花粉症って地域によっては、1月からスタートしてるんだって。
僕はてっきり冬にはないと思ってたよ。
流石に北海道では1月には飛ばないみたいだけど、本州は早いみたいね。
今回は、花粉症が一月から始まると言われる理由や地域別カレンダーなど紹介するわ!
花粉症が始まるのは2月~4月にかけてと言われていますが、北海道などの寒冷地はともかく、本州などでは一月から花粉も飛び始めると言います。
今回は、花粉症が始まるのは一月からと言われる理由や地域別の花粉カレンダーなどご紹介します!
花粉症は一月から始まる?
花粉症と言うと春のイメージがあるかもしれませんが、スギ花粉は、1月から始まり4月頃にかけて活発になるので、冬でも花粉症になる可能性は十分にあります。
ただ、ほぼ一年中悩まされる本州などに比べると、北海道では冬が長いことから、1月頃は花粉症にかかる方は少ないです。
花粉の飛散する時期を知っておくと、花粉症対策も立てやすいと思いますので、以下に、6つの地域に分けたカレンダーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
地域別の花粉の種類や飛散量
花粉症は、地域によって飛散する花粉が違うので、それぞれどの地域にお住いかによっても対策方法は違ってきます。
以下に、全国を6地域に分けてカレンダーにしてみましたので、どの時期にどの花粉が多く飛散するかの参考にしてみてください。
北海道地域の花粉症カレンダー
●木本の花粉飛散量 | ●草本の花粉飛散量 |
赤色:多い(50.1個~/cm2/日) オレンジ:やや多い(5.1~50個/cm2/日) 黄色:少ない(0.1~5.0個/cm2/日) | 濃緑色:多い(5.1~50個/cm2/日) 緑色:やや多い(1.1~5.0個/cm2/日) 薄緑色:少ない(0.05~1.0個/cm2/日) |
北海道では、1月は花粉の飛散がないものの、シラカンバの花粉が4月~6月にかけて飛散し、春の時期はハンノキ類やスギ、6月はイネ科の花粉も少量ですが、地域によっては比較的多く飛散する模様です。
東北地域の花粉症カレンダー
●木本の花粉飛散量 | ●草本の花粉飛散量 |
赤色:多い(50.1個~/cm2/日) オレンジ:やや多い(5.1~50個/cm2/日) 黄色:少ない(0.1~5.0個/cm2/日) | 濃緑色:多い(5.1~50個/cm2/日) 緑色:やや多い(1.1~5.0個/cm2/日) 薄緑色:少ない(0.05~1.0個/cm2/日) |
東北地域は関東圏と同じくらい花粉の量が多く、2月下旬から始まるスギ、東北南部での4月上旬にピークがくるヒノキ、春から秋にかけて長期間花粉が飛散するイネ科の花粉などに注意しましょう。
関東地域の花粉症カレンダー
●木本の花粉飛散量 | ●草本の花粉飛散量 |
赤色:多い(50.1個~/cm2/日) オレンジ:やや多い(5.1~50個/cm2/日) 黄色:少ない(0.1~5.0個/cm2/日) | 濃緑色:多い(5.1~50個/cm2/日) 緑色:やや多い(1.1~5.0個/cm2/日) 薄緑色:少ない(0.05~1.0個/cm2/日) |
関東地域では、季節を問わずに、花粉が多く飛散し、花粉の種類もかなり多めなので、春先にピークを迎えるスギやヒノキだけでなく、秋のブタクサ属をなどの草本花粉にも注意が必要です。
東海地域の花粉症カレンダー
●木本の花粉飛散量 | ●草本の花粉飛散量 |
赤色:多い(50.1個~/cm2/日) オレンジ:やや多い(5.1~50個/cm2/日) 黄色:少ない(0.1~5.0個/cm2/日) | 濃緑色:多い(5.1~50個/cm2/日) 緑色:やや多い(1.1~5.0個/cm2/日) 薄緑色:少ない(0.05~1.0個/cm2/日) |
東海地域は、関東と比較すれば、花粉の種類や量はそこまで多くはありませんが、一年中、花粉が飛散するので、特にスギ花粉が多い2月下旬~3月中旬、ピークを迎える4月上旬のヒノキ花粉には注意してください。
近畿・関西地域の花粉症カレンダー
●木本の花粉飛散量 | ●草本の花粉飛散量 |
赤色:多い(50.1個~/cm2/日) オレンジ:やや多い(5.1~50個/cm2/日) 黄色:少ない(0.1~5.0個/cm2/日) | 濃緑色:多い(5.1~50個/cm2/日) 緑色:やや多い(1.1~5.0個/cm2/日) 薄緑色:少ない(0.05~1.0個/cm2/日) |
近畿・関西地域では、2月から3月にかけてピークがを迎えるスギ、3月に多く飛散するハンノキ類、ヒノキの花粉量が多い4月などに注意が必要ですし、春先は花粉の飛散が増えるのに加えて、秋のヨモギ属やブタクサ属にも注意が必要です。
九州地域の花粉症カレンダー
●木本の花粉飛散量 | ●草本の花粉飛散量 |
赤色:多い(50.1個~/cm2/日) オレンジ:やや多い(5.1~50個/cm2/日) 黄色:少ない(0.1~5.0個/cm2/日) | 濃緑色:多い(5.1~50個/cm2/日) 緑色:やや多い(1.1~5.0個/cm2/日) 薄緑色:少ない(0.05~1.0個/cm2/日) |
九州地域は、2月上旬~3月上旬に多く飛散するスギ、3月上旬から1か月間に花粉量を増すヒノキ、さらにピークが過ぎた後は、イネ科の花粉が飛散するので、マスクなどでしっかりと予防してください。
花粉症の対策は早い所なら1月から まとめ
それでは、花粉症の対策は1月から始まっている理由や、各地域の花粉の飛散量など、カレンダーでご紹介してみました。
毎年飛散量などは上下しますが、基本的には上記のカレンダーのように花粉の種類や飛散量が多くなるシーズンは決まっています。
もし花粉症を予防するなら、早い所では1月からの対策が必要なので、北海道以外の地域では早めの対策をおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!