関西と関東のお雑煮の違いは?全国各地の雑煮の特徴もまとめて解説!

雑煮の関西と関東の違い1月

北海道は関東と関西が混じった感じがする地域だけど…

雑煮は関西風の家庭が多い気がするなぁ。

そうなのよ!おでんも関西風のお店が多いわよね!

今回は関西と関東に分けて、雑煮の違いや全国の雑煮も紹介するわね!

こんにちは。トレトレです。
私は生粋の道産子ですが、なぜか雑煮は関西風。

どうやら、北海道では関西風の雑煮を作る家庭が多いみたいなんですが、そもそも関西と関東は何が違うんでしょう?

今回は、関西と関東の雑煮の違いはどこにあるのか?また、全国の雑煮の違いなどご紹介してみます!^^

関西と関東の雑煮はどこが違うの?

関西と関東の雑煮の違いは、いくつかありますが、特徴ごとに違いをみていきましょう。

違い①餅の形

関西の雑煮ではよく丸餅が使われますが、関東では四角い餅が使われるのが大きな違いです。

なぜ関西では丸餅が使われるかといえば、丸い=円満との意味があるからと言われています。

また、関西では餅を焼かずに煮たものを入れるのも違いのひとつです。

対して、関東で四角い餅が使われる理由は、丸餅よりも四角い餅の方が一気にたくさん作れるからとの理由があります。

庶民の間でも食べられるようになったのは江戸時代ですが、人口が集中していた地域でもあるため、ちぎって作る丸餅よりも、一気に大量に作れる角餅が出回ったのも理由の1つです。

違い②つゆの味付け

関西の雑煮は、味付けに白みそを使うことが多く、京都から味付けが広まったのに由来しています。

関東では、醤油仕立ての澄まし汁に近い味付けがされるのも大きな違いのひとつです。

また、具材にも違いがあって、関西では里芋が使われますが、関東ではあまり里芋は使われません。

ただ、関東では関西では使われることが少ない鶏肉が入ってるのも大きな違いですね。

関西と関東の雑煮の違いをまとめると…

関西と関東の雑煮の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

地域関西地方関東地方
味の違い白みそ醤油ベース
だしの違い昆布だしカツオだし
餅の違い煮た丸餅焼いた角餅
具材の違い大根、人参、里芋小松菜、鶏肉

関西と関東の違いは、表にまとめるとわかりやすいですね。

こうしてみると、かなり大きな違いがあるので、ご家庭はどちらに当たるのか確認してみると、先祖の歴史を紐解く助けにもなりますね。^^

関西と関東以外の雑煮事情

雑煮は日本全国で食べられていますが、ほかの地域の雑煮事情も簡単にご紹介しますね。

北海道の雑煮

北海道はそもそも雑煮を食べる習慣自体なかったみたいですが、明治時代の開拓民により全道に広まりました。

また、開拓民の方たちは色々な地域から来ていたので、北海道の雑煮もまた、その地域によって違うのが一番の特徴です。

そのため、北海道の雑煮にはこれ!といったものがなく、歴史もまた浅いです。

ただ、札幌を見てみると、だしを鶏から取り、砂糖を入れて甘みを増した雑煮を食べることも多いとされます。

東北地方の雑煮

東北地方は、角餅を使い、けんちん汁風に味付けした雑煮が好まれています。

一部地域ではクジラの肉を雑煮に使うこともあり、餅をクルミだれに付けて食べるのも大きな特徴です。

また、岩手や宮城県では、「ひき菜」と呼ばれる大根や人参を一度凍らせた具材を使うことも多いです。

なぜ「ひき菜」が使われるかといえば、元旦に包丁を使うのは縁起が悪いとの意味から、大みそかに準備することも多く、また「幸せをひき込むように」との思いも込められています。

中部地方の雑煮

中部地方は魚介を使うことも多く、一部地域ではエビからだしを取ります。

その分具材はシンプルで、石川県などは出汁の中に紅白の餅しか入りません。

そのほかの中部地方では、例えば、福井県は丸餅を味噌で煮込むタイプ、長野県松本市付近ではブリを使い、愛知県では餅菜(小松菜に似た野菜)を使います。

中部地方は、どちらかというとシンプルな雑煮が多く、だしに重点をおくのも違いです。

近畿地方の雑煮

近畿でも三重県の雑煮には、「花びら餅」が使われることで有名です。

一方、大阪では、商業が盛んなこともあり、商い=飽きないから、元旦は白味噌仕立てで作り、二日目は醤油仕立てで作るなど変化を持たせています。

また、奈良県の雑煮は白みそ仕立てで、餅に黄な粉をつけて食べる風習があるそうですよ~。

中国地方の雑煮

中国地方の鳥取や島根県では、ぜんざいに似た甘い雑煮を食べる地域が多いみたいです。

小豆には邪気を祓う効果があるとされており、お正月にも小豆を使った雑煮が食べられています。

ほかにも、広島県では、「福を掻き寄せる」との意味合いから、牡蠣を入れた雑煮が食べられているのも大きな特徴です。

四国地方の雑煮

徳島県北部などは、もち米を入手するのが難しかった経緯もあり、豆腐と里芋だけの餅が入らない雑煮が食べられています。

また、香川県では雑煮に餡子が入った餅が使われるなど、独自の発展を遂げています。

ほかにも、高知県では、大丸と呼ばれるかまぼこの中にゆで玉子を丸ごと入れたものが餅の代わりとして使われているんですね。

高知県では断面がおめでたい形に見えるとの理由から大丸は欠かせない存在となっています。

九州地方の雑煮

九州の長崎県では、昔天草の乱があった影響から、具沢山の具雑煮がよく食べられています。

また、熊本県の一部地域では雑煮に納豆を入れるなど、こちらも独自の発展を遂げています。

ほかにも、宮崎県では、「まめに働けるように」「長生きできるように」との願いから、芽の長い豆もやしを切らずに入れて食べるなどの特徴もあるみたいです。

沖縄地方の雑煮

沖縄県には、そもそも雑煮という習慣がなく、同じく離島であった北海道にも似ています。

ただ、その代わりに「中身汁」と呼ばれる、豚の内臓を鰹出汁で煮込んだ汁や「イナムドゥチ」と呼ばれる豚の三枚肉やこんにゃくなどを入れた汁が雑煮の代わりに食べられているようです。

沖縄県らしい雑煮ですが、餅を食べないのも大きな違いですね。

雑煮は各地で特色がある?

それでは、関西と関東の雑煮の違いや、全国各地の雑煮の特色などご紹介してみました。

雑煮は地域によってかなり違い、味付けや具材など、本当にバラエティに富んでいます。

また、地域だけでなく家庭によっても違いがあるため、これ!といった雑煮はありません。

雑煮に餅を入れるかどうかにも差があるため、あまり地域に気にせず、家庭の味を楽しんでみてくださいね。

記事が参考になりましたら、嬉しいです!^^