突然の告別式で、着ていく服がないと困ることもあるよね。
そもそも告別式にビジネススーツってありなのかな?
基本的にはブラックフォーマルが推奨されてるみたいね。
今回は、告別式にビジネススーツはOKなのかなど、服装のマナーを紹介するわ!
告別式は突然出席せざるを得ないことも多々ありますが、フォーマルスーツが冬服だと夏場は困りますし、かといってビジネススーツは失礼に当たらないかが気になりますよね。
今回は、告別式にビジネススーツOKなのかなど、服装のマナーをご紹介します!
告別式にビジネススーツはOK?
まず、結論から言えば、告別式にビジネススーツはマナー違反なので、よっぽどの事情がない限りは避けましょう。
告別式におすすめのスーツは、礼服かブラックフォーマルなどのスーツを着て参加するのがマナーです。
社会人なら、ブラックのビジネススーツを持っているかもしれませんが、これは礼服ではないので、告別式には向きません。
告別式は急に呼ばれることもあり、どうしても間に合わなくてビジネススーツになることもありますが、いつ呼ばれてもいいように、1着はブラックフォーマルのスーツを用意しておきましょう。
違い①光沢と色味
「上着」「シャツ」「ネクタイ」「スラックス」「革靴」など、スーツに合わせて着るという意味では、ブラックスーツと喪服は非常によく似ています。
ただ、上記でもご紹介したように、ブラックスーツと喪服は「生地の光沢」そして「色味」が違います。
また、同じ黒に見えても、ブラックスーツは厳密には漆黒ではなく、墨色や濃いグレーが多いです。
自分では気づかないかもしれませんが、ほかの参列者と並ぶと見た目がかなり違い、悪目立ちする可能性も考えておいてください。
違い②シルエット
ビジネススーツも喪服のブラックスーツも似ているように見えて、ステッチやシルエットに違いがあるのを気づく人は気づきます。
一方、ビジネススーツは毎日使うものなので、細身になっており、ここも大きな違いでしょう。
また、ビジネススーツの場合、目立たないですがステッチのような飾りが入ってることもあり、おしゃれな感じが出るのは良いのですが、少し派手な感じを受けるので喪服には合いません。
種類によっては告別式でもOK
スーツの種類によっては、告別式でも着られますが、同じ告別式でもどのシーンで使うかによっても、OKとなるスーツに違いがあるので気を付けましょう。
告別式ではブラックスーツ(礼服)
葬儀や告別式に着ていくなら、略礼服に当たるブラックスーツが良いですが、ジャケットはシングルでもダブルでもOKとされますが、ズボンの裾はシングルを選ぶのがポイントです。
礼服は年に何度も着るものではないので、万が一の時にサイズが足りないなどの失敗を防ぐためにも、少しゆったり目のブラックスーツを用意しましょう。
通夜はダークスーツでもOK
告別式の前夜にあたる通夜の場合は、急な訃報で、しかも遠方からくるのであれば、ブラックスーツを用意するのが難しいかもしれません。
なので、通夜だけはダークスーツでもOKとされますが、その時も柄物を避けて、色味が黒目の無地のスーツを選ぶのは絶対です。
ネクタイや靴下なども黒色で揃えるようにして、シャツは色柄ものを避けて、白の無地がおすすめです。
ブラックフォーマルは着用を避けるべき?
ブラックスーツが略礼服なら、ブラックフォーマルは礼服に当たるため、より厳かなイメージがあるので、ブラックフォーマルなら場にも合っていると言えます。
昔は、ブラックフォーマルは遺族か喪主が着るものとされていましたが、昨今では、喪主などもブラックスーツを着る方が増えたので、ブラックフォーマルでもよしとされています。
喪に服す気持ちが見て取れるので、ブラックフォーマルでもよいですし、一般の参列者の場合は、ブラックスーツでもブラックフォーマルでも特に分けられてはいません。
いつ告別式があっても良いように揃えておこう まとめ
それでは、告別式にビジネススーツはOKなのか、また服装のマナーの基本やスーツの種類による違いなどご紹介してみました。
告別式では、礼装が基本なので、どうしてもという場合以外はビジネススーツはマナー違反になります。
なので、いつ告別式に呼ばれてもいいように、1着は葬儀に使えるブラックスーツを用意しておくと、社会人として恥ずかしくないですし、悪目立ちも避けられます。
最後までお読みいただきありがとうございました!