失敗しないことはあり得ないけど…
最近スイーツ作りに目覚めて、タルトにもチャレンジしたんだけど…。失敗しないレシピってないのかな?
砕いたビスケットとバターで作るなら、失敗しないかな?
それは無理ね。人間が作る以上、失敗はつきものよ。
まず慣れるのが第一ね。
でも失敗しづらい方法があるから、今回紹介するわ!
こんにちは。トレトレです。
タルトって割と作るのが難しいタイプになると思いますが、その分成功した時に喜びも大きいですよね?
今回は、焼くタイプのタルト生地の作り方と、焼かないタイプのタルト生地の作り方などご紹介しますね。^^
タルト生地の失敗しづらい作り方【焼くタイプ】
タルト生地は、ビスケット生地なので、クッキーみたいに生地を作ることから始めますよね?
生地作りの段階で失敗してしまうと、焼く時にもうまくいかないので注意です!
私が作る場合の、タルト生地のレシピはこんな感じです。
【21cmのパイ皿1台分のレシピ】
焼くタイプのタルト生地 | ||
バター…75g | 砂糖…35g | 卵…1/2個 |
薄力粉…150g |
失敗しないタルト生地って実はないんですが、作る時のポイントを解説しますね。
①バターを柔らかくする
まず、バターは夏場なら室温で30分置いて、マヨネーズ状になったら、OKです。
冬場なら時間がかかるので、耐熱ボールにバターを入れて、レンジで20秒ほど加熱します。
②卵を加える
バターがマヨネーズ状になったら、砂糖を加えますが、この時にザラザラ感が残ると失敗するので、しっかりと白っぽくなるまですり混ぜてください。
その後、溶いた卵を加えるんですが、一気に加えると分離(つぶつぶになる)しちゃうので、こちらも少しずつ加えます。
③薄力粉をふるい入れる
最後に薄力粉をふるい入れるんですが、ここではまとまるまで混ぜながら、練らないように混ぜないといけません。
生地を冷やす時にも注意が必要で、生地をボール状にするとしっかりと中まで冷えないので、平べったい円形に作ってから、冷蔵庫で30分以上冷やします。
ここまでできれば、ひとまず、生地作りの下準備は終わりです。
④生地を伸ばす
冷やした後は、めん台があればその上に、強力粉をふって、生地を置き、麺棒で薄く伸ばしていきます。
型を上に乗せてみて、全体を覆えるくらいまでしっかりと伸ばしますよー。
伸ばし終えたら、後は生地を型にかぶせて敷き詰めて、残った生地は麺棒を転がして切ります。
後は、フォークで均一に生地に穴をあけて(ピケ)、アルミホイルを敷いて、上にパイ重石(あれば)乗せて、オーブンで焼きます。
⑤生地を焼いたら、とりあえず完成
私の場合、オーブンの温度は200度で12分ほど焼きます。
オーブンレンジの場合とガスオーブンだと火力が違うので、オーブンの特性を知ることも大切です。
焼けてしまえば、後はクリームを詰めるだけで良いので、失敗しなくなります。
焼くタイプは面倒なように見えますけど、コツさえつかんじゃえば簡単なんですね!^^
タルト生地の失敗しづらい作り方【焼かないタイプ】
焼かないタイプのタルト生地も、失敗しないように見えて、失敗することは多々あります。
以下にレシピと、失敗するきっかけなどご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
【21cmのパイ皿1台分(底取れ)のレシピ】
クラッカー…160g | バター…80g |
まず焼かないタイプのタルト生地の場合は、焼くタイプと違って、底取れタイプの方が失敗しづらいです。
というのも、生地が柔らかいので、外す時に崩れちゃうことがあるんですね。
底があると、ひっくり返さないと生地を取り出せないので、底を持ち上げて取れる方が良いんです。
タルト型も底取れタイプと共底タイプがあるので、そちらも注意してみてください。
①クラッカーの種類に気を付ける
そして、クラッカーの種類にも気をつける必要があります。
クラッカーにバターが多いと、溶かしバターを混ぜるので、変に油ギッシュになります。
なので、プレーンタイプでバターを使わないタイプの方が失敗しづらいです。
例えば、私が良く使うのは、かーさんケットです。
こちらは、非常にシンプルな味付けなので、NO BAKEタイプのタルト生地にもぴったりです。
②クラッカーを砕く
クラッカーを砕く時には、ミキサーなどを使うと楽ですが、無い場合はZIPロックの袋などに入れて、麺棒を転がして砕きます。
ここで、麺棒で叩いちゃうと、砕ける時にムラが出来ちゃうので、押しながら砕く方が失敗が少ないです。
③バターと混ぜる
砕けたら、バターをレンジなどで溶かして、しっかりと混ぜます。
混ぜすぎとかないので、しっかりと混ぜ合わせて、型に敷きましょう。
終わったら、冷蔵庫で少なくても30分以上は冷やします。
④しっかりと冷やす
ここでもポイントですが、しっかりと冷やさないと、チョコクリームとか流し入れる時に生地がぷかぷかと浮いてきます。
ぎっしり詰まっていないと失敗しやすいので、できれば1時間は置いて、まずしっかりと冷やし固めるのがポイントなんですね。
ここまでできれば、ほぼ失敗はないので、クリームを流し入れて固めて、デコレーションなどをすればOKです。
焼かないタイプでも、失敗しやすいポイントがあるので、参考にしてみてください。
美味しいタルトを作るために!
それでは、美味しいタルトを作るために、生地のパターンでご紹介してみました。
焼く生地も焼かない生地も、それぞれ失敗しやすいタイミングがあるので、そちらをチェックすれば、失敗しないとまでいかなくても、失敗しづらいレシピもあります。
焼くタイプも焼かないタイプの生地も、生地をしっかりと冷やすのがポイントです。
面倒に思って冷やしたり無いと失敗しちゃうので、まず冷やすことを念頭に置いてくださいね。
美味しいタルトを作るなら、時間がかかることを考えて、焦らずゆっくりと作って下さい。^^