こたつはエアコンなどよりも電気代が安いと言われているよね?
でも、さすがに一日中だとどうなるのかな?
こたつの出力やヒーターの種類などによっても変わるらしいわ。
今回は、こたつを一日中つけた時の電気代はいくらになるのかなど紹介するわね!
部屋に暖房がない時や部屋にこもりっきりでいる時などは、こたつを利用すると便利ですが、一日中つけっぱなしでいると電気代が気になりますよね?
今回は、こたつを1日中つけていたら電気代はいくらになるのかなどご紹介します!
こたつを一日中つけると電気代はいくらになる?
こたつは「やぐらこたつ」と「堀ごたつ」の2つに大きく分かれますが、やぐらこたつは、テーブルのように床にそのまま置いて使うタイプで、一方、掘りごたつは、床が掘られていて足が下せるタイプでお年寄り向けとされています。
どちらも同じこたつですが、気になるのは電気代で、一日中つけっぱなしにした場合、いくらくらいかかるのだろう?と思ったことが一度はあると思います。
こたつにはヒーターや布団などでも温かさは違いますが、一般的なこたつの電気代は以下の通りです。
火の強さ | 一時間あたりの電気代 | 1日(8時間)の電気代 |
弱 | 2.2円ほど | 17.6円ほど |
強 | 4.3円ほど | 34.4円ほど |
このように、電力単価が安いこたつであれば、1時間当たりの電気代は「強」にしても4円ほど、一日8時間つけっぱなしにしても35円ほどです。
ちなみに、8時間ではなく、一日中つけっぱなしにしたとしても、電気代は48~120円程度とされています。
そもそもが、こたつは規定温度に達すると自動的に止まり、温度が下がるまでは動かない仕組みになっているため、一日中ヒーターを動かす機械ではありません。
なので、一日中つけっぱなしにしても、電気代は他の暖房器具と比較して安いと言えます。
こたつの熱源によって電気代は違う?
こたつを一日中つけっぱなしにしても、電気代は約120円と書きましたが、こたつは熱源の差によっても電気代が変わってきます。
熱源によって電気代が違うことを知っていれば、こたつを買う時にも本体価格と比較して、コストパフォーマンスが良いこたつを買えますよね。
ちなみに、私は部屋に暖房がないので、冬のシーズンはこたつだけで暖を取っています。
以下に、代表的な熱源をご紹介しますので、それぞれの1時間当たりの電気代を見ていきましょう。
熱源①ハロゲンヒーターの場合
ハロゲンヒーターが熱源の場合、ハロゲンランプが点灯し、赤外線を放射するタイプのこたつで、立ち上がり時間の早さ、即暖性などに優れています。
こたつの内部が早く温まるので、より寒い日に活躍してくれるでしょう。
パワフルな分本体価格が他のこたつよりも少し高めなことが多いのが欠点ではありますが、一方で他の熱源よりも寿命が長いとのメリットもあり、コスパはそれほど悪くありません。
ただ、すぐに温まる分、消費電力は600W程度と高めで、一時間あたりの電気代が高くなる傾向もあります。
ハロゲンヒーターの種類にもよりますが、「弱」にした場合の1時間あたりの電気代は「約1.9円」、「強」にした場合の1時間あたりの電気代は「約4.9円」です。
熱源②フラットヒーターの場合
フラットヒーターが熱源の場合、面状で薄型のカーボンヒーターを温めるタイプのこたつで、厚みが薄く、そのため、足の出し入れがしやすく、座面が厚手の座椅子も使えるなど、こたつの中を広々と使えることが最大のメリットでしょう。
また、広いこたつの内部に熱が効率よく行き渡るので、ムラなく均一にこたつ内部を温められるのも特徴の1つです。
消費電力も300Wくらいと低めで、「弱」にした場合の1時間あたりの電気代は「約2.2円」、「強」にした場合の1時間あたりの電気代は「約3.9円」となり、ハロゲンヒーターとは1時間当たり1円ほどの差があります。
熱源③石英管ヒーターの場合
石英管ヒーターの場合、こたつの中でも一番スタンダードなタイプのこたつで、スイッチを入れてから適温になるまでがやや遅く、こたつ内部が温まるまで多少時間がかかるのが特徴です。
遠赤外線の輻射熱を利用して、体をじんわりと温めるタイプなので、定番のこたつでもあります。
石英管ヒーターの消費電力は500Wくらいなので、ハロゲンとフラットヒーターの中間くらいの電力が必要になります。
なので、「弱」にした場合の1時間あたりの電気代は「約1.3円」、「強」にした場合の1時間あたりの電気代は「約3.8円」となり、温まるまでに時間がかかる欠点を除けば、本体価格も安く手を出しやすいこたつと言えるでしょう。
一日中こたつをつけても電気代は安い? まとめ
それでは、こたつを一日中つけていたら電気代はいくらくらいになるのかや、熱源による1時間当たりの電気代の違いなどご紹介してみました。
こたつは、一日中つけていたとしても、終始フル稼働するわけではないので、こたつの内部の温度が下がらない状態なら、さほど電気代は高くなりません。
ただ、逆に、こたつの内部の温度が下がる状態が続けば、それなりの電力が必要となるので、こたつ布団などは必須と言えます。
とはいえ、メーカーによっても布団の種類によってもこたつの電気代は変わりますし、他の暖房器具と比較すれば、電気代は安めです。
電気代が安いこたつで、ぜひ、冬の寒さも乗り切ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!