切るように混ぜる…て最初わからなかった!
ケーキ生地も大分上手くいくようになった気がするよ。
でも、生地を切るように混ぜるっていうのがわからなくてさ。
どういう感じに混ぜればよいのかな?
そうね。一番わかりやすいのは「の」の字かしら。
今回は、混ぜ方を紹介するわね!
こんにちは。トレトレです。
最近はYOUTUBEなどの動画があるお陰で、生地の混ぜ方もわかりやすくなりましたよね?
私がネットを始めた当時は、文字しか情報がなくて、大変困りましたが、時代の流れですね。
ケーキなどのスイーツ作りの成否を決める一つに、生地の混ぜ方があります。
今回は、ケーキ生地の混ぜ方のポイントなどを、動画と共にご紹介します!
ケーキ生地の混ぜ方は「の」の字?
ケーキ生地を混ぜる時に、よくレシピに「練らないように混ぜる」とか「切るように混ぜる」とか「さっくりと混ぜる」ってありますよね?
スイーツ初心者だった頃は、まずこの混ぜ方がわからなくて難儀しました。
そもそも全部が違う混ぜ方に見えますし、私も最初は動画とかない時代だったので難しく感じました。
そこで、ケーキ生地の混ぜ方の基本みたいなのをご紹介します!
それは、ずばり平仮名の「の」の字を描くように混ぜる!です。
以下に、簡単にご紹介しますね。
①斜めにゴムベラを入れる
まず、粉をふるい入れたら、斜めにゴムベラを、ボールの底の方まで入れます。
ゴムベラを立てるようにして、斜めにグイっと入れるのがポイントです。
②ぐるっとボールを一周させる
次にそのまま、ボールの底に沿わせるようにして、ぐるっと一回転させます。
この時も、ゴムベラを立てるイメージです。
ぐるっと回したら、上に軽く抜ききる感じにして、ペタンと返す感じです。
上に持ち上げすぎると、粉が飛び散っちゃうので注意してくださいね。
そして、この時に左手でボールを手前にくるっと回しながらやると、スムーズにいきます。
③同じ作業を繰り返す
この工程を繰り返すんですが、生地が混ざるまでしっかり目に混ぜるのもポイントです。
混ぜ過ぎが怖いのはわかりますが、15回くらいは繰り返さないと、しっかりと混ざりません。
生地に混ぜムラがあるとケーキも膨らまないので、最初は少し多めに混ぜるようにしてください。
慣れてくれば、すぐに終わりますよー。
私の場合は、12~14回くらいで終わりますが、平仮名の「の」の字をゴムベラで描くようにするとうまくいきます。
ちなみに、ゴムベラはつなぎ目がない方が衛生的で使いやすいです。^^
ケーキ生地が膨らまない原因はいくつある?
ケーキ生地が膨らまない原因の第一位は、上記の混ぜ方の問題なんですが、他にもあるので見ていきましょう!
原因がわかれば、もう失敗なしです!
私はデコレーションで失敗することはありますが、生地作りで失敗することはまずありません。
それくらい慣れてしまえば、生地作りって逆に楽しくなりますよー。^^
原因①砂糖の量アレンジはNG
良くある失敗として、ネットや本のレシピに書いてある砂糖の量を勝手にアレンジすると失敗しやすいです。
私は甘いケーキが苦手だから…なんて、勝手に砂糖の量を減らすと十分に膨らまないことが多々あります。
特にスポンジ生地では、砂糖は甘みを足すだけでなく、膨らみを足す効果もあるので、砂糖の量は勝手にアレンジせず、成功しているレシピを参考にして見る方が良いです。
泡が潰れにくい効果もあるので、砂糖の量は勝手にアレンジしないようにしてくださいね。
もちろん、砂糖を入れ過ぎてもダメですよ!
原因②混ぜ過ぎもNG
しっかりと混ぜないと膨らまないケーキ生地ですが、もちろん混ぜ過ぎたら膨らみません。
混ぜ方があっていても、混ぜていくうちにどんどん泡が潰れていくからです!
もしどの程度の混ぜ具合が良いのかな?と思ったら、一度ゴムベラで生地をすくってみて、ヒラヒラとリボン状に落ちるのが目安です。
ダラーっと流れ落ちたなら、混ぜ過ぎ注意ですし、ぼとっと落ちるようなら混ぜが足りません。
原因③卵を冷やすとNG
そもそも生地を混ぜる段階の前に、卵の泡立てが上手くいってないと、生地も膨らまずに失敗します。
まず、卵白は冷蔵庫で冷やしても良いですが、卵黄は室温がベストです。
ただ、私の場合、混ぜやすいからと卵白を冷蔵庫で冷やすことはしません。
なぜなら、卵の温度が低くなりすぎるから…
共立てのタイプは、卵を湯せんにかけながら泡立てますが、卵の温度が低すぎるとそれだけで生地が膨らまないこともあるんですね。
基本的には、卵は常温に置いたものを使い、もし冷蔵庫の卵を使うなら、一晩は室温に置いた方が失敗は少ないです。
スポンジ生地を上手く焼くには混ぜ方が大切!
スポンジ生地を上手に焼くためには、卵の泡立ても大切ですが、生地を混ぜる時も難関だと思ってください。
逆に言えば、泡立てと粉を入れてから混ぜるのを失敗しなければ、後はオーブン任せなので、失敗はグンと減ります。
まずは、平仮名の「の」の字を描くのをイメージして、くれぐれも混ぜ過ぎないように注意してくださいね。^^