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腹八分目が健康にいいって本当?腹八分とはどれくらいの量か解説!

腹八分目が健康にいいって本当?腹八分とはどれくらいの量か解説! 雑学・地域

良く腹八分が健康に良いって言うよね。

でも、腹八分目ってどれくらいの量なんだろ?

確かに、具体的な量を知りたいわよね。

今回は、腹八分目が健康にいいと言われる理由を紹介するわ!

「腹八分に医者いらず」という言葉があるように、昔から食事は腹八分目に抑えるのが健康に良いとされています。

しかし、この説に疑問を持つ人もいるでしょう。

「なぜ腹八分目が良いのか?本当に効果があるのか?」と考えたことはありませんか?

腹八分目が健康にいい?

結論から言うと、「腹八分目が健康に良い」というのは事実です。

実際に、マウスやサルの実験で腹八分目にすると寿命が延びるという報告があります。

人間にも同様の効果があるかはまだ完全には証明されていませんが、食事量を抑えることで肥満予防や血糖値、中性脂肪、コレステロールの改善が期待できます。

過度な摂取制限は栄養バランスを崩し、必要な栄養素が不足するため体に悪影響を及ぼしますが、腹八分目であれば問題ない範囲と言えるでしょう。

満腹まで食べる弊害

一方で、満腹まで食べたいと感じる人も少なくありません。

しかし、満腹まで食べると、カロリー過多による肥満や脂質異常症、2型糖尿病、塩分過多による高血圧などのリスクが高まります。

さらに、満腹になると「逆流性食道炎」のリスクも高まります。

逆流性食道炎は、食道と胃のつなぎ目の筋肉が緩み、胃酸が食道に逆流することで起こります。

食べ過ぎると胃の内圧が上がり、つなぎ目の筋肉が緩んでしまうのです。

満腹のメリットは、精神的な満足感くらいしかありません。

そのため、食事の際は腹八分目を意識するのが良いでしょう。

腹八分目の判断方法

しかし、腹八分目がどのくらいか分からないという人もいるかもしれません。

腹八分目とは、満腹になる前に食事を終えることです。

「まだもう少し食べられる」と感じる段階で食事をやめることを目安にすると良いでしょう。

小動物を対象にしたカロリー制限の研究

小動物を使った研究では、食事の量を一定に制限したグループと自由に食べさせたグループの平均寿命を比較しました。

例えば、日本で行われたある研究では、食べ放題にしたマウスの平均寿命は74週でしたが、食事量を80%に制限したマウスは122週と1.6倍以上の寿命を達成しました。

この結果、腹八分目が細胞の老化を遅らせ、がんや動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を予防する効果があることが示唆されています。

サルを対象にしたカロリー制限の研究

アメリカで行われたサルを対象にした研究では、30%のカロリー制限(腹七分目)によって、体脂肪、血圧、血糖値、中性脂肪値などが改善されたと報告されています。

これにより、カロリー制限が人間にも有益である可能性が示されています。

バイオスフェア2の実験

1991年からアメリカで行われたバイオスフェア2の実験では、8人の研究者がドーム内で自給自足の生活を送りました。

食料が不足し、平均25%減のカロリー摂取(約1800kcal/日)で生活することになりました。

その結果、全員の体重が減少し、血糖値やコレステロール値、血圧などが改善されました。

この実験は、カロリー制限が健康寿命を延ばす可能性があることを示しています。

カロリー制限と遺伝子の関係

カロリー制限と健康の関係は遺伝子レベルでの解明が進んでいます。

サーテュインという酵素は、細胞の老化を防ぐ働きを持ち、カロリー制限によって活性化されます。

これにより、細胞の死滅を防ぐ機能が強化されます。

また、カロリー制限はがんやアルツハイマー病のリスクを減らすことが示唆されています。

カロリー制限の目安

多くの研究では、20~30%のカロリー制限が効果的とされています。

日本人成人の平均摂取カロリーは1日2000kcal前後であり、腹八分目(20%減)で1600kcalが目安となります。

1日に400kcal減らすと、ご飯2杯分程度のカロリー制限になります。

脂質は1gあたりのカロリーが高いため、脂肪分を減らすことが効果的です。

現代の日本人は脂質の摂取過多傾向があり、脂質の摂取量を抑えることがカロリー制限の大きなポイントとなります。

カロリー制限の重要性

脂質の取りすぎは、肥満や高脂血症、がんなどの生活習慣病の原因とされています。

特に動物性脂肪の摂取を控えることが重要です。

腹八分目は健康寿命を延ばす まとめ

早食いすると満腹中枢が働く前に多くの食べ物が胃に入ってしまい、結果的に食べ過ぎてしまいます。

これでは腹八分目の感覚をつかむことが難しくなり、食べるのを止めるタイミングを見失ってしまいます。

食事の際は満腹中枢が適切に働くように、「よく噛んでゆっくり食べる」ことを心がけましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!