4月2日は図書館開設記念日だね！
僕は昔から本が好きで、図書館も良く利用してたよ。
無料で本が読めるなんて素敵な施設よね！
今回は、4月2日が図書館開設記念日になった由来や歴史など紹介するわ！
図書館の開設記念日は4月2日です。
1872年のこの日に、日本で最初の官立公共図書館となる東京府書籍館が、現在の国立国会図書館の前身として東京・湯島の昌平坂学問所講堂跡に設立されました。
4月2日は図書館開設記念日
東京府書籍館は、ヨーロッパ式の図書館としては日本初のもので、後に上野へ移転し、上野図書館として知られるようになりました。
帝国図書館が開館したのはその後の1897年です。
初期は「ずしょかん」と読まれていましたが、大正時代以降「としょかん」という読み方が一般化しました。
図書館の起源
世界最古の図書館はアッシリア帝国のアッシュールバニパル王の時代に遡り、日本では8世紀末の奈良時代に石上宅嗣が設立した「芸亭」が公開された図書館の初例とされています。
近代的な公共図書館は1872年に設立された「書籍館」が始まりで、この当時の図書館はほとんどが有料での閲覧制でした。
図書館の定義と機能
図書館は、図書やその他の資料を収集・保存し、利用者に閲覧、貸出し、参考調査などのサービスを提供する機関です。
明治中期からは「ライブラリー」の訳語として使われるようになりました。
図書館の機能は時代と共に進化しており、現代では図書や雑誌に加え、多様な印刷資料、音の資料、目で見る資料、点字資料、CD-ROM、電子データなどが取り扱われています。
社会教育施設としても機能し、読書活動以外にも様々な啓蒙活動や生涯学習の支援を行っています。
現代の図書館
現代の図書館は文献資料を中心とした情報サービスを提供し、資料検索のコンピュータ化、図書館間のネットワーク構築、地域や全国的なシステム作り、インターネットを通じた世界中の電子資料へのアクセスなどを実現しています。
これにより、図書館は単なる書籍の蔵書場所から、幅広い情報アクセスポイントとしての機能を果たしています。
図書館の由来と歴史の変遷
図書館の由来は古代文明の始まりと同時期に遡ります。
オリエント、エジプト、中国、インドなど古代文明では、異なる材質を使用した文献の保存法が確立されていました。
古代文献保存所は、現在の図書館と同じ役割を果たしていたかは不明ですが、一般的に寺院や王宮に付随する形で設立されたことが知られています。
古代・中世のヨーロッパの図書館
古代・中世のヨーロッパでは、ギリシアのヘレニズム文化の発展と共に、組織化された図書館が登場しました。
この時代、文献の収集、保存、および翻訳が図書館員の主要な業務でした。
中世ヨーロッパでは、キリスト教の教会や修道院が図書館の中心であり、文献の書写や保存が行われました。
近代の図書館
近代に入り、印刷術の発明により、図書館は新たな段階に入りました。
人文主義や宗教改革の流れの中で、市民向けの図書館が次第に設立され、知識の普及が進みました。
中国では、古代から図書館が存在し、王朝ごとに文献の収集と保存に努めてきました。
清朝末期には近代的な図書館が設立され、教育の普及と共に図書館の数も増加しました。
日本で最初の図書館は？
日本では、律令国家の図書寮が最初の図書館の形態であり、奈良時代には私的な図書館も存在しました。
20世紀に入ると、図書館はより専門化され、情報処理技術の進歩によりデジタル化が進みました。
国際的な協力や図書館員の専門教育も進展し、図書館は知識の普及と情報アクセスの中心地としての役割を強化しています。
4月2日は図書館に行こう！ まとめ
それでは、4月2日が図書館開設記念日になった由来などご紹介してみました。
現在の図書館が生まれるまで、色々な経緯を経て、今は電子書籍なども台頭しています。
図書館では調べものや娯楽など、無料で利用できる素敵な施設です。
ぜひ、記念日には図書館に足を運んで、素敵な本との出会いを果たしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました！
