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「日射病」「熱射病」「熱中症」の症状の違いは?対策など解説!

日射病と熱射病と熱中症の症状の違い 雑学・地域

夏になるとニュースでも、日射病、熱射病、熱中症とか色々報道されるけど…

正直症状の違いが良くわからないんだよね。

確かに、混乱するし、どう対策を取ったらいいのかがわからないわよね。

今回は「日射病」「熱射病」「熱中症」の症状の違いと対策方法など紹介するわ!

「日射病」「熱射病」「熱中症」の症状の違いと言うと、正確に答えられる方は少ないと思います。

今回は、それぞれの症状の違いを元に、どう対策を取ったらいいのかなどご紹介します!

「日射病」「熱射病」「熱中症」の症状の違いは?

まず、「日射病」「熱射病」「熱中症」の違いですが、これはどの程度重症かによって判断されるので、どれも同じ病名で、熱射病、日射病は熱中症の一種です。

熱中症は、高温の環境下に長時間いることが原因で、体内に熱がこもり、症状が引き起こされるものを指し、その中でも重症度が高いと熱射病と呼ばれます。

違う名前で呼ばれるので、病名も違うように思われることも多いですが、実際は同じ病気に区別されます。

熱中症の症状とは?

熱中症は日射病や熱射病などの総称と書きましたが、軽度の熱中症の場合、目まいや立ちくらみ、大量の発汗、こむら返り、筋肉痛などが起き、中度になると、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状が現れます。

良くニュースなどで熱中症に注意しましょうなどと呼びかけられますが、これは熱中症が進行して、熱射病にかからないようにとの意味も込められているのかもしれません。

日射病の症状とは?

日射病の症状は、炎天下などに長時間いることで、身体の血管の太さが広がり、相対的に身体の中の血液が足りないような状態になるのが大きな特徴です。

それにより、脳への血流も減り、ボーっとしたり、倒れてしまったりしてしまうのが日射病の主な症状です。

つまり、日射病は、炎天下の場所にいる時に熱中症と同じ症状が発生したケースを指しますが、現代ではあまり使われることがありません。

熱射病の症状とは?

熱射病は、熱中症が重度になったタイプで、、意識障害やけいれん、40度以上の発熱などの症状が出るのが特徴です。

熱射病にかかると大変なので、軽度のうちに、早めに気付くことが重要になってきます。

後述しますが、熱疲労が進行すると、身体の体温を調節する機能が壊れてしまうため、身体は高温なのに、汗をかけない状態になり、結果、どんどん高体温が進行し、重要臓器の細胞を壊してしまう場合がある怖い病気です。

熱疲労と熱けいれん【番外】

熱射病には、日射病や熱射病の他にも、熱疲労や熱けいれんなども含まれます。

「熱けいれん」とは、血液中には塩分が含まれますが、汗を大量にかいて体内の塩分が失われ、身体の体液のバランスが崩れて、手足のけいれんなどが起こる症状です。

熱けいれんの場合体液のバランスが問題となるので、水分補給で塩分を同時に取らないと、いくら水分をとっても熱けいれんが起こるケースもあります。

「熱疲労」とは、日射病と熱けいれんが同時に起こるタイプで、熱が体内にこもって倒れてしまう症状を指す言葉です。

熱疲労も熱けいれんもかかってしまうと、最悪倒れてしまうので、暑い日は水分補給だけでなく塩分も摂っておくようにしてください。

熱中症などの対策は?

上記でご紹介した、日射病、熱射病、熱中症、熱疲労、熱けいれんのいずれも、長時間高温の環境下にいることで起こるため、対策としては、まず衣服をゆるめ、涼しい場所に避難することが大切で、水分補給や塩分補給(スポーツドリンクや経口補水液などがあればベスト)、できれば体を氷で冷やすなども対策となります。

意識がはっきりしていれば水分補給も可能ですが、顔色が赤く、汗もかけない状態になった時には、すぐに救急車を呼んでください。

わきの下や首の周り、太もも、股の付け根の辺りを冷やすだけでも効果はあります。

ただ、体を冷やしすぎると、顔色が蒼白になることもあるので、冷やし過ぎにも注意が必要です。

日射病も熱射病も熱中症の一種 まとめ

それでは「日射病」「熱射病」「熱中症」「熱疲労」「熱けいれん」などの症状の違いや対策法などご紹介してみました。

日射病も熱射病も重症度による違いがあるだけで、熱中症の一種です。

どの症状も暑い中長時間いることで起こるので、夏の間はすぐに水分と塩分が補給できるように、スポーツドリンクや経口補水液などを持ち歩き、適度に水分補給をするようにしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!