日産のスカイラインだと、昔の人は良く「ケンメリ」とか「ハコスカ」と呼ぶよね?
でも、なんでそんな名前が付いたのかな?
私も疑問なの!どう考えても車名じゃないし…。
今回は、スカイラインの相性の「ケンメリ」や「ハコスカ」の意味など紹介するわ!
車が好きな方や年配の方は、日産のスカイラインを「ケンメリ」や「ハコスカ」と呼ぶ方が多いですが、若い方には意味がわからないという方も多いですよね。
今回は、スカイラインの相性「ケンメリ」の意味や「ハコスカ」の違いなどご紹介します!
スカイラインの愛称「ケンメリ」の意味は?
日産の歴代の「スカイライン」には愛称がいくつかありますが、その中でも「ケンメリ」は4代目スカイラインの愛称として親しまれています。
ただ、年配の方はともかく、若い方にはケンメリと言っても「何のこと?」と思う方も多いでしょう。
どう考えても車名ではないですし、なぜスカイライン=ケンメリとなったかの理由には、1972年9月に発売された4代目「スカイライン」のCMが関係しています。
合計で16個ものCMが制作され、社会現象を起こすまでに広まった結果、CMに登場していた「ケン」と「メリ」を「ケンメリ」と略して、スカイラインそのものの相性として広まったんですね。
ちなみに、ケンメリのCMで流された曲も大ヒットし、BUZZの「ケンとメリー~愛と風のように」は30万枚越えの売り上げとなります。
また、第15作目のロケ地だった北海道美瑛のCMに登場した木は「ケンとメリーの木」として親しまれ、この木は現在でもしっかりと残っています。
ケンメリはどのような車?
日産の「スカイライン C110型」の愛称で知られる「ケンメリ」は、1973年から1977年まで販売されており、日産から販売されたスカイラインとして、ハコスカに続いて4代目のスカイラインとされています。
4ドアタイプのモデルと2ドアタイプのモデルの2種があり、使う人のニーズに合わせてボディタイプが選べるようになっていたのをご存じの方も多いでしょう。
当時としては珍しく、レーシーな雰囲気を出しており、当時のメカニズムを詰め込んだ車としても人気がありました。
人気の元はCMでしたが、当時の走行スタイルに合っていたこともあり、67万台も売れた大ヒットの車だったようです。
ケンメリとハコスカの違い
ハコスカも日産のスカイラインの愛称ですが、歴代モデルの中でも3代目のモデルとして、C10型として、1968年〜1972年の期間に生産された車です。
ただ、ハコスカは最初からハコスカと呼ばれていたわけではなく、4代目のモデル「ケンメリ」と区別するためについた愛称だと言われています。
他にもある!スカイラインの愛称
スカイラインは何代目のモデルかで愛称がついていますが、3代目の「ケンメリ」、4代目の「ハコスカ」の他にも、5代目と6代目でもそれぞれ愛称があります。
まず、5代目のスカイラインの愛称は「ジャパン」で、C210型として、1977年〜1981年の期間に生産されましたが、名前の由来は、当時のCMのキャッチコピー「スカイライン・JAPAN」から来ているそうです。
次に、6代目のスカイラインの愛称は「鉄仮面」で、R30型として、1981年〜1990年の期間中生産された車で、他のスカイラインとは違い、見た目から愛称がついています。
具体的には、グリルやライトが薄かったため、騎士の鉄仮面に似ているとのことで名前が付いたようです。
スカイラインの愛称「ケンメリ」の由来はCMから まとめ
それでは、スカイラインの愛称「ケンメリ」の意味やハコスカなどの愛称との違いなどご紹介してみました。
ケンメリは、車好きの年配の方にはおなじみの愛称かもしれないですが、当時のCMが由来だったんですね。
私もケンメリの名前自体は聞いたことがありましたが、由来が当時のCMにあったことは知りませんでした。
スカイラインシリーズはファンも多いですが、モデルごとに愛称が違うのはユニークですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!