2月28日はエッセイ記念日だね！
エッセイって、小説とは違って難しいんだよなぁ。
日記との違いも良く話題にされるわよね。
今回は、2月28日がエッセイ記念日になった意味など紹介するわ！
エッセイ、それは個人の経験や思考を自由形式で綴った文章のことです。
形式や長さに制約がなく、筆者が思うままに表現できる点が特徴です。
ただし、実際に書き始めると、思いのままに筆が進まないこともしばしばあります。
では、エッセイとは具体的にどのようなものなのでしょうか。
2月28日はエッセイ記念日
エッセイ記念日は毎年2月28日に設定されており、木村治美エッセイストグループ（KEG）によって定められました。
この日は、エッセイのジャンルを確立したとされる、フランスの著名な思想家でありモラリスト、ミシェル・ド・モンテーニュ（1533-1592年）の生誕を記念しています。
伝統的な哲学論文とは異なり、彼の随筆は個人的な省察と普遍的な真理の探究を結びつけ、世界中の読者に影響を与え続けています。
エッセイとは？
エッセイは、筆者自身の体験や周りから聞いた話、読書を通じて得た知識などを基に書かれます。
子供時代の思い出、育児のエピソード、友人から聞いたユニークな体験、最近遭遇した珍事件など、自らが体験したことに基づいて、それに対する感想や思考を述べたものがエッセイになります。
エッセイを書く基本的な手順
エッセイを書く基本的な手順としては、まず書きたいテーマを決定し、そのテーマに基づいた構成を考えます。
その上で、本文を執筆し、推敲を重ねて完成度を高めます。
特に、タイトル選びはエッセイの顔とも言える重要な作業です。
読者の注意を引きつけるような、内容を象徴する興味深いタイトルを選ぶことが望ましいです。
エッセイは、筆者の個性や視点が色濃く反映される文学形式であり、日常のささいな出来事から深い洞察を引き出す力を持っています。
エッセイは、筆者が個人的な体験や考えを綴った自由形式の文章です。
このジャンルには、文体や長さに固定のルールはなく、筆者の個性に合わせて自由に表現ができます。
エッセイの魅力
エッセイの魅力は、筆者自身の生きた体験や感じた思いを基にしている点にあります。
ただし、内容が創作である場合はエッセイとは異なります。
エッセイを書く際には、単に出来事を挙げるだけではなく、その体験がもたらした感情や、そこから得た洞察を深掘りし、読者に伝えることが求められます。
そのためには、自己の内面を掘り下げ、感じたことを精密に言語化する必要があります。
エッセイの執筆方法については以下のステップが参考になります。
- テーマを定める: 読者が関心を持ち、かつ筆者自身が深く掘り下げることができるテーマを選びます。
- 構成を練る: 文章全体の流れを考え、どのように読者の興味を引きつけるか計画します。全体の構成だけでなく、章立てやセクションの配置も大切です。
- 本文を書く: 選んだテーマに沿って、自身の体験や感情、考えを具体的に綴ります。
- 推敲する: 書き上げた文章を見直し、誤字脱字の修正や内容の矛盾点をチェックします。
- タイトルを決める: 内容を適切に表すとともに、読者の好奇心を刺激するタイトルを考えます。
エッセイは、筆者の個人的な視点や感情を反映した文学形式であり、読者に新たな洞察を提供することができます。
エッセイは誰でも始められる？
エッセイの執筆は、日々の生活や自分の周りの出来事からインスピレーションを得て、誰もが気軽に始められる創作活動です。
形式やスタイルに縛られず、自分の声で物語ることがエッセイの魅力。
エッセイを書くことに興味があるなら、何も躊躇せずに挑戦してみるのが一番です。
書きたい内容を、読者が引き込まれるような形で表現する工夫をすることが求められます。
エッセイを自分でも書いて魅力を知ろう！ まとめ
ミシェル・ド・モンテーニュは、エッセイのジャンルを確立したフランスの思想家であり、彼の誕生日はエッセイ執筆の契機とされています。
『随想録（エセー：Essais）』の発表は、個人の経験や考察を基に深い人間理解を追求した作品であり、後世に大きな影響を与えました。
最後までお読みいただきありがとうございました！
