GW中に車内に子供を残すのは危険!実は夏より怖い熱中症とは? | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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GW中に車内に子供を残すのは危険!実は夏より怖い熱中症とは?

GW中に車内に子供を残すのがNGな理由 5月

GW中に車内に子供を残すのは危険らしいね。

熱中症も怖いけど、誘拐や車が勝手に動くこともあるらしいよ?

確かに…子供を車内に残すのは色々な意味で怖いわよね。

今回は、GW中に車内に子供を残す危険性など紹介するわ!

GW中に限ったことではないんですが、とくにお出かけが多いGWには、車内に子供を残して用事を足すなどは危険だと言われています。

今回は、GW中に子供を残していく親がどれくらいいるのかや、危険性などご紹介します!

GW中に車内に子供を残す親は55%もいる?

2022年12月13日~2023年1月12日までの1カ月間のアンケ―ト「子どもの車内事故に関するアンケート調査」によると、「時間の長さに関わらず、少しの時間であっても子どもを車内に残したまま車を離れたことがありますか?」との問いに、54.9%の方が「ある」と回答しています。

また、最も多かった理由は「用事(買い物や兄弟の送迎など)を終えてすぐに(5分以内)車に戻ることができるため(54.8%)」となっており、短時間なら大丈夫と軽く考えている親が多いことがわかりました。

ほかにも、「子どもが寝てしまい、起こさないため」19・3%が続き、「子どもの希望(降りるのを嫌がるなど)」12・6%などが上位を占めていて、ある意味日常的に放置している実態も浮き彫りになっています。

GW中は、子供を連れてドライブになど行く方も多いですが、短時間で済むと思っていたのに、実際は混雑していたなど、長く時間がかかるケースもあるので、残して離れるのは避けましょう。

車内に子供を残して離れるのが良くない理由

まず、GW中に車内に子供を残すことは非常に危険だと思ってください。

車内の温度が急激に上昇して、熱中症や脱水症状を引き起こす可能性もあり、最悪の場合、命を落とすことがあります。

また、車内に子供を残したまま離れることは、誤って車が動き出す可能性や、誘拐などの犯罪被害に遭うリスクもあります。

なので、車内に子供を残すことは、絶対に避けるべきですし、万が一、車内に子供がいる場合は、必ず同乗者(親など)と一緒に車から降りるようにしましょう。

また、車内の温度が上昇しないように、窓を開ける、クーラーをつけたままにすることも重要ですが、この場合も近くにいることは忘れないでください。

GW中の5月に熱中症が多くなる理由

自動車内の熱中症は真夏に起こると考えられがちですが、5月がなぜ危険なのかと言えば、暑熱順化(体が暑さに慣れているかどうか)していないことで、熱中症になる危険性が高まるからです。

子供も大人も真夏になると、どんどん暑さにも慣れていきますが、皮膚の血液量が増えて、どんどん汗をかき、気化熱や体の表面から熱を逃がしやすくなり、暑さに強くなるのが暑熱順化(しょうねつじゅんか)と呼ばれるものです。

では、GW中の5月はというと、春や初夏はまだ「暑熱順化」ができていない状態なので、汗をかきづらく、熱が体内にこもることで体温が上がり、すぐに体温が危険域に達するので熱中症にかかりやすいと言われています。

まだ5月だからと安心せず、逆に5月だからこそ、余計に熱中症には気をつけないといけないんですね。

軽より大型SUVのほうが室温が上がりやすい?

大型SUVと軽ワゴンの車内温度を調査した実験では、10分後の車内温度は、大型SUV(33.6度)、軽ワゴン(32.0度)になり、20分後では、大型SUV(37.7度)、軽ワゴン(34.4度)となり、30分後は、大型SUV(39.9度)、軽ワゴン(35.5度)、1時間後には、大型SUV(43.5度)、軽ワゴン(37.5度)となり、大型SUVの方が6度も高くなっています。

普通に考えると、軽よりも大型の車の方がスペースが広く、車内温度も上がりづらいイメージがありますが、実際には大型車の方が車内温度は上がりやすいんですね。

JAFの調査によると、車内の温度が上がるかどうかは、室内の広さではなく、太陽光を受けるフロントガラスの広さと角度が影響していると言います。

もし、子供が寝ているからと起こさないようにした気遣いが、逆に子供を熱中症の危険にさらすこともあるので、同乗者が他にいない場合は、起きるまで待つか、起きるのを覚悟の上で、子供は連れ出した方が安心して買いものもできるでしょう。

本当に子供のためを思うなら、車内に子供を残して離れるのは避けるようにしてください。

GW中は車内に子供を残さないことが大切 まとめ

それでは、GW中に車内に子供を残して離れる危険性や、なぜ子供を残して離れる親が多いのかなどご紹介してみました。

短時間だから大丈夫とか、寝ている子供を起こさないためにと車内に残すことも多いですが、初夏の5月だからこそ、熱中症の危険性は高まります。

せっかくのお出かけで、子供に何かあっては一大事です。

熱中症の危険性、車が誤作動を起こす可能性、万が一の誘拐の可能性など考えたうえで、子供を車内に残すことは避けるようにしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!