
もやしってひげ根があるけど、取るべきかな?
見た目的には取った方が良さそうなんだけど…。

実は取るのにも取らないのにもメリットがあるらしいの。
今回は、もやしのひげ根は取るべきかなど紹介するわ!
節約食材として人気の高い「もやし」は、安くて使いやすい万能野菜ですが、調理の際に必ずといっていいほど話題に上がるのが“ひげ根を取るべきかどうか”という問題です。
今回は、ひげ根の役割や栄養、調理面での違いをわかりやすく解説し、迷った時にどう判断すればいいのかをお伝えします!
もやしの基本知識と含まれる栄養

もやしは、主に豆や穀類の種子を水に浸し、光を遮った環境で発芽させた「若芽」を指します。
一般的に流通しているのは大豆もやし、緑豆もやし、ブラックマッペもやしなどがありますが、どれも低価格で手に入るため家計の強い味方として定着しています。
もやしに含まれる代表的な栄養素は次のとおりです。
- アスパラギン酸(疲労回復に役立つアミノ酸)
- ビタミンC
- ビタミンB1・B2などのビタミンB群
- カリウム
- カルシウム
- 不溶性食物繊維
アスパラギン酸は、アスパラガスに含まれることで有名な成分ですが、実はもやしの方が含有量が多いとも言われています。
カリウムはむくみ対策に効果的で、体内の余分な塩分や水分の排出をサポートしてくれます。
さらに注目したいのが不溶性食物繊維。
小腸で吸収されず大腸まで届き、便通の改善や腸内環境を整える働きを持っています。
もやしはヘルシーでカロリーも低く、ダイエット中の人にとっても優れた食材です。
ひげ根を取るメリット
もやしの下部についている細い糸状のものが「ひげ根」です。
茶色く変色していたり見た目が気になることから、ひげ根を取って料理する人も多いのが特徴です。
ひげ根を取る主なメリットは次の通りです。
特におひたしやナムル、スープなど、白さや透明感を重視する料理では、ひげ根を取ったもやしの方が見た目も味もワンランク上の仕上がりになります。
また、ひげ根部分にはどうしても雑菌が残りやすく、時間が経つと茶色く変色しやすい特徴があります。
そのため、日持ちさせたい場合や新鮮さを保ちたい場合は、ひげ根を除くことで状態が長持ちするというメリットもあります。
ひげ根を取らないメリット(栄養・時短)
ひげ根を取らない一番の利点は「時短」です。
もやしのひげ根は1本ずつ取り除く必要があり、1袋に大量に入っているため、数分〜10分以上かかることも珍しくありません。
取らないメリットは以下の通りです。
特に栄養面で見ると、ひげ根を取ることはデメリットが大きいことがわかります。
ひげ根には不溶性食物繊維が多く含まれており、この部分を取り除くことで食物繊維の摂取量が減ってしまいます。
また、もやしに含まれるビタミンCやB群は水溶性で、ひげ根を取る際に水を使って作業することで流れ出やすくなります。
そのため、栄養を効率よく摂りたいなら“そのまま使う”方が合理的です。
調理シーン別:ひげ根を取るべき料理・取らなくてよい料理
料理によって、ひげ根の存在感はまったく違います。
以下のように使い分けると、味や見た目がぐっと良くなります。
■ひげ根を取った方がいい料理
- スープ類(味の濁りを抑えてスッキリ仕上げたい場合)
- ラーメンの具
- ナムル
- おひたし
- 白さ・透明感を活かす料理全般
■ひげ根を取らなくても気にならない料理
- 焼きそば
- 野菜炒め
- キムチ炒め
- 濃い味の炒め物
- カレーや味噌汁など色が濃い料理
味付けが濃い料理や油を使う料理では、ひげ根の存在はほとんど気になりません。
特に炒め物では強火で短時間加熱するため、ひげ根の硬さや臭いもほとんど感じない人が多いです。
ひげ根を取るときの上手な方法
ひげ根取りは手間がかかりますが、作業を効率化するコツがあります。
- もやしを軽く水にくぐらせ、絡みをほぐしてから作業する
- 根元から少し上の部分に爪を当て、軽く折るようにして取り除く
- 変色を避けるため、まとめて作業しないで手早く行う
- ボウルに水を張って作業する場合は栄養流出を防ぐため短時間で終える
- 茶色く変色したひげ根は必ず取り除く
水中で行うと絡みにくいというメリットがある一方、ビタミン類が流れやすいというデメリットがあるため、作業時間を短くすることがポイントです。
まとめ
もやしのひげ根は、仕上がりの美しさや食感を優先するなら取る、栄養や時短を重視するなら取らないというように、目的によって使い分けるのが最も理想的です。
料理の種類や求める仕上がりによって最適解は変わります。
普段の食事スタイルや調理時間に合わせて、ぜひ賢く使い分けてみてください。
もやしは安くて栄養価も高い優秀な食材。
扱い方を知ることで、普段の料理がさらにおいしく楽しくなります。
最後までお読みいただきありがとうございました!


