子供の日に兜を飾るのはなぜ?意味や由来など疑問を徹底解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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子供の日に兜を飾るのはなぜ?意味や由来など疑問を徹底解説!

子どもの日に兜を飾るのはなぜ? 5月

子供の日には兜を飾る家庭が多いけど、そもそもなぜ飾るのかな?

やっぱり、意味や由来とかあるの?

子供の日に、兜や鎧を飾る理由は危険回避の意味もあるみたいよ?

今回は、子どもの日に兜を飾るのはなぜなのか、意味や由来、理由など紹介するわ!

子供の日になると、家に鯉のぼりや兜を飾るご家庭も多いと思いますが、なぜ飾るのか意味や由来をご存じですか?

今回は、子どもの日になぜ兜を飾るのか、意味や由来など歴史から探っていきます!

子供の日に兜を飾るのはなぜ?

子供の日になぜ兜を飾るのかと言えば、病気や事故などから子どもを守り、困難に勝ち、かつ、丈夫に成長して欲しいとの願いが込められているからです。

兜や鎧は戦国時代では、武士を危険から守ってくれる存在でもあったため、それにあやかり、子どもを危険から守り、安全に暮らせるようにとの思いがあると同時に、病気や事故などからも守ってくれるようにと飾っているんですね。

ただ、子供の日の兜は戦闘用ではなく、式典用のタイプを使います。

式典用の兜や鎧はカラバリが豊富で、コンパクトサイズなど、飾るために作られたものなので、子どもの日のお祝いにもちょうどいいんですね。

式典用であっても、子どもの安全を祈願するのは同じで、本当の戦には使えなくても、意味は十分にあると言えます。

子どもの日に兜を飾る時期は?

子供の日の兜は特に飾る時期に決まりはありませんが、一般的には春分の日を過ぎた頃から飾り始めるご家庭が多いです。

なので、飾り始める時期の目安として、4月の上旬から下旬辺りに飾ることが多く、また、初節句の場合は一月ほど早い3月下旬から飾ることもあります。

どちらにしても、お祝いの日である「子どもの日」の前日(5月4日)には飾らないのが基本です。

なぜ前日に飾るのが良くないかと言えば、「一夜飾り」は神様に失礼にあたるからです。

また、せっかくの兜ですから、飾る時期が短くなるよりは長く飾った方がよりご利益を得られる気もします。

兜をしまう時期にも目安がある

兜は長く飾るのが良いとはいっても、しまうのが遅すぎるのも考えもので、もし6月に入っても飾ったままだと、だらしがない人に見られる可能性もあります。

なので、時期の目安としては、5月の中旬頃までにはしまうようにしてみてください。

もし片付ける日がわからない場合は、縁起の良い日として大安や友引の日を選んで片付けましょう。

また、天気が悪い日にしまうと、兜や鎧がかびる心配もあるので、天気が良い日を選んで、しっかりと乾燥させてからもポイントです。

兄弟が多い場合はどうする?

子供の日は毎年あるものですし、兄弟が多かったとしても、一人分あれば十分というご家庭も多いです。

ただ、本来の意味からすれば、兄弟が多くても、一人一人に用意してあげるのが良いとされます。

なぜなら、兜などは子どもの災厄から守る守護神的存在でもあり、災厄を代わりに受けてくれる化身でもあるからです。

一人だけに用意すれば、他の兄弟にはご利益が得られない可能性もあるため、一人ずつ用意する必要があります。

もし、子どもが多すぎて部屋に飾れないと言う時には、コンパクトサイズの兜を選べば安心です。

五月人形や兜を母方の家で用意するのはなぜ?

子供の日の兜や鎧などは、母方の実家で用意するのが一般的ですが、なぜ母方なのかと疑問に思ったことはありませんか?

実は、これには、昔結婚をしたら妻が夫の家に入り、夫の両親と同居するのが当たり前と考えられていた時代があったからで、離れて暮らす母方の両親が、孫や娘の顔が見たくて五月人形(兜)や鯉のぼりを夫側の家に持参していた経緯があったからです。

ただ、最近では両親と同居しないケースも増え、必ずしも母方の家で用意するものではなくなっています。

また、地域によっても違うので、母方ではなく父方の家が用意することもありと、現代ではケースバイケースのようです。

いずれにしても、どちらの家が用意するかに決まりはないので、理想としては、父方が兜や鎧などを用意したら、母方は鯉のぼりを用意するなど、両家で話し合って決めるのが一番良いかもしれません。

なぜ兜や鎧を子どもの日に飾るかには理由がある まとめ

それでは、子供の日に兜や鎧をなぜ飾るか、意味や由来と、母方の実家で用意するものとされていた理由などご紹介してみました。

子供の日に兜を飾るのは、子どもが事故などの危険に合わないようにと依り代にする意味があるため、兄弟が多くても、一人一人に用意するのが理想と言われています。

また、昔は母方の家で用意することも多かった鎧や兜ですが、現代ではケースバイケースなので、できれば、父母の両家で話し合いをして、片方では兜や鎧、片方では鯉のぼりを用意するなどして、片方だけに負担がかからないようにしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!