多くのイギリス人にとって、ダイジェスティブビスケットはおそらく最もポピュラーなビスケットの一つです。
イギリスでは、一般的にクッキーのことをビスケットと呼びます。
今回は、イギリスでも有名なダイジェスティブビスケットの意味やおすすめレシピをご紹介します!
ダイジェスティブビスケットの意味
ダイジェスティブビスケットの特徴的な味は、日本のビスケットと比べて小麦の風味が強いことです。
これは、その製造に全粒粉が使用されているためと考えられます。
このビスケットは、そのシンプルでナチュラルな風味が私にとっては魅力的で、ビスケットに対する印象を一新させました。
消化を助けるビスケット?
ダイジェスティブビスケットの名称は、「消化を助ける」という意味を持つ英語の形容詞「digestive」から来ています。
名詞としての「digestive」は「消化剤」という意味を持ちます。
英語の「digest」は「消化する」という動詞であり、名詞としては「要約」を意味します。
日本語の「ダイジェスト」という単語も、ほぼ同様の意味で使用されています。
また、「digestion」という名詞は「消化」という意味を持ちます。
ダイジェスティブビスケット風のレシピ
ダイジェスティブビスケットは、消化に良いビスケットと言えますが、全粒粉やふすま粉などがなくても、強力粉や薄力粉で代用して作ることもできます。
以下に、実際にダイジェスティブビスケットを作ってみたレシピをご紹介しますので、参考にしてみてください。
FPで簡単!ダイジェスティブビスケット風アレンジ♪
<所要時間:約30分>
材料:25~26枚
●強力粉…150g
●オートミール…150g
●薄力粉…大1
●ベーキングパウダー…小1
●黒糖…75g
●塩…約1g
●無塩マーガリン…150g
●牛乳…大1
作り方
- 強力粉、オートミール、薄力粉、ベーキングパウダー、黒糖、塩をフードプロセッサーにかけ、全てが完全に混ざるまでしっかりと砕く。
- 冷やして角切りしたマーガリンを加え、牛乳も大1加えて、細かいパン粉状になるまでフードプロセッサーにかける。
- 少し湿り気のある生地になったらOK。
- 生地を取り出し、厚めに平らにならす。
- 長方形にまとめたら、ラップで包み、冷蔵庫で30分ほど冷やす。
- 生地をクッキングシートの上で、円く4mm厚さに伸ばす。
- 円いクッキー型、もしくは6cmのセルクルで打ち抜き、クッキングシートの上に少し離して置く。
- 生地にフォークで数か所穴をあけたら、冷蔵庫で10分ほど冷やす。
- オーブンを190度に予熱を開始する。
- ビスケットが黄金色になり、縁が少し色づくまで190度のオーブンで、10~12分焼く。
- 焼けたら、ビスケットが固まるまで5分放置し、その後ケーキクーラーの上で完全に冷ます。
- 完成!!
ワンポイントアドバイス
こちらのレシピだと、6cmの丸いビスケットが25~26個ほど作れます。
フードプロセッサーを使うと、すごく簡単に生地作りができるので、ぜひイギリスのスイーツやパンを焼く方は、フードプロセッサーを用意してみてください。
ちなみに、私が先日買ったフードプロセッサーはこちらです。
容量が大きめなので、今回のダイジェスティブビスケットも一気に作れました。
今回作ってみた所、胃腸に優しいかどうかはともかくとして、美味しくて癖になる味と大好評だったんです。
イギリスのおふくろの味というか祖母の味というイメージですが、ぜひ上記のレシピを参考にしてみてください。
まとめ
ダイジェスティブビスケットは、最初日本語に翻訳した時、レシピ名が消火剤となり、あれ?となりましたが、英語の綴りで検索してみた所、ダイジェスティブビスケットという名前だとわかりました。
スマホのレンズ機能での翻訳は便利ですが、ある程度アルファベットがわからないと作れない部分もあるので、洋書の翻訳をする時には注意してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!