6月11日は布おむつの日だね！
僕の小さい頃は、布おむつが全盛期だったみたい…。
昔は紙おむつが高かったらしいから。
今回は、6月11日がおむつの日になった理由など紹介するわね！
記念日は、布おむつのレンタルシステムで知られる関西ダイアパーリース協同組合が制定しました。
日付は、古くから布おむつを「襁褓（むつき）」と呼んでいたことから6月に、11日を「いい日」と読む語呂合わせで選びました。
布おむつの日（6月11日 記念日）
布おむつの日は、赤ちゃんやお年寄りの肌に優しく、赤ちゃんの感受性を豊かに育み、環境にも優しい布おむつの良さを広めることが目的です。
全国ダイアパーリース協同組合連合会と日本ダイアパー事業振興会と共にアピールしています。
記念日は日本記念日協会に認定・登録されています。
布おむつのレンタルについて
日本での布おむつのレンタルは、約50年前にアメリカから導入されました。
現在、専業や兼業の業者が約100社あります。
布おむつの洗濯や乾燥が難しい住宅事情や、女性の社会進出に伴い利用されてきました。
専門業者が工場の機械設備で洗濯・殺菌・消毒を行い、完全乾燥した布おむつを宅配し、同時に使用済みのものを回収する仕組みです。
このシステムにより、育児や介護の負担が軽減され、利用者から好評を得ています。
使い捨ての紙おむつは、外出時の便利さやおむつ替えの手間を省く点で優れていますが、使用済みのものが大量のゴミとなるため、対策が必要です。
その点で、布おむつはゴミを削減する効果があります。
布おむつの利点と現状
6月2日は「お（0）む（6）つ（2）」の語呂合わせから「おむつの日」となっています。
現在、紙おむつが主流となっている中で、レンタル布おむつが始まった昭和33年から半世紀以上、布おむつはその形や性能をほとんど変えずに受け継がれています。
最近では、産婦人科や保育園などの施設で布おむつの利用が再評価されています。
乳児の柔らかい肌に最適で、幼児の五感を刺激し、意思表示の促進につながると、再び関心が高まっています。
地球環境への貢献
6月11日の「布おむつの日」は、布おむつの再評価と普及を目的として制定されました。
近年、自然災害や温暖化による気候変動が私たちの生活に大きな影響を与えています。
今こそ地球環境も考慮し、布おむつを見直す機会と捉えています。
関西ダイアパーリース協同組合の加盟事業者は一丸となって、布おむつの良さと環境への貢献を全国に発信していきます。
布おむつと紙おむつ、どちらが良い？
赤ちゃん用品を準備する際、布おむつの方が良いのか悩んだことがあります。
自分が布おむつを使って育ったことや、弟や妹も布おむつを使用していたことから、親しみがあり、またおむつ外れも早いという印象がありました。
しかし、使い捨ての紙おむつに比べて手間がかかるのではないかという懸念もありました。
最終的には初めての子育てに忙しく、「布おむつを使う自信がない」と断念しましたが、その時に調べたことを皆さんにお伝えしたいと思います。
布おむつの利点
- 肌に優しい
紙おむつに含まれる高分子吸収体と違い、コットンやバンブー（竹）製の布おむつは赤ちゃんの肌に優しく、敏感肌でもかぶれにくいです。ただし、吸水性は紙おむつに劣るため、こまめに取り換えないと逆にかぶれるリスクがあります。 - 親子のコミュニケーションが増える
布おむつは着脱に手間がかかるため、赤ちゃんの体に触れたり話しかける時間が増えます。これにより、コミュニケーションの頻度も上がります。 - おむつ外れが早い
布おむつを使用する赤ちゃんは、おしっこやうんちをした際の不快感が強いため、トイレトレーニングがスムーズに進みやすいです。 - 環境に優しい
使い捨ての紙おむつと違い、布おむつは何度も洗って繰り返し使用できるため、ゴミを減らせます。 - 経済的
布おむつは繰り返し使用できるため、長期的には経済的です。しかし、初期投資として布やカバーを購入する必要があり、また洗濯による光熱費の増加も考慮する必要があります。
布おむつの欠点
- 洗濯の手間
清潔な布おむつを常に用意するためには、頻繁な洗濯が必要です。特にうんちがついた場合は予洗いが必要なため、手間がかかります。 - 夜間の不快感
夜間に布おむつが濡れると赤ちゃんが目を覚ましてしまうことがあります。このため、大人も寝不足になる可能性があります。
紙おむつの利点
- 洗濯の手間がない
使用後に捨てるだけで良いため、忙しい親にとっては非常に便利です。 - 簡単におむつ替えができる
布おむつに比べて装着が簡単で、動き回る赤ちゃんでもスムーズにおむつ替えができます。 - 長時間使用してもかぶれにくい
吸水性に優れ、長時間使用しても蒸れにくく、かぶれにくいです。 - 外出しやすい
持ち運びが簡単で、使用後も捨てるだけで荷物が減ります。
紙おむつの欠点
- 経済的負担
使い捨てのため、長期的には経済的に不利です。また、ゴミが増えるため環境にも負担がかかります。 - 臭いの問題
使用済みおむつの臭いが気になる場合がありますが、蓋付きのゴミ箱などで対策できます。 - おむつ外れが遅れる
布おむつに比べて快適すぎるため、おむつ外れが遅くなる傾向があります。
布おむつの良さを再確認する日！ まとめ
布おむつと紙おむつのどちらを選ぶかは、家庭の状況や育児スタイルにより異なります。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、自分に合った選択をすることが大切です。
布おむつの良さを見直し、環境への配慮を考えるきっかけとして、6月11日の「布おむつの日」を活用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました！
