
大阪空港と伊丹空港は別の空港?それとも同じ空港なの?
同じ場所にあるイメージがあるけど。

どうやら、昔伊丹空港って呼んでいた名残らしいわ。
今回は、大阪空港と伊丹空港は別の空港なのかなど紹介するわね!
大阪空港と伊丹空港は同じ空港ですが、別の空港のように放映されることもあるので、同じ空港なのか違う空港なのかが紛らわしいですよね。
今回は、大阪空港と伊丹空港の違いなどご紹介します!
大阪空港と伊丹空港は別の空港なの?

「関西空港」と「伊丹空港」は、どちらも関西地方にある空港で、兵庫県神戸市の「神戸空港(通称マリンエア)」と一緒に「関西三空港」と呼ばれています。
ただ、大阪国際空港は 「大阪第二飛行場」→「伊丹飛行場」→「大阪空港」→「大阪国際空港」と名前を変えてきた歴史があります。
なので、現在の大阪国際空港が「伊丹市・池田市・豊中市」の3市にまたがっているのに「伊丹」空港と呼ばれるのは「伊丹飛行場」だった頃の名残りです。
現在では、空港コードを「ITM」と表記したり、時刻表や新聞などで「伊丹空港」と書かれたりするのは、関西国際空港と区別するためです。
伊丹空港と関西空港の違い
上記でもご紹介しましたが、伊丹空港の正式名称は「大阪国際空港」で、モノレールの駅などは大阪空港になっていることがあります。
つまり、便宜的にこちらが使われる可能性があるということです。
関西国際空港の方も関空とか関西空港と略されており、実際、JRや南海の駅名も関西空港と表示されますが、こちらでは大阪空港と使うことはありません。
また、伊丹空港は、1939年に開港した空港ですが、大阪府北部の豊中市+池田市+兵庫県伊丹市にまたがる陸上空港でもあります。
現在の伊丹空港
現在では「関西空港」は24時間離着陸が可能な国際線と国内線として運航していますが「伊丹空港」は、7~21時の14時間だけの国内線中心の運用になっています。
「関西空港」と「伊丹空港」は、2012年に「新関西国際空港株式会社」に経営統合されたことから、運営も一本化しており、それが理由でややこしくなっているんですね。
大阪空港のトリビア

大阪空港は「大阪国際空港」が正式名称と書きましたが、国際線が飛んでいないのに、なぜ国際と書かれているのかを疑問に思ったことはありませんか?
実は、大阪国際空港は以前に国際線を運航していた過去があるんです。
つまり、空港の名前に国際とあるのは、当時の名残りだったんです。
大阪国際空港内には聖地がある?
大阪国際空港内には、飛行機ファンの聖地「千里川河川敷」があります。
また、夜には、滑走路のライトと街の夜景が幻想的と人気の場所でもあります。
ちなみに、聖地ではないですが、見どころポイントとして、空港を一望できる「伊丹スカイパーク」や離陸する飛行機を真正面から見られる「エアフロントオアシス下河原」なども人気のスポットです。
大阪空港と伊丹空港は同じ空港 まとめ
それでは、大阪空港と伊丹空港は別の空港なのかや、なぜ別の空港のように呼ばれるのか、また大阪空港にまつわるトリビアなどご紹介してみました。
大阪空港も伊丹空港も正式名称は「大阪国際空港」で、以前に伊丹空港と呼ばれていた名残りから、伊丹空港と呼ばれることもあるみたいですね。
大阪空港は、以前は国際空港としても有名でしたが、名前の変遷を辿ってみると面白いかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました!