5月14日はマーマレードの日だね!
僕は、甘夏のマーマレードが好きだなぁ。
日本では苺ジャムと人気を二分しているんじゃないかしら。
今回は、5月14日がマーマレードの日になった由来など紹介するわね!
5月14日は「マーマレードの日」として知られています。
この特別な日は、愛媛県八幡浜市に本部を構える「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会実行委員会」によって制定されました。
5月14日はマーマレードの日
この記念日は、2019年に開催された「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」の初の日本大会の開幕日である5月12日を記念して設けられました。
ダルメインとは、イギリスの湖水地方にある歴史ある大邸宅で、1675年からヘーゼル家によって守られています。
ここで2005年に始まったマーマレードのコンテストは、伝統的なマーマレード作りの見直しを促すことを目的としています。
このコンテストは、初めは地元の小さなイベントでしたが、現在ではスペイン、オーストラリア、日本、カナダなど40カ国以上から3000本を超える応募があります。
特に日本からの柚子や橙を使ったマーマレードは、そのユニークな味わいで審査員たちを魅了しています。
世界一のマーマレードを作るシステムエンジニア
静岡県浜松市に住む江南徳行さんは、システムエンジニアとしての仕事を持ちながら、自家製マーマレードで世界大会に挑戦し、複数回にわたり金賞を含む最高賞を受賞しています。
彼のマーマレードは、自身の農園で栽培されたオレンジを使用しており、その技術と情熱は高い評価を受けています。
江南さんの多才な才能は、農家としてだけでなくエンジニアとしても認められており、彼の名刺はその二面性を象徴しています。
彼の物語は、持続可能な生活と職業の多様性を追求する現代の姿勢を反映しています。
ジャムの起源
ジャムの歴史は、約1万から1万5千年前、旧石器時代後期にさかのぼります。
当時の人々が蜜蜂の巣から蜜を採取し、それを使って果物を煮込んだことが、現代のジャムの始まりとされています。
これは、ジャムが人類史上最も古い保存食の一つである可能性を示唆しています。
その豊かな砂糖の供給がジャム作りを促進し、特に十字軍のオリエント遠征(1096年から1270年)で持ち帰られた大量の砂糖が、ジャム製造の一般的な広がりに大きな影響を与えました。
ジャムとマーマレードの語源
「ジャム」という言葉の起源は、英語の古方言「CHAM」に由来していると言われています。
この言葉は「ぐちゃぐちゃに噛む」を意味し、今日でもジャムを英和辞典で調べると「押しつぶす」「詰め込む」といった意味が見られます。
これは、ジャムが元々果物を細かく砕いて保存する食品であったことを反映しています。
ジャムの日本での歴史
日本にジャムが紹介されたのは16世紀後半に宣教師たちによってです。
製造が記録されるのは明治時代初期、新宿の勧農局でイチゴジャムが試作された明治10年のことです。
その数年後には長野県で缶詰のイチゴジャムが販売されました。
明治時代に夏目漱石が「吾輩は猫である」を執筆した際にも、ジャムに触れる記述があることから、ジャムは徐々に日本でも知られるようになっていました。
これらの動きが、ジャムが日本国内で広く普及するきっかけとなりました。
マーマレードを手作りしてみるのもおすすめ まとめ
5月14日は「マーマレードの日」として、4月14日の「オレンジデー」から1ヶ月後に設定されています。
この日は、2019年に初めて開催された「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」の日本大会を記念して選ばれました。
マーマレードは柑橘類を用いた加工食品の一種で、愛媛県を拠点にその美味しさや魅力を全国、さらには世界に向けて広めるために制定された特別な日です。
最後までお読みいただきありがとうございました!