当に困りますよね。
実はこの点字ブロックは日本人が考案したものと言われています。
今回は、3月18日が点字ブロックの日になった由来などご紹介します!
3月18日は点字ブロックの日
3月18日は点字ブロックの日ですが、1967年に世界で初めて、岡山県内で点字ブロックが敷設されたことを記念する日です。
普段点字ブロックと使っていますが、正式名称は「視覚障害者誘導用ブロック」と呼びます。
点字ブロックの日は、社会福祉法人「岡山県視覚障害者協会」によって2010年に制定されました。
点字ブロックは日本生まれですが、最初は、岡山県立岡山盲学校の近くの原尾島交差点に敷設されたことが由来となっています。
当時、原尾島交差点は国道250号にあり、岡山盲学校の生徒が登下校の際に利用していましたが、交差点は車の往来が激しく、少しでも生徒が安全に道路を横断できるようにと作られたみたいですね。
点字ブロックは日本人が開発?
点字ブロックは日本生まれで、岡山県で旅館を運営していた「三宅精一」さんが「失明してしまう友人を街中で歩けるようにしたい」との思いから開発されたそうです。
ちなみに点字ブロックが生まれたきっかけは、その失明してしまう友人が「目の不自由な人は、苔と土の間の境を靴を通じて判断している」との言葉からです。
その後、第一次オイルショックをきっかけに世界中にと広まり、2012年には点字ブロックが国際規格として認められます。
点字ブロックは2パターンに分かれる
点字ブロックは街中でもよく見かけますが、実は大きく分けて2パターンに分かれます。
「線状ブロック」と「点状ブロック」の2種ですが、それぞれの簡単な特徴もご紹介します。
線状ブロックとは
線状ブロックは、視覚障害者が進む方向を突起によって線状に示す点字ブロックで、別名「誘導ブロック」とも呼ばれています。
点状ブロックとは
点状ブロックは、横断歩道や階段の手前など、注意が必要な部分をを点状の隆起で喚起するタイプで、こちらは別名「警告ブロック」と呼ばれます。
点字ブロックの上に駐車はNG
点字ブロックはJIS規格があるものの、まだまだ適切な場所に配置されていません。
たとえば、点字ブロックの上にマンホールを設置する、方向転換する場所に点字ブロックがないなどです。
視覚障害者が点字ブロックの誘導のまま歩いていたら、人や車とぶつかってしまったなどの事故もあり得るんですね。
人とぶつかる、車とぶつかる、自転車を倒してしまうなどの事故も実際に起きています。
点字ブロックは視覚障害者にとって命綱とも呼べるものなので、その上に駐車するなどはNGです。
3月18日の出来事一覧
3月18日は点字ブロックの日ですが、ほかにも3月18日に起きた出来事などを一覧でまとめてみましたので、参考にしてみてください。
3月18日が誕生日の芸能人は誰?
- 吉井 怜(よしい れい):1982年3月18日生まれ。日本の女優、タレント。
テレビ東京の情報番組「IT’sアクセス」でTVデビュー。 - 黒田 俊介(くろだ しゅんすけ):1977年3月18日生まれ。日本のミュージシャン。
音楽デュオ・コブクロのメンバー。 - 豊川 悦司(とよかわ えつし):1962年3月18日生まれ。日本の俳優。
テレビドラマ「危険な関係」に出演し、話題に。
3月18日は点字ブロックの意味を考えてみよう! まとめ
それでは、3月18日が点字ブロックの日になった由来や日本で開発された理由など、ご紹介してみました。
点字ブロックは視覚障害者の方にとって命綱ともなる大切なものです。
点字ブロックの上に停まって信号待ちをしたり、点字ブロックの上に駐車したりなどはやめて、事故なども防いでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます!