水道凍結防止に一日中水を出しっぱなしにするのは効果あり?水道代は? | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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水道凍結防止に一日中水を出しっぱなしにするのは効果あり?水道代は?

水道管の凍結防止に一日中水を出しっぱなしにするのは効果あり? 季節の悩み

水道凍結防止のために、一日中水を出しっぱなしにするのって効果あるのかな?

水道代も気になる所だけど…。

確かに水道料金は気になるけど…水道管が凍結するよりはいいみたいよ?

今回は、水道凍結防止のために一日中水を出しっぱなしにするのは効果があるのかなど紹介するわ!

水道凍結防止には、一日中水を出しっぱなしにするのが良いと言われることがありますが、本当に効果があるのかや、水道代が高くなるのではと悩むことも多いと思います。

今回は、水道凍結防止に水を出しっぱなしにするのは効果があるのかなどご紹介します!

水道凍結防止に一日中水を出しっぱなしにするのは効果あり?

まず、水道凍結防止のために一日中水を出しっぱなしにするのには、確かに効果ありと言えます。

というのも、基本的に水は0度以下で凍結しますが、水が流れてさえいれば、周囲との熱交換が頻繁に行われるので、0度以下にはなりにくくなるからです。

水道管の凍結防止には、他にも、「水道管の中から水を抜く」、そもそも0度以下にしないために「水道管の温度を上げる」などの方法もありますが、一番手軽にできる方法が水を出しっぱなしにすることなんですね。

水道の蛇口から箸1本分程度の太さの水を流し続けると、凍結防止にもなるので、ぜひ試してみてください。

ただ、そうなると、水道料金が高くなるのでは?と不安になりますよね。

では、一日中水を出しっぱなしにするとどれくらいの水道代がかかるのかも、以下にご紹介します。

水を出しっぱなしにすると水道代はどうなる?

地域や契約単位によっても水道代は違いますが、一般家庭で見てみると、箸1本分くらいの少量の水を12時間流し続けると、使用量は約360L(お風呂は1回約200L)となり、水道料金も数百円程度しか違いはありません。

数百円もかかるならもったいないと思うかもしれないですが、凍結防止対策をせずに水道管が破裂するなどした場合、修理費用は数千円から数万単位になりますから、金額面で考えれば断然お得です。

なので、一晩で数円程度の水道代をケチって故障するよりは、水を出しっぱなしにした方がコスパも良くなります。

一か所では効果が薄い?

水道を出しっぱなしにするのは一か所では効果が薄いため、キッチン、お風呂、洗面所、トイレ、屋外の洗い場など、全ての分岐された配管の末端の蛇口を開けておく必要があります。

水道管は、メーターまでは1本なのですが、全て一筆書きのように配管はされていないからです。

特に、寒い地域では、全ての配管は基本的に元管から分岐して、1本ずつ蛇口に取り付けられていることから、関連する全ての蛇口を開ける必要があると言われています。

複数個所の蛇口から水を出しっぱなしにしたとしても、上記でご紹介したように、一晩で数円程度なので、そこまで料金は気にならないでしょう。

ただ、大寒波などが襲ってきた時には、外気温が低すぎるので、蛇口を閉めたとしても凍結の恐れが全くないとは言い切れません。

その場合は、以下の対策も参考にしてみてください。

水道管の凍結防止の対策は他にもある

水道管の凍結防止で、一番手っ取り早いのが水を出しっぱなしにする方法ですが、これだと寒い地域では万全の対策とは言えないので、他の方法も知っておくと便利だと思います。

以下に、水を出しっぱなしにする以外の方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

対策①ヒーターを取り付ける

北海道などの寒さが厳しい地域では、「水道凍結防止帯」と呼ばれるモーターが市販されています。

ヒーターを屋外の水道管などに巻きつけるだけで凍結防止になるので、もし水を出しっぱなしにするのに抵抗がある方は使ってみるのも良いかもしれません。

ちなみに、水道凍結防止帯は、ひも状のヒーターとサーモスタットを水道管に巻き、その上に保温テープを巻き付けることで、サーモスタットの働きにより、約3℃以下でヒーターがONになり、約10℃になると自動でOFFになる便利なヒーターです。

もし取り付ける時には、ヒーターを重ねて巻かないこと、近接して巻かないことなどの注意点を守って使えば、取り付けもDIYレベルで良いので、業者に依頼する必要もありません。

対策②水道管の水を抜く

こちらの対策は我が家でよくやる方法なのですが、北海道などの寒冷地では「水抜栓」と呼ばれる、水道管の中の水を抜けるようになっている栓があり、こちらから水抜きをして凍結防止をします。

水抜栓には、「ハンドル式」と「電動式」の2種がありますが、家によってどちらが使えるかはわからないので、設置場所や操作方法などをあらかじめ確認するようにしてください。

よくあるのがハンドル式だと思いますが、水抜栓を時計回りに回し切り、その後全ての蛇口を開け、水が出ないことを確認後に、全ての蛇口を閉めて対策します。

水道管に水がなければ、水が凍って水道管が破裂することもないので、寒冷地ではむしろこちらの方が一般的な方法かもしれません。

給湯器やボイラーなどにも止水栓や水抜きが付いていることが多いので、夜の間に凍るのが心配なほど冷え込んだときには、水抜きをしておくのもおすすめです。

対策③保温材を巻く

屋外の水道管など外気に露出している部分に、保温材や古いタオルなどを巻いておくのも効果的な方法とされます。

ただ、こちらの方法は寒冷地では使えない方法なので、普段は凍結の心配がないけど、万が一に備えておきたいと言う場合の方法です。

やり方は簡単で、使い古しのタオルなどを水道管に巻き付け、ビニールテープ、もしくはひもなどで固定するだけでOKです。

もし年に数回程度しか凍結の心配がないという地域なら、多少費用をかけても「保温材」や「保温チューブ」などを水道管に巻き付けると対策になります。

水を出しっぱなしにするのは効果あり まとめ

それでは、水道管の凍結防止に一日中水を出しっぱなしにするのは効果があるのかや、寒冷地などでの対策方法、水を出しっぱなしにする以外の方法などご紹介してみました。

北海道などの寒冷地では、水を出しっぱなしにする方法が使えないこともありますが、その他の年に数回程度凍結が心配になる程度の寒さなら、水を出しっぱなしにする方法も効果はあります。

私の地元は毎年凍結の心配があるので、長く家を空ける時などは水抜きをしますが、このように地域によって凍結防止対策も違うので、上記を参考にして、ぜひ地域に合った対策を取ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!