6月7日は母親大会記念日!母親の訴えで生まれた記念日の由来 | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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6月7日は母親大会記念日!母親の訴えで生まれた記念日の由来

6月7日は母親大会記念日!母親の訴えで生まれた記念日の由来 6月

6月7日は母親大会記念日だね!

でも、具体的にはどんな記念日なの?

名前だけではわかりにくい記念日よね。

今回は、母親大会の由来や歴史など紹介するわ!

1955年(昭和30年)のこの日、東京・豊島公会堂で2000人が参加して第1回母親大会が開催されました。

1954年(昭和29年)、アメリカがビキニ環礁で水爆実験を行ったことを受けて、日本婦人団体連合会は国際民主婦人連盟に原水爆禁止を提案し、世界母親大会がスイスで開催されることになりました。

この流れを受けて、日本でも第1回母親大会が開かれました。

6月7日は母親大会記念日

そこで「嫁をもらう、娘を片付けるなどの言い方をやめ、結婚と言おう」「主人と呼ばず夫と呼ぼう」「女だてらに、という言い方はやめよう」などが取り決められました。

この大会により、母親たちの社会活動の意欲が高まったと言われています。

その後、この日を記念して毎年「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」のスローガンのもと、生命と暮らし、子供と教育、平和、女性の地位向上などに関する分科会や講演会が開催されています。

スイスでの世界母親大会に日本から河崎なつを団長にあらゆる分野から代表を選び、14名が参加しました。

これが広範な母親運動の出発点となりました。

代表派遣費用は1人約80万円(当時)かかりましたが、地域ブロックが責任を持ち、カンパ活動に全力で取り組みました。

貧しい暮らしの中から1円、2円と集め、なんと1人平均100~150万円が集まりました。

帰国後、14人は日本中を歩いて報告しました。

東北の土川マツエさんはまる2年間東北6県を歩いて180ヵ所、神奈川の菅原絹枝さんも毎日4~5ヵ所など、全体で2000回もの報告会が開かれ、参加者は70余万人に達しました。

これが母親運動の種まきとなりました。

平和と子どもを守る声一つに

第69回日本母親大会が9月28日・29日に和歌山県で開催されます。

戦争と平和を巡る世界と日本の進路が問われる中、命を守る取り組みが原点の母親大会の歴史と役割は一層重みを増しています。

日本母親大会の歴史

1955年、ビキニ環礁でのアメリカによる水爆実験をきっかけに「核戦争から子どもを守ろう」と始まりました。

第1回大会のアピールは「子供の生命と幸福をおびやかされることほど、母の心をえぐり揺さぶるものはない」「すべての子供の幸福を守るために、世界のお母さんたちと話しあいましょう。婦人の権利を勝ち取るために、みんなで話しあいましょう。母と子供が安心して住める世の中をつくるために、お母さんの力を結集しましょう」と呼びかけました。

以来68年間、「生命を生みだす母親は生命を育て生命を守ることをのぞみます」のスローガンのもと、平和と子どもを守る女性の固い決意が刻まれています。

社会状況と母親大会

物価高騰で暮らしと営業は危機的状況です。

子どもの貧困も深刻化しています。

女性の内閣支持率が男性より低い傾向を示す調査もあります。

日本母親大会は、運動を持ち寄り、学び、語り合い、交流する絶好の場です。

全体会の記念講演(25日)は、中東やパレスチナの難民問題に取り組む清末愛砂・室蘭工業大教授が講師です。

26日は子どもと教育、暮らし、女性の権利とジェンダー平等、平和・民主主義の課題、山口の自然や歴史を知る企画など15の分科会が開催されます。

運動のバトンをつなげよう まとめ

今年も全国46カ所で母親大会が計画・実施されます。

草の根の活動と結びついていることも母親大会運動の重要な特色です。

母親大会の果たしてきた歴史と役割を確認し、若い世代にバトンをつなげる大会として大きく成功させましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!