
溶けない粉砂糖にはコーンスターチが入ってること多いよね?
でも、なぜコーンスターチが入ってるのかな?

コーンスターチを入れるとダマになりにくいかららしいわ。
今回は、溶けない粉砂糖にコーンスターチが入ってる理由や自分でも作れるのかなど紹介するわね!
溶けない粉砂糖と言えば、私は泣かない粉糖が思い浮かびますが、とくにスノーボールクッキーなどに利用すると、しっかりとまぶせますよね。
今回は、溶けない粉砂糖にコーンスターチが入っている理由などご紹介します!
溶けない粉砂糖にコーンスターチが入っている理由

溶けない粉砂糖にコーンスターチが入っているのは、粉砂糖が固まらずに手軽に使えるようにするためです。
コーンスターチを粉砂糖に混ぜると、粉砂糖の結晶がくっつきにくくなり、粉砂糖が固まるのを防ぎ、さらに扱いやすい状態にできるんですね。
また、コーンスターチ自体には甘みがないため、粉砂糖の甘さや風味に影響を与えないのも関係しています。
溶けない砂糖とコーンスターチ入りの粉糖の違い
溶けない粉砂糖にコーンスターチが入っているからと言っても、コーンスターチが入るだけでは溶けない粉糖は作れません。
コーンスターチにはダマになりにくくするとの効果しかないので、溶けにくい粉砂糖とは全くの別物です。
つまり、溶けない粉砂糖と書いてないのに、コーンスターチが入ってる場合は単にコーンスターチが多めに入ったただの粉糖になります。
ちなみに、コーンスターチが入っている粉糖には、コーンスターチが3%ほど含まれており、スーパーなどで売っている粉糖のほとんどがこちらのタイプです。
溶けない粉砂糖が小麦粉入りでない理由
溶けない粉砂糖の多くにはコーンスターチが入ってますが、同じ粉なら小麦粉でもいいのでは?と思ったことはありませんか?
ただ、一般的には、溶けない粉砂糖に小麦粉を加えてしまうと、小麦アレルギーを持つ人にとって健康被害を引き起こす可能性があり、小麦粉は加えられないケースも多いんです。
一方、コーンスターチは、小麦粉アレルギーがないので、一部の方には安全(コーンスターチのアレルギーの方も少数派ですがいます)で効果的な代替品として使われています。
泣かない粉糖とは?

泣かない粉糖というのは、普通の粉砂糖よりも粉状になりやすく、水分を吸収しにくい特殊な加工がされた砂糖を指します。
加工することで、湿気がある場所でも粉砂糖が固まり、菓子作りの最中に生地に混ぜた時にも、水分を吸収して、生地がベタベタになることが少なくなります。
泣かない粉糖の使い道
別名デコレーション用シュガーとも呼ばれる「泣かない粉糖」は、溶けにくいように粉糖の粒子に油脂をコーティングした砂糖です。
シュトーレンやスノーボールクッキーなど、できるだけ粉糖が溶けない方がいいスイーツによく使われます。

普通の粉糖との違い
普通の粉砂糖は、添加物として少量のコーンスターチが入っていることケースも多いです。
粉砂糖が固まりにくくなるように配合されているわけですが、実はコーンスターチ自体もアレルギーがあるので、小麦粉アレルギーほど患者は多くないですが、アレルギーの可能性がある点には注意してください。
普通の粉糖の使い道
グラニュー糖を細かく粉砕した、いわゆる普通の粉糖は、クッキーやアイシングの材料などによく使われます。
アイシングを作る時に溶けない粉糖を使ってしまうと、水や卵白に溶けないので、アイシングには普通の粉糖を使うようにしてみてください。
ただ、溶けない粉糖とは違い、かけるだけですぐに溶けてしまうので、デコレーションなどには向きません。
コーンスターチ入りでも溶けない粉砂糖とは限らない まとめ
それでは、溶けない粉砂糖にコーンスターチ入りが多い理由や普通の粉砂糖と溶けない(泣かない)粉砂糖の違いなどご紹介してみました。
溶けない粉砂糖にはコーンスターチが入ってることも多いですが、普通の粉砂糖にもコーンスターチが入ってることはあります。
つまり、普通の粉砂糖と溶けない粉糖との違いは、コーンスターチ入りかどうかではなく、溶けないように処理されているどうかです。
普通の粉砂糖と溶けない粉糖は用途が違うため、ぜひ違いを押さえて効果的にスイーツ作りに活用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!