秋分の日のピラミッドに浮かび上がる羽根の影とは?羽毛の蛇の正体 | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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秋分の日のピラミッドに浮かび上がる羽根の影とは?羽毛の蛇の正体

秋分の日のピラミッドの不思議な現象とは? 9月

秋分の日には、ピラミッドに羽毛の蛇が出るらしいね。

チチェン・イッツァのピラミッドって聞いたことがなかったよ。

春分の日と秋分の日だけに浮かび上がる羽根の影よね?

今回は、秋分の日に浮かび上がると言われる羽根の影の正体など紹介するわ!

古代マヤ文明の都市遺産「チチェン・イッツァ」のピラミッド「エル・カステーリョ」は、春分の日と秋分の日にだけ浮かび上がる羽根の影があるそうですね。

今回は、ピラミッドに浮かび上がる羽毛の蛇の正体などご紹介します!

秋分の日にピラミッドに浮かび上がる羽毛の蛇の正体は?

マヤ文明で、1年のある時期(春分の日と秋分の日)にピラミッドの一部に、龍か蛇の姿が現れる日時計のようなものがあったと言われています。

この現象は、古代マヤ文明の都市遺産「チチェン・イッツァ」のピラミッド「エル・カステーリョ(別名ククルカン・ピラミッド)だけに、1年のうち春分の日と秋分の日の夕暮れだけに見られる現象です。

チチェン・イッツァのピラミッドは、現在のメキシコのユカタン半島北部に位置しており、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。

別名「ククルカン・ピラミッド」とも呼ばれていますが、名前のククルカンの由来は、メソアメリカにおける最高神「ケツァルコアトル(鶏と蛇がくっついたような姿で描かれることが多い)」のマヤ語名で、羽根のある蛇・農耕神・風と豊穣の神として祀られています。

ククルカンは、9層からなるピラミッドとして知られ、ピラミッドの四辺の階段各91段、そして最上部1段の合計が365段と、1年の日数と同じ段数になることでも知られていますが、古代マヤ文明の天文学の知識の高さを表していることでも有名です。

ピラミッドになぜ羽毛の蛇が見えるの?

ククルカンに羽毛の影のようなものが見える現象は、まず、ピラミッドの最上部にククルカン神殿があり、春分の日と秋分の日の夕暮れだけ、ピラミッドの北側階段の側面にジグサグの影が差して、階段下部のククルカン頭部像と繋がる姿が、まるで大蛇の姿をした神が天から降りてきたように見えることから羽毛の蛇と表現されることも多いです。

ただ、この現象は、近年まで気づかれなかったとも言われており、春分の日と秋分の日が有名になったのは後のことでした。

昨今では、すっかり有名になった現象で、春分の日と秋分の日には、ククルカン・ピラミッドの羽毛の影を見ようと、観光客が大勢来るみたいです。

ピラミッドの形が成した不思議な現象ですが、直に見てみたい現象の1つですね。

写真を見てみると、確かに蛇のようにも見えますが、かなり想像力が働かないと見られない現象とも言えるので、もしかしたらギリシャの星座と同じような捉え方かもしれません。

羽毛の蛇が見えるのはピラミッドが8面体だから?

エジプトには、ギザを含める3大ピラミッドがありますが、世界最大規模のクフ王のピラミッドが一番有名ですよね。

実は、このクフ王のピラミッドが8面体をしていたとわかるのは、第二次世界大戦前のことでした。

ある国の空軍がピラミッドを空から撮影した所、映したピラミッドの写真の南面が、ちょうど中央で割れているように見えたそうで、それが偶然にも秋分の日だったことで、謎の現象として話題になります。

ピラミッドの四面に、それぞれ頂上から垂直に線が引かれているように見える=内析と呼ばれる現象ですが、この窪んでいる部分が偶然の産物であると唱える学者もいれば、4面揃って内析しているのは不自然だと事実を否定する学者もいるなど、論争の的にもなっています。

詳しい事実はまだわかっていませんが、ククルカンのピラミッドの構造が、春分の日と秋分の日に羽毛の蛇を見せていることは間違いなさそうです。

秋分の日はピラミッドの神秘が明かされる時? まとめ

それでは、秋分の日にピラミッドに浮かび上がる羽毛の蛇の正体や見える理由などご紹介してみました。

ククルカン・ピラミッドを見に行くなら、ぜひ春分の日が秋分の日に行かれるのをおすすめしますが、本当に羽毛の蛇に見えるのかが気になる所です。

幻想的な雰囲気が残る古代文明ですが、謎が謎のまま残っているからこそ、古代文明という気もして、一種のミステリーも感じます。

秋分の日は観光客でにぎわうそうですが、気になった方は、ぜひ秋分の日のピラミッドの陰についても調査してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!