1月19日は空気清浄機の日だね。
空気清浄機があると、部屋の中が綺麗になって清々しいよ。
特に風邪の引きはじめには重宝するわよね。
今回は、1月19日が空気清浄機の日になった理由など紹介するわ!
2006年1月19日にスタートした「空気清浄機の日」は、空気清浄機の重要性を伝え、その正しい使用方法を啓蒙するために制定されました。
この日は「いい空気」を意味する「い(1)い(1)く(9)うき」という語呂合わせで覚えられます。
1月19日は空気清浄機の日
この記念日は、東京都千代田区一番町に拠点を置き、電機産業の発展に取り組む一般社団法人日本電機工業会(JEMA)によって設定されました。
目的は、空気清浄機に対する認識を深め、適切な使用方法を普及させることです。
特に春先には花粉の飛散が多くなり、この時期に空気清浄機の需要が高まることから、適切な情報を提供し使用を促進することが目的です。
空気清浄機について
空気清浄機(またはエアクリーナー)は、空気中のちり、ほこり、花粉、ハウスダストなどを除去する目的で使用される機器です。
一般的な空気清浄機は、パネル、集塵フィルタ、脱臭フィルタ、ファンから構成され、内蔵されたファンによって空気を吸引し、フィルタを通して空気中の汚染物質を取り除きます。
最近のモデルには、高圧放電を利用してちりやほこりを帯電させ、集塵極に引き寄せて捕集する技術や、帯電しイオン化された粒子を集塵フィルタで捕集する機能が付加されているものも見られます。
空気清浄機の由来
空気清浄機の起源は、19世紀初頭のイギリスの産業革命期までさかのぼります。
当時は主に石炭がエネルギー源として利用されており、石炭を燃やすことで発生する煤煙の除去を目的に空気清浄機が開発されたと伝えられています。
空気清浄機の歴史とその浸透
空気清浄機、またはエアクリーナーとも呼ばれるこの装置は、空中に浮遊する塵や花粉、ペットの毛などを除去し、室内環境を快適に保つために使用されます。
花粉症や喫煙の問題、黄砂やPM2.5の濃度上昇など、空気の質や生活環境に関わる様々な要因から、空気清浄機の需要が高まっています。
2022年3月末の内閣府の調査によると、日本の2人以上の世帯における空気清浄機の普及率は45.7%に達しています。
空気清浄機の集塵方式とその長短所
空気清浄機には主にファン式、電気式、そしてこれらを組み合わせた併用式の3つの集塵方式があります。
ここではファン式と電気式の長短所を解説します。
ファン式の長短所
長所
- 本体がコンパクトで場所を取らない
- 製品の選択肢が多い
- 空気の循環により集じん効率が高い
短所
- フィルターの定期的な清掃や交換が必要
- フィルターの目詰まりにより性能が低下する可能性がある
- ファンの騒音が気になることがある
電気式の長短所
長所
- 静電気による集じんでフィルターが目詰まりしにくい
- メンテナンスが比較的容易
短所
- 本体が大きくなりがち
- ファン式に比べ集じん効率が劣る場合がある
空気清浄機の選び方と特定ニーズへの対応
以下に、特定のニーズに合わせた空気清浄機の選び方を提案します。
花粉症対策
HEPAフィルター付きの空気清浄機が推奨されます。
これは、0.3μm以上の粒子を捕集できる高性能フィルターです。
花粉モードを搭載したモデルも効果的です。
赤ちゃんがいる部屋
床から空気を吸引するタイプの空気清浄機がおすすめです。
UV除菌機能やチャイルドロック機能が付いているモデルも安心です。
タバコを吸う部屋
脱臭フィルター付きやニオイ分解機能を備えた空気清浄機が適しています。
ペットがいる部屋
脱臭フィルターを搭載した空気清浄機がペットの臭いや毛の問題に対応します。
より速く空気をキレイにしたい
実際の設置面積の2~3倍の清浄能力を持つ空気清浄機を選ぶことが推奨されます。
風邪やインフルエンザ対策
加湿機能付きの空気清浄機が最適です。
これにより、乾燥によるウイルスの活性化を防ぎながら空気を清浄化できます。
空気清浄機の日が1月19日になった理由は? まとめ
空気清浄機の普及と正しい使用法を啓発する目的で、2006年1月19日が「空気清浄機の日」として設定されました。
この日は「いい空気」という意味合いを込めて、「い(1)い(1)く(9)うき」と覚えられるようになっています。
特に、春先に花粉の飛散が増え、空気清浄機への関心が高まる時期を前に、正確な知識を提供し、その効果的な使用を促進するために日本電機工業会によって制定されました。
最後までお読みいただきありがとうございました!