新社会人は入社の時もそうだけど、普段のネクタイとかもマナーが気になるだろうなぁ。
ネクタイって選び方とか難しいよね。
リモートワークならそうでもないけど、確かにネクタイは必須の会社も多いわよね。
今回は、新社会人のネクタイマナーや選び方のポイントなど紹介するわ!
新社会人になると、入社式でもネクタイの選び方が気になりますが、実際に仕事を始めてからもまた勝負所ですよね。
今回は、新社会人がぜひ押さえておきたいネクタイマナーなどご紹介します!
新社会人が押さえておきたいネクタイマナーとは
新社会人がネクタイを着けるなら、押さえておきたいマナーとしては、ネクタイの長さ、ノットの形、色選び、デザイン選びなどポイントがいくつかあります。
まずは、どんなネクタイが新社会人にぴったりなのか、基本から見ていきましょう。
ネクタイには4種類ある
ネクタイとひとくちに言っても、形状は4種類あり、「ナロータイ」「レギュラータイ」「ワイドタイ」「ボウタイ」などに分かれます。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
- ナロータイ:ネクタイ先端の一番太い部分の幅が4〜6㎝ある、カジュアル向けのネクタイ
- レギュラータイ:ネクタイ先端の幅が7〜9㎝ある、ビジネス向けのタイ
- ワイドタイ:ネクタイ先端の幅が10㎝以上ある、カジュアル向けのタイ
- ボウタイ:襟元で蝶結びをするネクタイの総称で、蝶ネクタイが有名
このように分かれており、ビジネス向けに選ぶなら、レギュラータイを選んでおけば安心です。
季節に応じて素材を選ぶ
ネクタイは季節によって、生地の素材を使い分ける必要があるので、以下にどの季節にはどの素材が向いているのかを見ていきましょう。
- シルク:オールシーズンOKの一般的な素材
- コットン:オールシーズンOKで、マットな質感が特徴
- ニット:春秋向けで、カジュアルな印象
- リネン:春夏向きで、シルクよりもカジュアルな印象
- フレスコ:春夏向きで、メッシュ状が一番の特徴
- ウール:秋冬向きで、温かさを感じる
素材によって、どんな印象を与えるかが決まるので、もし選び方に迷ったときには、シルクかコットンを選んでおきましょう。
また、ビジネスシーンで使うことを考えても、オールシーズン使えることから考えても、シルクが一番無難かなと思います。
ネクタイの結び方一覧
ネクタイの結び方は大きく「プレーンノット」「ダブルノット」「ウィンザーノット」の3種類に分かれます。
以下に、簡単な特徴と結び方の参考になる動画をご紹介します。
プレーンノットとは
ネクタイで一番簡単な結び方とされていて、シンプルな結び方なので、形状や生地に関わらず、どんなシャツにも合うとされています。
ダブルノットとは
ダブルノットは、小剣に対して大剣を2回巻きつける結び方で、上半身にボリュームを持たせたい男性にぴったりの結び方です。
ウィンザーノットとは
ウィンザーノットは、少し結び方が難しいタイプですが、お洒落な結び方で、かつ崩れにくいとの特徴があり、よりフォーマルな場にふさわしいとされています。
新社会人のネクタイ選びのポイント
新社会人に限らず、ビジネスマンではネクタイ1つで相手に与える印象も変わってきます。
とくに、新社会人はまだわからないことも多いので、服装選びで失敗したくはないですよね。
以下に、ネクタイ選びのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。
ポイント①カラーはブルーかネイビーで
まず、ネクタイの色ですが、無難なのはブルーかネイビーです。
なぜ、ブルーやネイビーがおすすめかと言えば、青色系は「真面目・誠実・知的・清潔感」などの良い印象を与えるからです。
新社会人として仕事を始めた当初は、まず初対面の印象が大切なので、受けが良いブルーを選んでおきましょう。
また、水色は「真面目・爽やか」などの印象を与えますし、エンジは「クール・根気・ポジティブ」などの印象を与えやすく、どちらもスーツとの相性が良いので、こちらも1つ用意しておくと便利です。
ポイント②デザインは無地かストライプで
ネクタイのデザインも、派手になり過ぎないように、無地かストライプを選びましょう。
中でも、レジメンタルは若々しい印象を与える反面、色味が多い物やストライプ幅が広い物は派手な印象を与えるので、ストライプは控えめなデザインを選ぶのもポイントです。
一方、無地は落ち着いた印象を与えますが、コットンの生地だと、カジュアルや特別感を与えてしまうので、定番のシルク生地を選び、光沢感も演出してみてください。
ポイント③迷ったらシルクのレギュラータイで
上記でネクタイの形状には4種類あると書きましたが、もし選ぶのに迷ったときには、シルク生地のレギュラータイを選ぶのが無難です。
カジュアル感を出したいなら、どんなネクタイでもそこまで問題はありませんが、仕事場ではビジネス感を出したい所なので、よりきちんと感を与えるレギュラータイで、かつ、オールシーズン使えるシルクのネクタイはぜひ用意しておきたいネクタイの一つです。
ポイント④スーツやワイシャツに合わせる
ネクタイは単体ではなく、スーツやワイシャツと一緒に身につけるので、全体的なコーディネイトも重要です。
とくに、一番の主役でもあるスーツとは違和感のないコーデをしないといけません。
基本的には、ビジネススーツでは、スーツとネクタイの色は近いものを選ぶのポイントとされているので、それぞれのスーツのカラーに合わせてネクタイも選ぶようにしましょう。
スーツの種類 | ネイビー系スーツ | ブラック系スーツ |
ネクタイの色 | ネイビー系 | ブラック・濃いネイビー・エンジ系 |
デザイン | スーツに細いストライプが入っているなら、ネクタイは太めのストライプ | スーツが無地なら、ブラックとホワイトのレジメンタル柄や、柄がエンジやブルーカラーの小紋柄 |
ネクタイの選び方のNG例
ネクタイの選び方についてご紹介してきましたが、これはNGとのケースも見ていきましょう。
新社会人もネクタイの基本マナーは押さえておこう まとめ
それでは、新社会人のネクタイマナーとして、どんな種類のネクタイがあるのか、ネクタイの結び方の種類、選び方のポイントなどご紹介してみました。
ネクタイ1つで取引先の相手方によい印象や逆に悪い印象を与える可能性もあり、選ぶときにはどんなシーンで使うのかも考える必要があります。
カラーやデザインなど、ポイントを押さえて、ぜひ社会人として幸先の良いスタートを切ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!