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8月20日は蚊の日!記念日の由来など解説!今日は何の日?

8月20日は蚊の日!記念日の由来など解説!今日は何の日? 8月

8月20日は蚊の日だね!

蚊の漢字は「ブンブン(文)」飛ぶから、蚊になったって話を聞くよ。

刺されると嫌な昆虫で、病気も媒介するんですってね。

今回は、8月20日が蚊の日になった由来など紹介するわ!

8月20日は「蚊の日」として知られています。

この日は、イギリスの細菌学者ロナルド・ロス(1857~1932年)が、1897年に羽斑蚊(ハマダラカ)の体内からマラリア原虫を発見した日として記念されています。

8月20日は蚊の日:ロナルド・ロスの功績

ロスは1898年、鳥を使った吸血感染の実験を通じて、ハマダラカがマラリアを媒介することを証明しました。

この功績により、彼は1902年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

ちなみに「マラリア」という言葉は、イタリア語の「悪い空気」を意味する「mal aria」に由来しています。

この日を「World Mosquito Day」とも呼びます。

ハマダラカとは?

ハマダラカは世界に約460種存在し、そのうち30〜40種がマラリアをヒトに媒介しています。

名前の由来は、羽に見られる白黒のまだら模様から来ています。

ハマダラカの生活サイクルは、卵、幼虫、蛹、成虫の4段階で、水中で幼虫と蛹の期間を過ごします。

成虫になると、メスのハマダラカはマラリアの媒介者となります。

蚊についての豆知識

蚊は血を吸うイメージが強いですが、実際にはメスだけが産卵のために血液を摂取します。

普段は花の蜜や果汁などを主食にしています。

蚊の寿命は約1か月と短いですが、彼らが媒介する病気によって、毎年80万人以上が命を落としていると言われています。

蚊の活動時期と対策

活動時期について

多くの人が蚊は夏だけ活動すると考えていますが、実際には通年活動しています。

蚊が最も活発になるのは7月から9月で、特に気温が22〜30度の間が活動のピークです。

日中の暑い時間帯にはあまり見かけませんが、涼しい場所に隠れていることがあるため注意が必要です。

蚊の予防と対処法

蚊は熱、二酸化炭素、臭いに引き寄せられるため、次の対策が効果的です。

  • 体温を下げ、汗をこまめに拭く
  • 明るい服を着て、肌の露出を減らす
  • 足の裏を清潔に保つ

また、蚊が発生しにくい環境づくりも大切です。

水たまりを作らないようにし、雑草の処理を行うなど、生活環境を整えることが重要です。

刺された時の対処法

もし蚊に刺された場合は、以下の手順で対処しましょう。

  • 冷たいタオルや水で患部を冷やす
  • 患部を清潔に洗う
  • 市販の虫刺され薬やクリームを塗る

かゆくても掻かないようにし、症状が続く場合は医療機関を受診しましょう。

蚊も夏バテする?

蚊が最も活発に動き始めるのは気温が25〜30℃の時です。

気温が25〜30℃になると、蚊は一気に活動を開始します。

この温度帯では、わずか10日ほどで卵から成虫へと成長するため、条件次第では急激にその数が増えることがあります。

気温が35℃を超えるとどうなる?

しかし、気温が30℃を超えさらに暑くなると、蚊の動きは次第に鈍くなります。

特に35℃以上の猛暑日には、蚊は植木の葉の裏など日陰で過ごすことが多くなります。

実際に、35℃を超える日には刺されにくくなるという実験結果も報告されています。

ただし、夕方に気温が下がると再び活動を始めるので、蚊対策を怠ってはいけません。

日照時間が短くなり、気温が低下すると?

日照時間が短くなり、気温が低下すると、蚊の活動も鈍ります。

冬になると、アカイエカは成虫(特にメス)が休眠状態で越冬し、ヒトスジシマカは卵の状態で冬を越します。

一方で、ビルの下水槽などに生息するチカイエカは、冬でも休眠せず、気温が高ければ吸血活動を続けます。

アース製薬の研究所では、蚊に関する研究のため、年間を通じて蚊を飼育しています。

野外で採集された蚊は病原体を持っている可能性があるため、同社では大学や公衆衛生研究機関から提供された信頼できる系統の蚊を使用しています。

蚊はオールシーズン活動している虫 まとめ

今回は「蚊の日」について、その意味や蚊の活動時期、予防と対処法について解説しました。

蚊の習性を理解し、適切に対応することで、蚊に刺されるリスクを減らし、万が一刺された場合でも適切な対処をすることができます。

最後までお読みいただきありがとうございました!