2月2日は麩の日だね!
僕は、麩が安かった時代に肉の代わりに使ったり、味噌汁に入れたりしてたなぁ。
みそ汁の麩ってすごく美味しいのよね!
今回は、2月2日が麩の日になった由来やおもしろ雑学など紹介するわ!
麩と言えば、今は少し高級品になりましたが、種類も色々あって、料理のバリエーションも広がる素敵な食材ですよね。
今回は、記念日ができた由来やおもしろ雑学などご紹介します!
2月2日は麩の日
2月2日は麩の日ですが、1998年に、数字の読み方の一つでもある「ひ、ふ、み」の「ふ=2 + 麩=ふ」の語呂合わせから、協同組合全国製麩工業会が制定した記念日です。
全国のお麩製造業者の統一キャンペーンデーとなっており、毎月2日も「お麩の日」とされます。
記念日ができた目的は「全国の特徴のある麩の食べ方などをPRすること」で、意外と知られていないですが、麩の原料は小麦粉となっています。
日本に古くからある食材なので、米でできているイメージを持っていたのですが、小麦粉とは意外でした。
また、麩とひとくちに言っても、生麩(なまふ)や焼き麩(やきふ)、揚げ麩(あげふ)などがあり、それぞれの特徴を生かした料理も数多く生まれています。
麩の歴史は室町時代から始まった?
日本に麩の原型が伝わったのは室町時代とされますが、大和朝の時代に中国から禅僧の手に伝わった説もあり、どちらにしても中国から伝わったとされます。
その後、江戸時代になって、修行僧が故郷に麩作りの技術を持ち帰ったことで、日本にも一気に麩が広まっていきます。
ただ、さらに時代が進んだ第二次世界大戦の影響もあり、一時期小麦粉の供給がストップし、麩の業者が次々と廃業に追われて行きました。
また、戦後も食生活の洋風化が進んだことで、段々と麩を食べる習慣も減りましたが、現在では麩の良さが見直され、低カロリー食材としての人気も高まり、さまざまな料理などに活用されています。
お坊さんの貴重なたんぱく源
麩が生まれた当初は高級食品でしたが、時代が進むにつれて、お坊さんの貴重なたんぱく源として、精進料理などに麩が使われるようになります。
肉や魚などが食べられない修行僧にとって、麩は大切なたんぱく源で、江戸時代になってからは料理だけでなく、お茶菓子にも使われるようになり、一気に民衆に広まっていきました。
ちなみに「麩」の表記は、中国から伝わった字がそのまま使われており、中国の文献を見ても、「麦」と「夫」の字を使い、麩を現していたそうです。
ただ、生麩は保存期間が短かったため、保存性の高い焼き麩も誕生し、今のような麩が生まれたとも言われています。
麩が一般庶民の間で食べられるまでには長い年月を要しますが、麩がタンパク質豊富なことは意外と知られていないのかもしれません。
2月2日の出来事一覧
2月2日は麩の日ですが、過去の2月2日に起きたできごとなどを一覧でまとめてみましたので、参考にしてみてください。
2月2日が誕生日の芸能人は誰?
- 桐山 漣(きりやま れん):1985年2月2日生まれ。日本の俳優。
「仮面ライダーW」の左翔太郎 役で連続テレビドラマ初主演、菅田将暉とW主演を務める。 - 劇団ひとり(げきだんひとり):1977年2月2日生まれ。日本のお笑いタレント。
「お笑い甲子園」に、「バーテックス」というコンビを組んで出場し、太田プロダクションに所属となりデビュー。 - 遼河 はるひ(りょうが はるひ):1976年2月2日生まれ。日本の女優。
元宝塚歌劇団「月組」の男役。
低カロリーな麩は貴重なたんぱく源? まとめ
それでは、2月2日が麩の日になった由来やちょっとおもしろい雑学などご紹介してみました。
麩は小麦粉から作られますが、当時の僧にとって貴重なたんぱく源だったことは意外と知られていません。
近年低カロリーさから人気を集めている麩ですが、昔よりも少し高価なイメージもあります。
ぜひ、麩の日には麩の料理を作って、地域に伝わる色々な食べ方などにチャレンジしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!