5月2日はカルシウムの日だね！
カルシウムを取らないと骨が弱くなるって本当かな？
骨がカスカスになる病気もあるから、しっかりと摂りたいものね。
今回は、5月2日がカルシウムの日になった由来など紹介するわ！
5月2日は「カルシウムの日」として知られています。
この日の選定は、カルシウムの摂取が骨の健康に欠かせないことを広く伝える目的で設定されました。
5月2日はカルシウムの日
この記念日は、大阪市都島区に本拠を置くワダカルシウム製薬株式会社によって制定されました。
同社は、日本で初めてカルシウム錠剤を開発したことで知られています。
選ばれた日付は、「コ（5）ツ（2）」と読む語呂合わせに由来しており、「骨」にちなんでいます。
2017年には日本記念日協会によって正式な記念日として認定されました。
ワダカルシウム錠について
ワダカルシウム錠は1911年に市場に登場し、骨の発育を助けると同時に骨がもろくなるのを防ぐ効果があるとされています。
これは成人で一日15錠摂取することで645mgのカルシウムを摂ることができる製品です。
大小さまざまな錠剤があり、幅広い年齢層の人々に利用されています。
ポチップ
ワダカルシウム製薬の歴史
創業者の和田卯助は、1856年に大阪で和漢薬問屋を開業し、その後、日本で初めてカルシウム錠剤を開発しました。
特に、結核という当時の不治の病に苦しむ人々を救うために、カルシウムの効果に注目し、その研究と開発に力を注ぎました。
その結果、1921年から健康増進や結核予防を目的に広告活動を展開し、特に出産を控えた女性たちに大きな支持を得ました。
カルシウムの重要性
カルシウムはただ骨を強くするだけでなく、筋肉の動きや神経機能の安定にも重要な役割を果たします。
成長期の子どもや高齢者にとって特に重要なミネラルであり、適切な摂取が推奨されています。
日本の食事摂取基準では、特に75歳以上の高齢者はカルシウムの摂取が不足しがちであり、骨粗しょう症のリスクを高めることが指摘されています。
このように、「カルシウムの日」は私たちの健康にとって非常に重要なミネラルであるカルシウムを記念し、その重要性を再認識するために設けられた特別な日です。
骨粗しょう症とは
骨粗しょう症とは、骨の量や密度が低下し、その結果、骨が弱くなり折れやすくなる状態を指します。
この病気は、日常生活の小さな衝撃で骨折するリスクが高くなるため、非常に注意が必要です。
特に高齢者にとっては、骨折が重大な健康問題につながることも少なくありません。
また、痛みなどの自覚症状が少ないため、普段から骨密度のチェックを心がけることが重要です。
骨粗しょう症の主な原因
一般的に、骨粗しょう症の主要な原因は加齢によるものです。
特に女性は、年齢とともに女性ホルモンの減少が骨密度の低下を加速させます。
さらに、食事量の減少や運動不足も骨密度の低下に寄与します。
予防と対策
骨粗しょう症の予防には、特にカルシウムとビタミンDの摂取が効果的です。
これらの栄養素は骨の健康を支えるために不可欠で、カルシウムはビタミンDの助けを借りてより効率的に吸収されます。
骨粗しょう症予防に推奨される栄養素と食品
- カルシウム: 牛乳、乳製品、小魚、干しエビ、葉物野菜、大豆製品など
- ビタミンD: サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、シイタケ、キクラゲ、卵など
- ビタミンK: 納豆、ほうれん草、ブロッコリー、キャベツなど
日光浴もビタミンDの生成を促すために有効です。
適度な日光を浴びることで、体内でビタミンDが生成され、骨の健康を支えます。
ただし、日焼けや日射病を避けるために、長時間の直射日光は避け、適度な時間での日光浴が推奨されます。
避けるべきもの
過剰なアルコール摂取、カフェイン、過度の塩分、タバコなどはカルシウムの吸収を妨げる可能性があるため、これらの摂取は控えめにすることが望ましいです。
骨粗しょう症は適切な栄養と生活習慣によってその進行を遅らせることが可能です。
健康な食事と適度な運動を心がけ、定期的な骨密度測定を行うことで、骨の健康を長く保つことができます。
カルシウムは積極的に摂ろう！ まとめ
カルシウムは、人体のさまざまな機能を支え、調整するために欠かせないミネラルであります。
日常の食事を通じてカルシウムを積極的に摂取することが、健康を維持する上で重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました！
