2月2日はバスガールの日だね!
バスガールって昭和の香りがするけど、見たことないなぁ。
団塊世代の両親は知ってたわ。
今回は、2月2日がバスガールの日になった意味や由来など紹介するわね!
昭和時代には、「バスガール」という職業が女性にとって憧れの存在でした。
約99年前の今日、日本で初めてのバスガールが登場し、そのニュースは大きな話題を呼びました。
2月2日はバスガールの日
バスガールは、バスガイドとは異なる職業です。
多くの現代の人々がこの違いを認識していないことが多いようですが、バスガールは女性の車掌であり、その主な業務は切符の販売、車内の案内、ドアの操作、そしてバスの時刻管理などでした。
当時、女性の社会参加が珍しい時代に、バスガールは35円という高給を得ており、これは大卒の初任給や警察官の給与と比較しても非常に高い額でした。
バスガールになるための条件は厳しく、「東京の女学校卒業」「東京在住」「容姿端麗」などが求められ、応募倍率は100倍を超えるほどでした。
キャビンアテンダント?
彼女たちは、今でいうキャビンアテンダントのような存在で、当時の流行歌「東京のバスガール」は彼女たちの人気を物語っています。
しかし、現代の乗合バスは主にワンマン運営が主流であり、昔のようなバスガールの役割は見られません。
それでも、彼女たちが果たした役割は当時の社会において非常に重要であり、今なお語り継がれています。
バスガールとバスガイドの役割の違いを理解することは、昭和時代の文化をより深く理解する上で重要です。
バスガールとバスガイドの違い
バスガイドとしての勤務年数や年齢に関する公的な統計は明確ではありませんが、一般的にバスガイドの平均年齢は約25~26歳、平均勤務年数は5~6年程度とされています。
この職業には特定の定年が設定されているわけではありませんが、仕事の厳しさや結婚などのライフイベントを機に退職するケースも少なくありません。
しかし、地方のバス会社や都会のバス会社では、経験豊かな元バスガイドを高い日当でアルバイトや嘱託社員として雇う場合もあります。
これらのことから、本人の意志によっては長期間バスガイドを続けることが可能です。
バスガイドの役割
バスツアーでは、運転手以外にも添乗員やバスガイドなどが旅行をサポートしますが、これらの職種は異なる役割を担っています。
添乗員は旅行会社に所属し、旅程管理などを行います。
一方、バスガイドは観光案内などを担当し、バス会社や派遣会社に所属することが多いです。
また、服装に関しても、添乗員は基本的に私服で参加するのに対し、バスガイドは会社支給の制服を着用することが一般的です。
これらの違いを理解することは、観光関連の仕事において重要であり、顧客への適切なサービス提供にも繋がります。
添乗員とガイドの役割は違う?
バスツアーにおいて、添乗員とガイドは異なる役割を担っています。
各職種の仕事内容には明確な違いがあり、これを理解することが、バスツアーの運用において重要です。
もちろん、旅行中には予期せぬ事態が起こることもあり、その際には添乗員がガイドの業務をサポートする場合や、逆にガイドが添乗員の業務を手伝うこともあるでしょう。
バスガールとバスガイドの違いは役割にあり! まとめ
1920年、大正時代の東京で、東京市街自動車の乗合バスにて、日本で初めての女性車掌、すなわち「バスガール」が登場しました。
この歴史的な出来事により、19歳から30歳までの37人の女性がバスガールとして採用され、当時としては非常に高い初任給35円を得ることとなりました。
この高額な給料と新しい職業の出現は、大きな話題となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました!