2月15日は春一番名付けの日！由来やおもしろ雑学など解説！今日は何の日？

2月15日は春一番名付けの日だね！

そういえば、北海道って春一番はいつ吹くのか気にしたことなかったなぁ。

春が来たかどうか、雪が消えたかで判断することが多いのよね。

今回は、2月15日が春一番名付けの日になった由来やおもしろ雑学など紹介するわ！

2月15日は春一番名付けの日ですが、春一番と呼ばれる風が吹くと、春を感じる方も多いと思います。

今回は、記念日ができた由来やおもしろ雑学などご紹介します！

2月15日は春一番名付けの日

2月15日は春一番名付けの日ですが、天気予報で初めて「春一番」という言葉が使われた日を記念して制定されました。

ちなみに、春一番とは、春本番が始まる前に数日間にわたり吹く南風のことで、冬の北風とは逆方向に吹くことから春一番と名前がついたみたいです。

例年では、2月～3月半ばに吹くことが多く、「立春」から「春分」の間に吹き、気象庁では「春一番」の到来が毎年発表されています。

元々は、漁師の間で使われていた「春一番」や「春一」ですが、1859年2月13日に、長崎県壱岐郡郷ノ浦町の漁師が漁に出たとき、強風で船が転覆して53人の死者を出す事故があり、春一番の名前はそこから由来しているとも言われています。

また、「春一番」の語源などは諸説ありますが、1963年2月15日の朝日新聞の朝刊で「春の突風」という記事が載ったことから、これが新聞での初出とされた結果、2月15日が「春一番名付けの日」に決まったとの説も有力です。

春一番と言うと、春に吹く強い風のイメージがありますが、実は春一番となるにはある程度の風力が必要となります。

具体的には、風速8m以上の強風であることが条件で、これ以下の風速は春に吹いた強めの風であっても春一番とは認定されません。

ただ、風速8Mはかなりの強風というか疾風に近く、木の葉が揺れるのはもちろん、流れのない池や沼の水面が波立つほどの強さです。

春一番と聞くと、縁起のいい現象にも思えますが、実際は、海難事故、融雪による洪水、雪崩などに注意が必要で、だからこそ、気象庁は春一番を発表して、春の到来とともに、注意を促しているのかもしれません。

春一番は昔漁師が広めたとの説がある一方で、当時は業界用語として使われていた背景もあり、一般の人が春一番と使うことは少なかったと言います。

その「春一番」を広めたと言われるのが、1975年頃に絶頂期にあった「キャンディーズ」で、アルバムに「春一番」という名前の楽曲が収録されています。

翌年にシングルとして発売され、大ヒットとなるのですが、その影響で一般の人にも春一番が広まったそうです。

また、春一番だけでなく、春二番や春三番もあり、南寄りで風速8m以上ある風が、2回目に吹いたら「春二番」と呼び、それに続く3回目の風は「春三番」と呼ばれています。

ちなみに、春三番以降は名前がなく、ただの強風で終わるみたいです。

2月15日は春一番名付けの日ですが、過去の2月15日に起きたできごとなどを一覧でまとめてみましたので、参考にしてみてください。

2001年のできごと：日韓共催の「2002年サッカー・ワールドカップ」のチケット申し込み受け付けが開始となる。
1998年のできごと：ロックバンド「GLAY」のコンサートチケットの予約発売で電話が殺到し、NTTの回線がマヒするなど、全国で電話がかかりにくくなる現象が起きた。
1989年のできごと：1979年12月からアフガニスタンに駐留中だった「ソ連軍」の撤退が終わる。
1981年のできごと：「日本劇場＝日劇」が閉館となり、半世紀の歴史に幕を閉じた。
1939年のできごと：「早稲田大学」が本科への女子学生の入学を許可した。