ひな祭りといえば、ひなあられとかチラシ寿司とかいろいろ食べ物があるよね。
男性でもちらし寿司とかはちょっと特別感がある気がするよ。
そうなのよ!ひな祭りって食べ物も特別感があるわよね!
今回は、ひな祭りの食べ物が表すそれぞれの意味など紹介するわね!
こんにちは。トレトレです。
ひな祭りといえば、ちらし寿司やひなあられなど、食べ物もいろいろありますが、どうして食べるのか意味をご存じですか?
今回は、ひな祭りによく食べられる食べ物が表す意味をご紹介します!
ひな祭りの食べ物が表す意味とは?7選!
ひな祭りは女子のお祭りですが、ひなあられやちらし寿司など、その日のうちに食べたい食べ物もいろいろとありますよね。
以下に、よくひな祭りで登場する食べ物を7選して意味をご紹介します!
食べ物①ちらし寿司の意味
ひな祭りといえば、ちらし寿司でお祝いするご家庭も多いと思いますが、実はちらし寿司を食べること自体に意味はありません。
起源となったのは平安時代の「なれ寿司」で、エビや菜の花を乗せて彩りをよくして食べていたのが段々と現代のお祝いに結び付いたと言われています。
ちらし寿司自体を食べることに意味はありませんが、具材にはちゃんと意味があります。
食べ物②白酒の意味
ひな祭りといえば、白酒を楽しみにしている女の子も多いんじゃないでしょうか?
お酒と名前がついていますが、今はノンアルコールタイプがあるので、小さい女の子でも安心ですね。
白酒の元々の起源は、桃の花びらを漬けた「桃花酒」が始まりとされます。
桃花酒が白酒に変わったのは江戸時代と言われ、桃と白酒が紅白でめでたいとの意味からも、現在では白酒が飲まれるようになりました。
食べ物③菱餅の意味
菱餅は3色が有名ですが、紅、白、緑の色自体にそれぞれ意味があります。
●上から赤→白→緑:雪の下で草が芽生え、桃の花が咲く様子
●上から赤→緑→白:雪の中から草が芽生え、桃の花が咲く様子
ちなみに、赤色を出すにはクチナシの色素、緑色を出すには蓬が使われます。
緑色は以前、母子草(ははこぐさ)が使われていましたが、「母子をついて餅にする」の意味合いがあり、お祝いには似つかわしくないとのことで蓬が使われるようになったんですね。
食べ物④はまぐりのお吸い物の意味
はまぐりのお吸い物もひな祭りによく食べられますが、意味は「一生1人の人と連れ添うことができるように。」との意味が込められています。
つまり、ぴったり合うような人と巡り合って欲しいとの願掛けの意味合いもあります。
平安時代の貴婦人の間で、ハマグリの貝殻を使った遊び(貝合わせ)があったように、ハマグリは古来から日本にあったものです。
良縁を運んでくれるとの意味合いからも、ひな祭りにはよくはまぐりのお吸い物が登場します。
食べ物⑤ひなあられの意味
ひなあられの起源は、「雛の国見せ」にあり、貴族の娘がひな人形などを川辺や野原に持ち出し、春の景色を人形に見せてあげる風習で食べられたことにあります。
ひなあられには「娘の健康を祈願する」との意味合いがあり、同時にひなあられは4色(桃・緑・黄・白)があることから、「一年を通じて娘の幸せを祈る」との意味もあります。
ちなみに、ひなあられは関東では「ポン菓子」が使われますが、関西では「揚げ餅」を使うなど、地域差もあるんです。
食べ物⑥桜餅の意味
桜餅もひな祭りや春分の日に食べられることが多い食べ物ですよね。
でも桜餅を食べること自体には、とくに意味があるわけではありません。
桜餅が食べられるようになったのには、以下のような理由があります。
- ピンク色だったから
ひな祭りは別名桃の節句なので、ピンク色が縁起がいいとされた - 端午の節句と差をつけたくなかったから
端午の節句には柏餅があるのだから、ひな祭りにも特別なお菓子があってもいいのでは?とされた - 菱餅よりも食べやすかったから
桜餅は菱餅に比べても、食べやすく、イベントにもぴったりだとされた
桜餅は手作りでも作れますが、菱餅は手作りが難しいので、その意味でも桜餅は浸透したみたいです。
食べ物⑦手まり寿司の意味
手まり寿司も、元々ひな祭りだけに食べられるものではないですが、コロンとした形が可愛いと人気がでて、現代では多く食べられるようになりました。
ちらし寿司のように具材もいろいろ使えるので、もし縁起を担ぎたいなら、具材にエビを使うなどして、長寿などを祈願してみてくださいね。
実は色々意味があるひな祭りの食べ物
それでは、ひな祭りの食べ物が表す意味などご紹介してみました。
中にはつい最近食べられるようになったものもありますが、平安時代から続くような伝統的な食べ物も多くあります。
女の子の健康や良縁などの意味があることを知れば、ぜひ用意してあげたくなりますね。^^