関西風の雑煮は、関東とは餅の種類や味付けが違うみたいだね!
ちなみに、僕の家は関東風かな。
雑煮って関西と関東で違いが大きいのよね。
今回は、関西の雑煮の特徴と関西風の雑煮のレシピを3選して紹介するわね!
こんにちは。トレトレです。
以前の記事で、関西と関東の雑煮の違いをご紹介しましたが、関西風の雑煮ってどうやって作るのか気になりませんか?
今回は、関西の雑煮はここが違う!と思える特徴や関西風の雑煮のレシピを3選してご紹介します!
関西風の雑煮の特徴とは?
関西の雑煮の特徴は、何といっても、丸餅を使うことと白みそ仕立てにすることです。
全国の雑煮の特徴などは、こちらの記事からどうぞ。
関西の雑煮の特徴は、以下のようになるので、ぜひチェックしてみてください。
特徴①昆布だしと白みそを使う
関西風の雑煮には、出汁に昆布を使い、それを白みそで味付けするのが特徴のひとつです。
昆布の出汁を取るのにも手順がありますが、出汁取りでは沸騰直前に取り出すのもまたポイントになります。
白みそはほかの味噌と比較すると、多少粘り気があり、また甘みが強いので料理の最中に焦げる可能性もあります。
なので、一度に大量の雑煮を作ることは少なく、1人前ずつで計量して作るのも特徴です。
特徴②金時人参を使う
関西風の雑煮は、関東風と比べると具材が少なめになるため、より色鮮やかに見えるようにとよく金時人参が使われます。
また、関西でも地域によって白かぶを入れる家庭もありますが、白と映えるのが朱色の金時人参というわけなんです。
金時人参はオレンジというよりは朱色に近いので、紅白のおめでたい色でもあります。
ほかに紅い食材を使わなくても、金時人参を入れるだけで、ぐっとおめでたさが増し、紅白の雑煮が出来上がりますよ~。
特徴③餅を焼かないで入れる
関東地方では角餅を焼いて入れることも多いですが、関西では丸餅を焼かずに雑煮に入れます。
ただ、餅を生のまま雑煮に入れると火の通りが遅くなるので、別の鍋でゆでておく、もしくは電子レンジを使って温めることも多いようですね。
また、関西の雑煮ではよく里芋が使われますが、関東地方の雑煮ではめったに使われません。
餅の形だけでなく、使われる具材にも関西の特色がでている気がしますね。^^
関西風雑煮のレシピ3選!
関西風の雑煮の特徴がわかったところで、どんな風に作ったらいいのか、レシピを3選してご紹介します!
これなら家庭でも作れる!という簡単なレシピが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
①関西風お雑煮
画像引用元:AJINOMOTO PARK
材料:2人分
里芋…2個 | 大根…20g | 京人参…20g |
丸餅…2個 | 水…400cc | ほんだし…小1/4 |
ほんだし こんぶだし…小1/4 | 白みそ…60g | 糸ガツオ…適量 |
ゆずの皮(円く切る)…2枚 |
作り方
- 里いもは面取りをしながら形よく皮をむき、塩もみしてぬめりを取ります。
- 水400ccに「ほんだし」小さじ1/2(分量外)を加えた湯で、やわらかくなるまでゆでましょう。
- 大根、にんじんは5mm幅に切り、梅型で抜きます。
- 水400ccに「ほんだし」小さじ1/2(分量外)を加えた湯で大根、にんじんの順にゆでましょう。
- 丸餅は熱湯でやわらかくゆでておきます。
- 鍋に分量の水を入れて沸騰したら、「ほんだし」、「こんぶだし」を加えて火を弱め、白みそを加えたら、沸騰しないように汁を作りましょう。
- お椀にの丸餅を入れ、里いも、大根・にんじんを形よく盛りつけ、アツアツの汁をはり、糸がつお、ゆずの皮をのせたら、完成です。
花形の具材が色鮮やかで、上品な感じですよね。
かまぼこを入れなくても、紅白の感じがだせるのも関西の雑煮ならではだと思います。^^
レシピ引用元:AJINOMOTO PARK
②関西風雑煮
画像引用元:ヤマキ公式サイト
材料:4人分
丸餅…8個 | 人参…4cm | 大根…4cm |
里芋…4個 | 三つ葉・かつお節…適量 | 割烹白だし…80cc |
水…720cc | 白みそ…大3 |
作り方
- にんじんと大根は型抜きをして下ゆでし、里いもは六方にむいてゆでこぼします。
- みつばは茎の部分を結んでおきましょう。
- 餅は熱湯でやわらかくゆでます。
- お椀の底に大根を1枚敷き、その上に餅をのせ、にんじん・大根・里いもを盛りつけましょう。
- 鍋に水、白だしを入れて火にかけ煮立ったらみそを溶き入れます。
- 具材につゆを注ぎ、みつばとかつお節を飾れば完成です。
レシピ引用元:ヤマキ公式サイト
白だしと味噌を使った、シンプルな雑煮も素敵ですね。
味付けが楽になるのも白だしの魅力なので、ぜひ雑煮にも使ってみてください。
③お雑煮関西風
画像引用元:ボブとアンジー
材料:4人分
大根…80g | 金時人参…40g | 里芋…8個 |
昆布のだし汁…800cc | 白みそ…120g | 薄口醤油…適量 |
丸餅…4個 | かつお節…適量 |
作り方
- 大根、金時にんじんは皮をむいて輪切りにし、里いもは皮をむいてゆでておきましょう。
- 鍋にだし汁を煮立てたら、大根と金時にんじんを入れ、火が通ったら、里いもも加えます。
- 白みそを溶き入れ、仕上げに薄口しょうゆで香りをつけましょう。
- 器にゆでた丸もちを入れたら、③を注ぎ入れ、たっぷりの削り節をのせて完成です。
レシピ引用元: ボブとアンジー
大容量の本格的な関西風雑煮ですが、作り方は簡単なので、ぜひ試してみてください。
削り節や昆布などだしをたっぷりと入れるのも、また関西風ですね。^^
関西風の雑煮で年を祝おう!
それでは、関西風の雑煮の特徴や、おすすめの雑煮のレシピなどご紹介してみました。
関西風の雑煮はシンプルな分、出汁の取り方などが肝となります。
ぜひ、ほかの地域にお住まいの方も、関西風の雑煮を作って、いつもと違う年を越してみてください。
記事が参考になりましたら、嬉しいです!^^