塩数の子って、そのまま食べるとすごくしょっぱいよね?
美味しく食べるにはどうしたら良いんだろ?
まずは、塩抜きの方法が肝心ね!
今回は、塩数の子はそのまま食べてもいいのかなど紹介するわ!
皆さんはこのお正月に塩数の子を召し上がりましたか?
美味しい塩数の子ですが、調理にはちょっとした工夫が必要です。
- 塩数の子はそのまま食べられるか?
- 塩数の子の塩抜き方法
- 塩数の子の食べ方と保存方法
今回は以上のポイントを中心に、塩数の子の食べ方や調理法についてご紹介します。
塩数の子はそのまま食べられる?
塩数の子とは、ニシンの卵を塩漬けにしたものです。
数の子は「多くの子に恵まれるように」「家が代々栄えるように」「夫婦が円満でいられるように」という願いが込められ、お正月のおせち料理には欠かせない食材です。
塩数の子はそのままでは塩辛い
塩数の子をそのまま食べることは可能ですが、非常に塩辛いです。
本来は塩抜き後に鰹節や醤油で味付けして食べるのが一般的です。
また、薄皮を取ると口当たりが良くなります。
食べ過ぎには注意
良い点
悪い点
数の子は他の魚卵に比べてコレステロールやプリン体の含有量が低く、EPAやDHAが豊富です。
しかし、塩数の子は塩分が高いため、食べ過ぎには注意が必要です。
塩抜きした後の数の子100gあたり食塩1.2gが含まれているため、一日1~2本程度にとどめるのが良いでしょう。
塩数の子の塩抜き方法
塩数の子はそのままでは塩辛いため、塩抜きが必要です。
準備するもの
- 塩数の子
- ボウル
- 水
- 塩
塩抜き手順
- 水1000ccに小さじ1杯の塩を入れ、薄い食塩水を作る。
- 数の子300gを3~4時間浸す。
- 同じ要領で新しい食塩水を作り、再度3~4時間浸す。
- さらにもう一度同じ要領で新しい食塩水を作り、6~8時間浸す。
- 塩分の抜け具合を確認し、お好みの塩加減になったら塩抜き完了。
塩抜きのポイント
- うす皮を剥くと塩分が抜けやすくなり、口当たりも良くなります。
- 真水ではなく塩水で塩抜きを行いましょう。
- 塩分を抜きすぎると苦味が生じるため注意が必要です。
時短方法
通常の塩抜きは何時間もかかりますが、時短方法として約40度のお湯に塩分濃度0.5%の塩水を作り、数の子を1時間浸し、その後冷水に移して3時間冷蔵庫で置く方法もあります。
計4時間で塩抜きが完了しますが、食感や香りが変わることがあります。
塩数の子の食べ方と保存方法
塩抜きが終わった塩数の子を美味しく味わうために、少し手を加えるとさらに美味しくなります。
おすすめの味付け
- 醤油かけ
- 鰹節和え
- 出汁醤油漬け
- 松前漬け
保存方法
- 塩抜き前:塩漬け状態で冷蔵保存が可能。保存期間は約2~3ヶ月。
- 塩抜き後:冷蔵庫で保存し、早めに食べる。保存期間は約3~4日。
- 味付け後:冷蔵庫で保存し、保存期間は約3~4日。松前漬けなどは冷凍保存も可能。冷凍保存の保存期間は約3ヶ月。
数の子の塩分調整方法
数の子は塩分を抜きすぎると苦みが出て、独特のコリコリした食感も失われてしまい、美味しさが半減します。
少し手間がかかりますが、塩抜きの途中で何度か味を確認し、程良いところで塩抜きを止めるようにしましょう。
もし塩を抜きすぎてしまった場合は、だし汁を少し濃いめにするなどして味を調整してください。
塩数の子は塩抜きしてから食べよう! まとめ
塩数の子はそのままでも食べられますが、非常に塩辛く感じるでしょう。
また、塩抜きをする際は真水ではなく必ず塩水を使用することで、水っぽくならずに美味しく仕上がります。
最後までお読みいただきありがとうございました!