そうめんは夏の風物詩
残暑が厳しい夏こそ、そうめんだよね!
そうね!確かにそうめんは夏の風物詩って感じがするわ。ゆでてめんつゆにつけて食べるだけでも、清涼感があるわよね。
そうなんだよ!そうめんは手軽に出来て美味しいよね!そう言えばさ、うどんの消費量は香川県が一番って言うけど、そうめんの消費量日本一ってどの都道府県なのかな?
確かに疑問よね?そうめんって色々種類があるけど…どの都道府県で一番食べられているのかしら?
そうめん消費量日本一はどこなのか…今回はそれを紹介するよ!
そうね。私も知りたいから、一緒に紹介するわね!
そうめん消費量第一位は「鹿児島県」
うどんの消費量日本一と言えば、香川県ですが、そうめんの消費量日本一はどこなのか、意外と知られていないですよね?
そうめんの消費量日本一の都道府県は、鹿児島県です!
なぜ、鹿児島が?と思われるかもしれないですが、昔テレビ番組で取り上げられたこともあるようで、その時にそうめんの消費量が日本一と紹介されました。
実は、鹿児島自体はさほどそうめんの生産に意欲的ではないのですが、なぜ消費量が日本一になったかの理由として「かごしまの味」に秘密があります。
「かごしまの味」とは、ある新聞の記事にも掲載されていますが、「そうめんが、昔から行事や祝い事に使われていたこと」や「うどんやそばのように汁をかけるものや、糸瓜なやミガシキを薬味代わりに使った、そうめんが沢山の吸い物がある」と書かれています。
鹿児島では、そうめんをゆでて食べる以外にも、お盆の時期には団子と一緒にお供えしたり、へちまなどと一緒に味噌汁に使うこともあるそう。
他にも、法事の時などでもそうめんを使ったお吸い物が出たりなど、何かと行事の度にそうめんが使われるんですね。
また、奄美では、そうめんを油で炒める「油そうめん」なるものもあり、鹿児島がそうめん消費量日本一になった理由は、年中何かの行事ごとで食べられているからかもしれませんね。^^
でも、実は鹿児島県がそうめん消費量日本一になったのは、ある食べ方が本当の理由です。
その理由を、簡単にご紹介します。
消費量第一位の理由は「そうめん流し」
そうめん流しと聞くと「流しそうめん」じゃないの?と思われるかもしれません。
事実私も、両者は同じものだと思っていました。
ただ、そうめん流しは、流しそうめんのように竹筒に流して食べるのではなく、ドーナツ型をしたプラスティックの容器でそうめんをぐるぐる回すのが一番の違いです。
制作会社は「鶴丸機工商会」という会社で、1960年代にはすでに販売されていたというから驚きですね。
流しそうめんは清涼感がありますが、最後まで流しきってしまうとムダが出ますよね?
でもそうめん流しなら、ぐるぐると回り続けるので、無駄も出ないため、鹿児島県ではこちらの機械がブームとなりました。
回転式のそうめんの流し器は、左右どちらの手でも食べられるようにと考えて作られていて、値段は少しお高く5万円程度ですが、鹿児島県では人気のそうめん器です!
他の麺類で見るうどんの聖地はどこ?
そうめんの消費量日本一は、鹿児島県であると書きましたが、他の麺類のメッカもランキングで見ていきたいと思います。
うどんで人気の香川県は、もちろん第一位ですが、他の都道府県でも麺類は人気があり、独特のうどんもまた生まれています。
それでは、以下にうどんのランキングTOP5をご紹介しますね!
うどんは、蕎麦に比べると、癖が無くて食べやすく、子どもにも安心してあげられますよね?
ぜひ、ランキングでご紹介した5つの都道府県を訪れた場合は、現地のうどんを食べてみてください。
そうめんの消費量日本一は意外な県だった!
それでは、そうめんの消費量日本一の都道府県と、そうめんと人気を二分するうどんの消費量ランキングをご紹介してみました。
そうめんの消費量が鹿児島なんて、ちょっと意外ですよね?
生産量で見ると、他の都道府県も候補に挙がって来ますが、消費量日本一は鹿児島県って本当に意外です。
そうめん流しと呼ばれる機械があるくらい、県民にはそうめんが馴染み深いということですね。
通販では手に入らないみたいなので、ぜひ現地で調達されてください!^^