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つぶあんVSこしあん|栄養の違いを管理栄養士が解説!どちらが健康に良い?

つぶあんVSこしあん|栄養の違いを管理栄養士が解説!どちらが健康に良い? 食に関する悩み事

つぶあんとこしあんって、見た目以外にも違いはあるのかな?

どちらが健康に良いんだろ?

問題は皮の扱いらしいわ。

今回は、つぶあんとこしあんの栄養価の違いなど紹介するわね!

「つぶあん」と「こしあん」は、味わいや食感の違いから“派閥”ができるほど好みが分かれる存在です。

しかし、「栄養はどれくらい違うの?」「健康を意識するならどっち?」と疑問に思ったことはないでしょうか。

つぶあんとこしあんの違いは「製法」で決まる

つぶあんは皮ごと加熱して仕上げる

つぶあんは、小豆を炊く際に粒をつぶしすぎないよう丁寧に加熱し、砂糖と塩を加えて練り上げて作られます。

小豆の皮がそのまま残るため、粒の存在感やほっくりした食感が楽しめるのが特徴です。

素材の風味が活きやすく、わずかな渋みや香りも含めて“小豆らしさ”をしっかり感じられます。

こしあんは皮を取り除き、なめらかに裏ごし

こしあんは、炊いた小豆を布やこし器で裏ごしし、外皮を除いてから砂糖を加えて練り上げたものです。

舌触りが非常になめらかで、上品な甘さが引き立つのが魅力。

雑味が少ないため、お饅頭や羊羹など、繊細な味わいを求める和菓子に使われることが多いのが特徴です。

栄養の違いは「皮」を使うかどうかで変わる

つぶあんは皮由来の栄養が豊富

つぶあんは皮を取り除かないため、小豆の外皮に含まれる栄養素をそのまま摂取できます。主に多く含まれるのは次の通りです。

  • 食物繊維
  • カリウム
  • 葉酸
  • アントシアニン(ポリフェノールの一種)

特に、食物繊維はこしあんの約1.2倍、カリウムは約3倍、葉酸に至っては約7倍というデータもあります。

さらに、抗酸化作用の高いアントシアニンは皮に多い成分のため、つぶあんのほうが効率よく摂取できます。

便秘対策やむくみ予防に役立つ食材として、小豆の力をより活かしていると言えるでしょう。

こしあんは中身の割合が高いため、タンパク質や鉄分が多い

こしあんは皮を取り除くことで、中の“胚芽部分”の割合が増えます。

そのため、つぶあんよりも多く含まれる栄養素があります。

  • タンパク質
  • 鉄分

小豆の中身にはタンパク質が多いため、こしあんは意外にも“栄養が濃い”という面もあります。

また、皮がない分消化が良く、胃腸が弱い人でも食べやすいという利点も。

「甘いものは好きだけれど、胃もたれしやすい」という人には、こしあんのほうが向いていることもあります。

目的別|つぶあんとこしあん、どっちを選べばいい?

食物繊維やミネラルを重視するなら「つぶあん」

皮に含まれる栄養をそのまま摂りたい場合は、つぶあんが適しています。

食物繊維が多いため腸内環境を整えやすく、むくみ対策に役立つカリウムや葉酸も豊富。

ただし砂糖が多い点は変わらないので、栄養目的で大量に食べるのはおすすめできません。

胃腸への負担が少なく、タンパク質を摂りたいなら「こしあん」

なめらかで消化が良いこしあんは、胃腸が敏感な人にも向いています。

タンパク質や鉄分が比較的多い点もメリット。

量を食べなくても甘味をしっかり感じられるため、控えめな量でも満足しやすいタイプです。

つぶあんとこしあんを上手に使い分けよう

健康のために“あん”を食べる必要はないが、特徴を知ると選びやすい

つぶあんとこしあんどちらにも強みがあり、特定の栄養素を摂るために無理に食べる必要はありません。

しかし、違いを知れば、それぞれの良さを活かして和菓子を楽しむことができます。

食物繊維や抗酸化成分を意識したいならつぶあん、消化の良さやタンパク質を重視するならこしあんというように、目的に合わせて選ぶのが賢い選び方です。

まとめ

つぶあんとこしあんは、どちらも小豆がベースですが、皮を使うかどうかで栄養は大きく変わります。

つぶあんは食物繊維やカリウム、葉酸などが豊富で、こしあんはタンパク質や鉄分が多く、消化の良さが魅力。

和菓子を選ぶときは、味の好みだけでなく体調や目的に合わせて選ぶことで、より満足感のある食べ方ができます。

今日のおやつを選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!