
安売りで有名なTemuだけど、Temuの商品を転売はOKなのかな?
フリマアプリとかで出品したいんだけど…。

Temuで仕入れて転売する人も多いわよね。
今回は、Temuの商品を転売するメリットとデメリットを紹介するわ!
2023年7月に「Shop Like a Billionaire(億万長者気分でお買い物)」をスローガンに掲げ、日本市場に参入したTemuは、その驚異的な低価格で話題を呼び、瞬く間に国内で注目を集めました。
本記事では、Temuを利用して商品を仕入れ、転売することの可否について検証します。
Temuで買った商品をフリマアプリで転売できる?

画像引用元:Temu公式
Temuでの商品購入は、中国からの直輸入に相当するため、そのまま転売しても日本の法律(古物営業法)は適用されません。
したがって、古物商許可証は必要ありません。
>>>https://kobutsukyoka.jp/law/export-overseas/#i-6
また、関税が発生する場合は、荷物を受け取る際に添付される書面で確認し、その時に支払う必要があります(銀行振り込みなど)
ちなみに、私はがAliExpressで多くの商品を購入してきましたが、これまで一度も関税がかかったことはありません。
Temuで仕入れる際のデメリットとメリット

デメリット
Temuでの取引では、商品に対するカスタマイズがほとんど、または全くできません。
これは、効率化とコスト削減を優先した結果ですが、特定のニーズに合わせた商品を求めるバイヤーやリセラーにとっては不便に感じるでしょう。
リクエスト対応が困難
特定の商品に関する顧客リクエストを出すことが難しいのも、Temuの特徴です。
大量の在庫と効率的な物流に焦点を当てることでコストを抑えているため、顧客の個別の要望に応えるのは難しいです。
その他の制限
また、Temuを利用する際には、商品の選択肢が市場に出ているものに限られ、返品や交換が制限される可能性があるなど、他のオンラインショッピングプラットフォームと比べて制約があります。
メリット
送料が含まれている: Temuでの多くの取引では、商品価格に送料が含まれているため、追加の配送費用を心配する必要がありません。
特に国際輸送を考慮すると大きなメリットと言えます。
関税がかからない
個人輸入としての取引が多く、輸入時に関税が発生しないことがしばしばあります。
これにより、さらにコストを抑えることが可能です。
国際輸送が迅速
Temuは効率的な物流と配送ネットワークを持っており、国際輸送がスピーディーに行われます。
海外からの商品調達において大きなアドバンテージとなるでしょう。
常識外れの低価格を実現した背景

Temuの価格設定メカニズム
Temuが非常に低価格を実現している要因の一つに、独自の価格設定メカニズムがあります。
多くの大手オンラインマーケットプレイスでこの方法が一般的ですが、加盟店による価格の吊り上げや不当な価格設定のリスクも伴います。
一方、Temuではこのモデルを転換し、プラットフォーム自体が販売価格を設定する方式を採用しています。
この方法では、Temuが市場調査や価格分析を行い、公正で消費者にとって魅力的な価格を設定します。
これにより、Temuは加盟店による不当な価格吊り上げを防ぎ、消費者に常に低価格を提供することが可能になります。
この価格設定戦略の狙いは、市場での競争力を高め、消費者基盤を拡大することです。
また、価格設定権を集中させることで、商品の価格透明性を向上させ、消費者の信頼を得ることを目指しています。
さらに、市場価格の安定性を保ち、価格の乱高下を抑える効果も期待されます。
このようなアプローチにより、Temuは従来のオンラインマーケットプレイスとは異なるビジネスモデルを確立しています。
また、消費者にとっては、より低価格で商品を購入できる機会が増え、ショッピング体験が向上するでしょう。
中間業者を排除する戦略
Temuが提供する低価格の背景には、中間業者を排除する戦略があります。
従来の小売りやオンラインマーケットプレイスでは、製品が消費者に届くまでに多くの中間業者が関与し、各段階でマージンが上乗せされます。
Temuのアプローチは、メーカーや製造業者と直接契約を結び、プラットフォーム上で消費者に直接商品を販売することで、中間業者を排除しています。
これにより、余分なコストを削減し、消費者に低価格で商品を提供することができるのです。
この戦略には、価格透明性の向上や品質管理の強化など、いくつかのメリットがあります。
まず、価格透明性が高まり、消費者は製品の実際のコストをより明確に理解できるようになります。
また、メーカーから直接購入することで、品質管理の面でもメリットがあります。
これにより、不良品や偽造品のリスクを軽減し、消費者に安心感を提供します。
さらに、このモデルはメーカーにとっても魅力的であり、直接消費者と関係を築くことが可能になります。
独自の監査システムによる価格管理
Temuは独自の監査システムを用いて、プラットフォーム上で販売される商品の価格を定期的に分析し、適正価格を評価しています。
AI技術と大量のデータ分析を駆使して価格が適切かどうかを判断し、過剰な価格設定が見られた場合には、加盟店に価格の再設定を求めることがあります。
これにより、消費者は合理的な価格で商品を購入できると信じられ、価格の透明性と公正性が保たれます。
また、このシステムは不当な価格設定を行う加盟店に対する抑止力として機能し、全体的な価格競争を促進します。
加盟店間の激しい価格競争
Temuの加盟店同士の価格競争は、消費者に最も魅力的な価格を提供すると同時に、市場全体の価格を引き下げる要因となっています。
Temuでは、加盟店が商品の販売権を得るために入札するシステムを採用しており、これが価格競争を激化させています。
このシステムにより、加盟店はできるだけ低価格で商品を提供しようとし、結果的に消費者はより低価格で商品を購入できるようになります。
さらに、販売権の保持にあたって定期的な価格再評価が行われており、これが市場動向に応じた価格調整を促します。
Temuによる加盟店側のコスト負担
Temuは加盟店からの手数料や保証金を最小限に抑え、物流コストの一部も負担することで、加盟店の負担を軽減しています。
これにより、加盟店は他のオンラインマーケットプレイスや小売チャネルに比べて低コストで商品を販売することができます。
この仕組みにより、初期投資や固定費用が削減され、新規参入のハードルが低くなります。
また、運営コストの削減は、加盟店がより競争力のある価格で商品を市場に提供することを可能にし、消費者にとってより魅力的な価格で商品を購入できる環境を作り出しています。
Temuの商品を転売は問題ない まとめ
いかがでしたでしょうか?
Temuを利用した仕入れは、特に個人利用を目的とした少量の輸入において、非常に大きなメリットをもたらします。
最後までお読みいただきありがとうございました!